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蠱毒の王  作者: 学生先生
蜂巣編
7/7

No.5 習得

#前回までのあらすじ#


颯斗君が仲間になったとさ

 俺は泉に颯斗の事を言った。泉は驚きながら明日呼び出せっと怒りに満ちた声で電話をかけて来た。

颯斗に言って翌日の土曜日颯斗を昨日の空き地に呼び出した。


「悪りぃな土曜の昼間から呼び出しちまって」


「あぁ、気にすんな。だけど...。その女誰だ?」


「あ、あの。水間泉と言います。えっと。新人です。」


 緊張しているのか小声だった。ここに呼び出した理由はコイツかと颯斗が聞き返す。


「まぁ、それもある。でももう一つあるんだ!動力を使う練習付き合ってくれ!」


 俺は頭を下げ頼んだ。颯斗は付き合う代わりに二つの条件を出した」


「コイツの動力を教えろ。あと今度花人がメールで言ってたカツ丼おごれ。」


「私の動力は『ヤドクガエル』使い方は分からない。」


 さっきとは違う落ち着いた声で泉は言った。

颯斗は泉を信頼したのか水間も教えてやる動力の使い方と良い説明し始めた。


「まずは身体中の筋肉に力を入れろ。身体の奥があったかくなんだろ。」


 俺と泉は言われたとうり身体中の筋肉に力を入れると本当にあったかくなった。

颯斗は説明を再開した。


「次に自分の新人としての姿をなるべく詳しく想像しろ。」


 そう言うと颯斗には尻尾がはえ肘膝より先がトカゲの様な姿にどんどん変化して行く。

昨日の新人<颯斗>だ。俺はそう思ったが恐怖心は無かった。

俺たちは言われたとうり想像した。その瞬間......。


「うわ!めっちゃ可愛いじゃんこの衣装!」


 泉はそう言ったので気になって泉を見ると手足は三本指になり指先は吸盤がついていた。

頭には見るからにコスプレの様なカエルの帽子をかぶっていた。

だが、俺の身体は変化しなかった。


「俺変化ないんだけど。もう昨日みたいに飛べねぇのか?」


 そう呟いた時だった。俺は数センチだが飛んでいる。


「おぉ!飛んでるぞ!」


「多分花人が昨日の事を詳しく想像したからだと思う。」


 そう、颯斗は俺に向かって言った。


「まだだ。二人とも聞き手と何でもいいからカード思い浮かべろ。」


 俺ら二人はまだ何かあるのかと思いながら颯斗の言うとうり聞き手とじゃー度を思い浮かべた。


「わかった。うわ、なんか出た!タロットカード?」


 泉はそう言うと右手からタロットカードの様なものが出て来た。もちろん俺も颯斗もだ。

颯斗の説明を聞くとこのカードこそが『動力札』らしい。自分の動力の生物が書かれている。


「これが動力札。これ取られたらどうなるんどろ。私たち死んじゃうのかな 。」


 泉は怯えていた。俺は泉の頭に手を置き大丈夫っとそっと囁いた。


 「おっしゃぁ!こっからは練習あるのみだ!」


 俺は動力を習得するために練習を始めようとしたが颯斗に止められた俺はなぜだと聞き返すと颯斗は真剣な眼差しでこう言った。


「花人の能力は多分飛ぶ事だが泉もお前と同じで動力がわからないんだ。まずは水間の動力が何か探るぞ。」


 俺はごもっともだと思い泉の動力が何かを探る事にした。


「悪りぃな泉。ところで思い当たる事ないのか?」


「無くは無いかな。」


「水間聞かせてくれ。」


「えっと。花人なら分かると思うけどさウチで飼ってた黄金<ごう>..........。」


「あぁ、昔隣町の大海祭りで取った金魚か」


「今日死んじゃったの。餌をあげたっ直後にいきなり死んじゃって。」


「要するに水間の動力は毒を使うのかもしれないってことか。」


 俺は動力の事など考えずに黄金が死んだ事で落ち込んでいた。

その後俺らは泉の動力は毒を操る事だと考え個人で動力のコントロール練習をした。

泉はどうやら手の吸盤から毒を出せる様になったらしい。


「んぐぐぐぐぐぅぅぅぅ!!」


 その頃俺は俺は唸り声をあげながら両腕を羽に見立て飛べる様になる練習をしていた。


「お前らもう暗くなる今日はもう帰るぞ」


「まじかなら俺も帰るは。」


 俺たちは家に帰った。

どうも学生先生です。受験生とだけあって学校の課題の量が多く日々進めております。

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