表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強のヒーロー ~天才が異世界で本気を出す~  作者: 研究者@双黒
第一章 聖なる星の輝き~黄金の道しるべ~
16/18

☆☆番外編☆☆ クレアの成長物語

書くの辛くて……短くてスミマセンね。

この次から話の続きになります。

私の名前は、クレア・アトリー。


この、小さなヨルム村で生まれた、忌まわしき子供。


母親、父親とは似ても似つかぬ輝く銀色の髪に、輝く銀色の瞳。


誰もが私を恐れ、そして忌まわしき存在とした。


その中で、唯一、両親だけが私の味方だった。


何を言われようと、村からどんなに嫌がらせを受けようと、絶対に私を守ってくれた。


でも、もう耐えることなんて出来なかったから。


これ以上、迷惑をかけることは出来ないから。


だから、私は逃げた。


いや、逃げようとした。


何故かは分からないけどね。


村の住人達は、私を引き止めるんだ。


だったら簡単なことよ。


皆、殺してしまえば良いんだから。


「トゥラウス・ティニクトリ」


魔法を習ったことはないけれど、流れに身を任せるように唱えたこの呪文は、相当な威力だった。


村人は皆死んだ。


両親さえも。


私は、架空の生物を創り上げることにした。


それがあの大蛇。


本当の名前は、ヘルメスネークという。


変に名前をつけると怪しまれることもあるだろうと思い、私は彼をキングスネークと呼んでいる。


ヘルメスネークが村を襲い、皆死んでいった。


旅人達にはそう言って、皆ヘルメスネークに殺させた。


そして私の前に現れたのは、一人の男の人だった。


彼を見た瞬間……私は悟った。


彼には勝てない、と。


勿論、何もせずに帰したら怪しまれるに決まっている。


彼には、私の架空のステータスを見せた。


彼が解析のスキル持ちだと言うことは直ぐに分かったし、本来のモノを見せると何をされるか分からない。


結果的に、私は彼を助けることになったけど、久しぶりに……笑えた気がする。


彼の過去を見てしまった責任は、私が取る。


そして──。


「彼を守るのは……私だから」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ