モーゼルM712
今度は伯爵の愛銃を紹介します。
何でも20発入りの弾倉モデルはかなりレアらしく、コレクターの間ではかなりの値段で取引されている模様です。
雑談終わり・・・どうぞ!!
製造年:1931年
製造国:ドイツ
全長:288mm
重量:1240g
口径:7.63mmx25
装弾数:10発だが、20発のロングマガジンもある。
要約:1896年にドイツの老舗銃器メーカーであるマウザー社が開発したC96をフルオートが可能にしたモデル。
この銃の特徴はストックが標準装備されてるという事だが、木製でそれをグリップの後ろに取り付ければカービン銃として使用可能という所。
しかし、拳銃で長距離を狙うなど論外に等しいためあくまで補助的な役割を担っていたと思われる。
またドイツではついに正式採用されずに代わりに他国で正式採用されたりして、その挙句に様々な口径モデルも誕生した。
グリップを止めるネジ以外は1本も使用せず分解も可能であるが、余りに複雑な形をしているためか扱いには相当な練習が必要でもある。
グリップは小型のためアジア系の民族からは愛用され馬賊などもこれを愛用していたとも言われている。
伯爵のモーゼルは本家であるマウザー社が開発した純正品であるがグリップが大型にされているなど僅かながらに工夫されている模様。
通常、伯爵はこれを腰のホルスターに入れて持ち歩いている。