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「コード」
「コード」
自分がいる。
自分がいる。
片方がAでもうひとりをBとする。
A「コードといえば、殺人事件の凶器だよね。」
B「なんて陳腐な!大理石の時計ならまだしも!」
A「冗談はさておき、どこからこんなに、大量のどこに使うのかさえもわからないコードが?」
B「あったんだからどこかで使うはずだと、引っ越しのたびに持ってきて、持ってきて、持ってきて、結局使わないままここまできた、と。」
何本あるのか、考えるのさえも煩わしい。
A「処分しよう。」
B「これ、なんのゴミになるのかしら?まず、餞別してみる?」
たぶん、いままで使わなかったのだから、これからも使わなくて済むはずだ。場所確保のために、これらのコードをどうにかせねばならないのだ……。




