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もしも異世界に行けるとしたら

いえーい!作者です!!

この小説は『もしも私が異世界に行けるのなら』

というお題でかいてます!


いや~ほぼ自己満足ですね笑


やっぱりいると思うんだよね同じこと考える人は!

楽しんでくれるとうれしいです。


「はぁ~テスト勉強する気起きないなぁ~」


ため息を吐きつつ、スマホを手にとってしまう。


あたしは勉強が大の苦手なのだ。

今の高校に入ったのだって苦手な勉強が少ないからだし。

そりゃあ、好きな美術が出来るからって言う理由もあるけど。


やっぱりテスト期間中は憂鬱だ。


「もーラノベ読んじゃおっかなぁ」


怠惰な考えをしてしまうのはあたしの悪い癖。

楽したらその分、後から辛くなるのに放置しちゃうんだよねー。


でも面白いのだから仕方ないよ!うん。


心の中で自分に言い訳しながらスマホで『小説家になろう』を検索する。


去年の夏くらいから私はこのサイトにだだハマりなのだ。

今まで漫画ばかりで小説なんか全く読まなかったくせに、弟にラノベを読まされてからはもう大好物になってしまった。


最近は自分で小説を執筆したりもしている。


ちょっと前まで小学生レベルだと言われていた文章能力は『小説家になろう』のおかげで読めるレベルにまで成長したんだよー?

凄くない?


まだまだ素人のど素人だから自慢はできないけどね。



自分のマイページを開き、ブックマークした他の人の作品を開く。


ちなみにあたしは異世界転生ものや転移ものが大好きだ。

それもちょっと王道すぎないとこのがね。


例をあげるとしたら、

『とんでもスキルで異●界放浪飯』とか、

『無職●生』とか。


案外、恋愛モノもいけるし悪役令嬢系のもチートものも何でも好き。


やっぱり想像しちゃうんだよね!

『自分が異世界にいけたら』とかさ!


まあ、たいがいが無双しちゃう系の妄想だけど。

ほら、不遇な主人公のストーリーって見る分には面白いけど、自分がそうなるのは嫌だからね。


ま、都合の良いことばかり考えるのは人間だからしょうがないよ。


でも―…



ふと、手のひらにめをうつす。





もしも不思議な力が手に入ったら。




もしも強くなれるのなら。




もしも、本当に異世界に行けるのなら。






あたしは何をするのかな―――――……




そんなことを考える。


でもやっぱり、そこで現実に戻ってしまうのだ。


「まあ、そんなことあるわけないよね。」





それは



開いた右手のひらを閉じた瞬間だった。









パアァァァァァァァアアア!!!!!





その指の間から眩い光が漏れ出したのだ。


至る所から魔方陣のようなものが展開される。


それは大きくなっていき、目の前は真っ白に染まっていった。



「…………――――――――――え?」





本当にそんなのはあり得ない。

ここは現実リアルなんだから―――…




…そう決めつけられていた概念が





大きな音をたてて崩壊した瞬間だった。









◇◆◇



ああ…頭がもやもやする。


しばらく光を直視したせいで、目が見えなくなってるみたいだ。


「目がチカチカするじゃんー…お母さんなんなのこれー!」


そう叫ぶが一向に返答はこない。


あれー?すぐ横が居間だから聞こえるはず何だけどなぁー?


まだ視界がぼやけてる。


「たっちゃーん、さや、大丈夫-?」


弟と妹の名前を呼ぶがその返事も返ってこない。


カシャンッ


足元に何かがぶつかった音が聞こえた。

目を細めて見るとそこには私の眼鏡が落ちていることが確認できる。


あーなるほど、これがなかったからいつまで経っても視界がぼやけてたのね。


……

ま、まあ、そんなこともあるよ。

部屋で一人、騒いでたなんて恥ずかしいなもぅ!


赤面しながらも眼鏡をかける。




「…………―――――へっ?」



あたしは絶句した。



だってそこは部屋でも、家でもなく、




薄暗い森が広がっていたのだから―――――……



















「うそおぉぉぉぉぉぉおおおおお!?!?!?」




そんなあたしの絶叫は森の中へと消えていってしまった。







いや~テンプレですよね!

眩い光というのは!!

良きです!

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