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自分とホラーと現実と
自分とホラーと現実と
自分がいる。
自分がいる。
片方がＡでもうひとりをＢとする。
Ａ「淡々としたホラーとか超短編で書きたいかも。」
Ｂ「たとえば？」
Ａ「冷蔵庫の中を開けたら、腕の肉が入っていました、みたいな？」
Ｂ「夕方のテレビで切断された足の発見がどうとか言ってたよ。」
Ａ「ホラーより現実の方が怖いな。」
Ｂ「幽霊系とか、悪魔系は？」
Ａ「信じている人は怖いけど、信じてない人にはへっ、てなもんだろうね。」
Ｂ「そんなこと言ったらなにも書けないよ？」
Ａ「……。」
自分が黙り込んだ。
書けないらしい。
困ったもんだ。とりあえず、今日は寝よう。
