第三話 修練
中間テストが本当にダメダメだったので 勉強する時間増やそうと思います。
投稿頻度が低くなるかもですが、これからも何卒よろしくお願い致します。
登場させたいキャラクター、武器、魔法などがありましたら、それの詳細を書いて、感想に投稿して下さい。
多少は変える可能性がありますが、出来る限りそのままのものを登場させたいと思います。
また、もし何かあれば、そちらも感想にお願いします。
修練が始まった。
勿論、颯太を中心として。
基本的に、攻撃は全て颯太に任せられる。
〖操作 LV1〗
相手を自分の思い通りに動かす魔法。但し、LV1の状態では、複雑なことは叶えられない。
「今日の修練は、何人かのチームとなって、魔物を討伐してもらいます。倒した魔物の数が一番多かったチームに関しては、特別な魔導書をお渡ししたいと思います。チーム分けは、こうです」
修練担当のフィルが、魔法で画面を表示した。
このクラスはたまたま生徒数が少なく、18人しかいない。
つまり、三人グループが六つ出来るということ。
グループA
アオイ ミク
アオヤマ カイト
イナムラ リョウ
グループB
ウサミ シズク
エトウ リンカ
カナムラ シン
グループC
クドウ ソウタ
コヤマ ミズキ
サクラバ チハル
グループD
シミズ カレン
タカハシ リン
タニグチ コウ
グループE
ツチヤ イブキ
ナカムラ レン
ナカジマ ショウ
グループF
ミヤマ メグ
ヤマザキ ヒナタ
ワタナベ ハルカ
「以上が、グループ分けとなります。では、これから近くの『沈黙の森』へ行ってもらいます。くれぐれも、命を落とすような危険なことはしないで下さいね?」
フィルが言い終わると、グループごとに集まって、早速『沈黙の森』へと移動を開始している。
颯太のグループも、その内の一つだ。
「工藤君、美月、私達も向かいましょう」
千晴が歩き出そうとした。
しかし、颯太がそれを引き止めた。
「歩く必要なんて無いぞ。俺のスキルを使え」
颯太のスキルにある、転移。
颯太の意見としては、これを使って『沈黙の森』までの移動時間を大幅に削減。森の深いところに来る者は少ないだろうから、そこを拠点として魔物を狩る。
千晴も美月も、この考えには賛成らしく、早速森へと転移した。
*沈黙の森*
「この森は、奥に入れば入るほど、魔物の強さが上がっていく。別に心配しているわけじゃないが、気を付けろよ」
「「分かってるよ!」」
「じゃあ、ここから先は別行動だ。俺は向こうに行ってくるが、余り拠点から離れるなよ。迷ったら最期、この森は沈黙を貫き通す」
颯太は二人に忠告してから、森のさらに奥へと姿を消した。
「私達も行こう」
「そだね!」
二人も、拠点の周辺で狩りを開始した。
∞一時間後∞
《俺だ。今、意思疎通を使ってお前等に話しかけてる。一度拠点に戻って、途中経過を報告し合う。拠点の前に集合しろ》
颯太は二人に連絡し、ため息をついた。
一時間で狩った魔物の数は138体。
とは言え、颯太が手を下したわけでは無い。
1体の魔物を操作し、戦わせたのだ。
勿論、それを拠点に運ぶのも、魔物の役目だ。
三分ほど歩くと、拠点に辿り着いた。
しかしそこに、二人の姿は無い。
「アイツら……何処まで行ったんだ?」
探索のスキルを使い、二人の気配を探る。
「……!これは……!」
颯太が感じ取ったのは、恐ろしい殺気と憎悪だった。