表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

出会い。

俺…なんでこんなに好きなんだろ。。。


こう想い始めたのは、高校生になって、

やっと一年が過ぎようとしていた冬の寒い、ひどく風の強い日だった。


あいつと出会ったのは、中学一年になったころだった。

真新しい制服に身を包み、緊張して入学式を乗り越えたことを今でも鮮明に覚えている。


俺は、小学校の友達以外にも新しい友達が増え

毎日が楽しい日々を送っていた。


一ヶ月ほど経っただろうか。。。

いくら、男でもどうしても恋に落ちることがあると思う。。。


俺は、その期間に入ったのだった。


男友達での恋バナは、何か変な感じがした。


もちろん、こんな話になった・・・。

「この学校で一番誰が可愛い?」

という話題になった。


俺は、まだその頃本当に好きって感情は無く

まだ誰も好きって言えず、可愛いっても言えなかった。


しかし、友達の言うその女子は

下馬評通りというか、やっぱり大方の意見と一緒だった。


けど、俺は何か違う感じで・・・。

その女子は好きになれるタイプではなかった・・・。


それから、また一ヶ月くらいしただろうか。

俺は、ある一人の女の子が気になっていた。


名前は、山下やました 秋保あきほ

学校のアイドルというような感じではなく、

むしろ、清楚な感じのおとなしく

時折見せる笑顔と明るさが印象的な女の子だった。


今、思うと・・・秋保に気になったときから・・・

俺の心情は変わってきたのかもしれない。


その後も秋保が気になって

しょうがない。


けど、出身小を違うのでうまく話しかけることもできるはずもない。

男だったら、全く知らない人でも

フツーに話せるのに、女子になるとなぜか変わってしまう。。。

これが、俺の弱点だった。


その後、俺の友達と秋保はフツーに話せる仲になる。

俺は、チャンスと思うがそのときに限って

違う友達と仲がよくなっており、

そんな親密なことを相談できるはずでもなかった。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ