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蠱毒の王  作者: 学生先生
蜂巣編
6/7

No.4 3人目の新人。

#前回までのあらすじ#


泉の家から帰る途中花人に何が起こったのか....。

 花人が家へ帰ろうとしたその時だった........。


 俺は腕に『No.47-B』と書かれたヘットバンドをした同い年位の少年がいた。

もしかしたら飼育者について何か知っているかも知れないと思い俺は尾行する事にした。

少年は何やら口笛を吹いている。


 少しの間尾行していると少年は後ろを振り返り一気に走り始めた。すかさず俺も走る。

中学の頃陸上部だったので走りには自信があった。少年と俺は奥へ奥へと進んで行く。

少年が曲がり角を曲がった俺も同じように曲がった。目の前には少し広いくらいの空き地があった。

行き止まりなのにもかかわらず少年の姿はなかった。


 その瞬間目の前に尻尾のようなものが生えている人型の生物がドンッ!と言う音と共に上空から落ちてきた。


「お前さっきからあとつけてるよな?動力札狙いか?」


 人型の生物はそう言った。月明かりに照らされ時俺は驚いた。

目の前にいる生物はさっきの少年だったのだ。少年は怒鳴りつけてこう言った。


 「答えろ!お前が新人なら殺して動力札を奪う!」


 身の危険を感じた俺はとぼける事にした。


 「カラ?何のこと?僕引っ越して来たばっかで道迷っちゃって君がいたから付いていけば大道理に出ると思ったんだよ!」


 「お前は今嘘をついた。殺す。」


 少年はそう言ってこっちへ向かって来た。俺はもちろん逃げた。少年は尻尾を振って攻撃して来た。

俺はジャンプし上手くかわしたが俺の後ろにあったドラム缶はひん曲がりふきとんだ。

俺は死を悟り両手をあげた。


 「なぜ動力を使わない!なぜ諦める!」


 そう言い少年は攻撃をやめた。俺は今なら話せると思い真実だけを伝えた。


 「待ってくれお前の言うとうり俺も新人だ。だけど本当に何も分からないんだ.....。」


 そう言うと少年はこう言い返した。


 「お前の動力は何だ。」


 「蝶だよ。」


 俺は素直に答えた。

少年は変身を解き話を聞いてくれそうだった。


 「俺は新山颯斗<あらやまはやと>木命高校の1-E、動力はトカゲ身体能力の強化」


 「俺は蝶野花人同じ木高一年クラスはA、動力は蝶どんな事が出来るかは分からない....。」


 「何で分からない。奴からのメールに書かれていただろ。」


 颯斗は不審に思ったのかお互いのメールを確認する事にした。颯斗のメールには能力・使い方が書かれていた。

だがやはり俺のには書かれていなかった。


 「本当に書かれてねぇ。」


 そう言うと颯斗は頭を下げた。俺は気にすんなといい頭を上げさせた。

許す条件として仲間になる事を突き出した。もちろん拒否はされなかった。

その瞬間また俺は宙に浮かび始めた。今回は前回とは違う。少しだけ移動が出来る地上1m弱の所でまた落ちた。

案外高さがあったからついた尻が痛い。


 「お前とべんじゃねぇかよ」


 「いきなり宙に浮かぶんだよ制御出来てれは今しりもちつかなくて済んだだろ!」


 俺は楽しげに言い返した。その後連絡先を交換してお互い家に帰った。



どうもこんにちは『蠱毒の王』を書いております学生先生と申します。課題に終われているので投稿頻度が下がりますが辞めたわけではありません。案を考えながら答えを考え頑張っております。

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