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【本編完結】小学生で迷子になっている   作者: へますぽん
王都 十三歳〜

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魔物概要

9/10の朝の更新後ほどなくしてPVの累計20000を達成しました。

うれしかったです。ありがとうございます。

「遅ぉーい!ずっと待っていてよ?」

ぷんすかするアスタさん。


「なんの話でしょう。聞いていません」

「いやだわ?一昨日から何度も伝えに参りましたでしょ?」


その都度つまみ出されて伝え損なったらしい。

「ではこのまま無かったことに」

取りつくしまのないディックの切り口上に全く怯むことなくアスタさんは

「馬車はこちらよ」

連行するのだ。


「ほら。ごらんなさい。ちゃんと今回は受注書類も書けましたの」

ドヤ顔で見せてくるけど、何でわたしの名前が勝手に書いてあるんだ?

指し示すと

「名前が短いから、真似するのが楽でしたわ」

「カイなら三文字!」

「だって。怖いじゃないの」


ぜったい断るっ。


そのはずが、顧客から手を回される。商隊店主から話を受けるように諭されたアル達も待ち合わせ場所にいた。



アスタさんは裕福な子爵の末妹で、今回その子爵様がタウンハウスまでお見えなのでついでに依頼を済ませて帰るそうだ。

アスタさんの行動監視(しりぬぐい)も兼ねていると思う。


商隊警護を請け負うパーティーなんだとアルもロブも訴えたが

魔物退治をすることになった。

兄妹そろってまったく聞かない。


裕福とはいえ領には騎士団なんて無いので、陛下に救済を求めてみたけれど

イロイロあって奏上してもあまりほとんど聞いてもらえない立場にあるらしい。

イロイロって執事がいったとき御当主がアスタさんにガンを飛ばして、アスタさんの目が泳いだから、そこでも彼女の活躍があったんだろう。すごい影響力だ。



派兵が望めないなら、領で募れば良さそうな話だが、手を挙げるものがなかったので王都の妹に話が来たらしい。


冒険者の雇用をという流れでなぜウチ?

「テオちゃんですら大トカゲ獲ったんでしょ?ウチに出ているのもトカゲ系?らしいのよ」

勝手にわたしの履歴を見たことをしれっと告げる。



羽毛があるので飛ばない巨鳥かと思われていたが顔立ちがトカゲ。

鼻面からシッポまでは3mほどあるが、半分はシッポだし頭がでかいので重さも体高も中型犬くらい。

強靭な二本足での高速ダッシュと鋭い爪、大きく開く力強い顎に嘴があってちょっとした獣は骨ごと食いちぎる。さらに抜群のコンビネーションによる群れでの狩は無双。


「やだぁ。こわぁーい」

「いゃー」

口元に指先を寄せ、こくびを傾げて上目遣いの三十路と10代男児のシンクロぶりっ子コンビに御当主の眉間の皺が深まる。

「アスタ」

「テオ」

話が進まないのでそれぞれ回収される。



「トカゲですよね?今春先で冬眠してそうですが?」

気を取り直したロブが問う。


雪も滅多に降らない温暖な気候が仇となって、羽毛をまとって元気に越冬中。

ただ捕食対象が少ないので、家畜に危害が出ている。領民にも。

「今までどう対処していたんですか?」

「数年前まではいなかったのがどこからか現れて、数を増やしております。罠で対処してきましたけれど、この頃はあまりかからないのです。若い個体が時々」

執事がうまくいかないとこぼす。


お付き合いありがとうございます

続きは今夜8時過ぎです


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