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「ある料理の先」

「ある料理の先」


自分がいる。

自分がいる。


片方がAでもうひとりをBとする。


A「二時間以上かかる料理。食材費もガス代もかかるのはわかってた。」

B「まぁ、それでも食べてみたいとリクエストもあったし、そんなに難しそうじゃないからって思ったら、挑戦するよね?


A「テレビで流れた分量よりも多めだったけど、調味料とかも全部増やせば大丈夫って思ったんだけどなー。」

B「残りの三十分立たないうちに、焦げたねー。まぁ、早めに気が付いたから早めに焦げていない部分の救出に成功したんだけどさ。」


私は鍋を見て、ため息をつく。


A「美味しかったんだけど、料理の後に焦げた鍋の始末が待ってるんだよなー。重曹につけてみるかー。磨くと傷になるしなー。」

B「それでもだめなら、酢かなー・・・。」


たぶん、この料理はもう作らない。


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