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秋の桜子詩集

冬のしあわせどんな色

作者: 秋の桜子

お鍋をしたのに、ポン酢がないと、幸せ激減します。

 私の冬の、幸せ、しあわせどんな色?


 ゆげのいろ


 どんな色?


 寒い夜の晩ごはん、寄せ鍋お鍋がくつくつと、音を立てて、煮えている、


 美味しい香りのゆげのいろ。


 ポン酢が必須、湯気の色。


 そのつぎ、幸せ、しあわせ、どんな色?


 ゆげのいろ


 どんな色?


 赤いカップにアチチのココア


 甘い香りのゆげのいろ


 甘い、あまーい湯気の色。


 もひとつおまけに、幸せ、しあわせ、どんな色?


 ゆげのいろ


 どんな色?


 ふたを開けたらもあもあと、真っ白しろに立ち上ぼる


 どぼんと浸かって、あーごくらく、ごくらく


 ぽかぽかお風呂の、ゆげのいろ。


 ぬっくぬくーの、湯気の色


 冬の幸せ、しあわせ、貴方の幸せ、どんな色?





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― 新着の感想 ―
[良い点] 語呂の良い言葉の連なりが、楽しく、そしてゆるゆると幸せな気持ちにさせてくれるところが良かったです。 [一言] 冬は雪の純白色も好きです。世界が美しいと思える瞬間なので……。
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