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異界接続  作者: 惑い人
はじまり
2/2

夢の中



「ここどこ?」


 ぼくは気づいたらよるのおそとにたっていた。よくわからなくてまわりを見てみたらよくいくじんじゃの入り口にはだしでいた。


「なんだろこれ?」


 よくまわりを見てみたらよるだからまっくらなはずなのにまわりのものがよく見えることにふしぎにおもう。おへやをまっくらにするとまわりのものなんてよく見えないはずなのに、なんでかあかるいときと見えるとこがかわらない。

 ふしぎにおもいながらもとりあず目のまえにあるじんじゃにいくことにする。

 とうちゃんにおしえてもらったとおりに入り口であたまをさげるのを一回してからじんじゃの中に入る。中に入ったら入ってすぐのところにあるお水が出てるところにいって、おててをかたてずつあらう。あらいおわったらおくちもあらってお水をすくうのをもとのところにおいておわり。

 じんじゃの中に入ったらすることもおわってなにをしようかをかんがえる。今のふしぎなじんじゃの中をたんけんしようかとおもったけど、なんとなくかみさまにごあいさつするところにさきにいくことにする。石でできたみちのはじっこをあるいていってごあいさつするところについた。

 いつもはとうちゃんにもらったおかねをはこの中に入れるけど、おかねをもってないからごめんなさいをする。そうしたらまずはあたまを下げるのを二回して、むねのまえでおててを二回たたく。たたいたあとはおててをそのままあわせておうちにおじゃましますとおもう。それがおわったらさいごに一回いつもより下にあたまを下げて、すこしまってからあたまを上げればかみさまへのごあいさつはおわり。


「幼いのに礼儀がなってるな童」


 そんなあたまを下げてまってるときに声がきこえてあたまを上げると、おかねを入れるはこのむこうにあるかいだんの上にふしぎなかんじのかっこいいおとこの人が立っていた。


「こんばんわ!」


 さっきあたまを下げるまえにはだれもいなかったのにあたまを上げたらきゅうにおとこの人がいてびっくりしたけど、なんでかこわくはかんじないからごあいさつをする。そうしたらおとこの人がすこしわらってあいさつをかえしてくれた。


「おうこんばんわだ童」


 それにうれしいきもちになってぼくはおとこの人にききたいことをきく。


「おにいちゃんはだれ?どうしてそこにいるの?あとはここはぼくがいつもいくじんじゃ?」


 そんなことをきくぼくにおにいちゃんはすこしわらったままこたえてくれる。


「落ち着け童。そんな聞き方じゃ答えられるものも答えられん。何かを聞きたい時は一つずつ聞くものだ。それとこっちの方に来て座れ」


 そう言ってかいだんをおりてきたからぼくはおにいちゃんにちかづいていって一ばん下のかいだんにすわる。ぼくがすわるとぼくのとなりにおにいちゃんもすわるとぼくのあたまにおにいちゃんがてをおいた。


「色々と話すことはあるがまずは童に思い出させないとな」


 そう言ってぼくのあたまにてをおいたままのおにいちゃんになんのことときこうとして、ぼくはおにいちゃんとあったときのこととそのときにしたやくそくをおもいだした。


◆◇◆◇◆◇◆◇


 ぼくのおうちのとなりにすんでいるつぐちゃんとゆきちゃんは、いまはげんきにしているけどまえまではげんきがなかったんだ。

 ぼくたちがはじめてあったのは大きなびょういんのおへやだった。なんで大きなびょういんにいったのかはおぼえてないけど、とうちゃんたちになかよくするように言われてはなしかけたのがさいしょだった。

 ぼくにはよくわからないけどつぐちゃんとゆきちゃんはなにかのびょうきらしくてびょういんのおそとには出たことがないみたいなんだ。それで二人はびょういんのおそとのおはなしをよくききたがってそれをおはなししたり、二人がよくするあそびをいっしょにしたりしてあそんでたんだ。

 いまいるじんじゃもぼくが二人になにかできることはないかとうちゃんたちにきいたら、おまもりっていうのをあげるのをおしえてもらっていってみたときに、かみさまにおねがいすればかなえてもらえるかもっていうのをきいてからまいにちきていたところなんだ。

 それからぼくがようちえんに入ってねんちゅうさんのときに二人のびょうきがわるくなって、そこで二人にもうあえないかもしれないって言われてからまいにちこわくて、でもぼくよりこわがってる二人をげんきにしたくていっしょうけんめいがんばってたんだよ。

 そうしてまいにち二人にあってあそんでいたとき、きゅうに二人がたおれておいしゃさんにつれていかれて、ぼくのおうちと二人のおうちのみんながあつまってこわいかおでなにかおはなししてたんだ。

 こわがりながらにいちゃんに二人はだいじょうぶかきいたらもうあえなくなるかもしれないっていわれて、ぼくはこわくなってなにもかんがえられなくなったんだ。それでもなにかしなくちゃとかんがえてちかくにあるこのじんじゃにきて、まえにおしえてもらったなんども入り口にもどってからかみさまにごあいさつすることをしたんだ。そのとちゅうおとなの人に声をかけられたりもしたけどじゃましないでっておねがいしてそれをつづけたんだ。

 そうしてきづいたらびょういんにもどってた。そのあとはとうちゃんたちにめちゃくちゃおこられたりげんこつもされた。

 いつのまにかぼくがいなくなってることにきづいて、ぼくをさがしてびょういんの中を見て回ってもいなくて、そんなときに子どもがびょういんのそとにでたのを見たって人がいたのをきいたみたいなんだ。それでぼくがまいにちいくじんじゃのほうにいってみたら子どもがたおれたってさわぎになってたらしくて、いそいでびょういんにぼくをつれてもどってみてもらったらしくてそのとちゅうにぼくがおきたみたいだった。

 おこられてるときに二人がどうなったのかきいたらとりあえずはだいじょうぶと言われておもわずなきだしちゃったりもしたんだ。

 そのあとは二人ともびょういんのおそとに出られるようになってぼくがいくようちえんにもこれるようになってまいにちいっしょにあそんだりしてたんだ。

 それでおもいだしたのは、おにいちゃんはかみさまでぼくのおねがいをきくかわりにかみさまもぼくにおねがいしたいことがあるらしい。

 そのおねがいごとはそのときはまだ言えないって言われたけど()()()()()()()ならかみさまの言うことをぜったいきかなくちゃいけなくて、あぶないことやきけんなこと、こわい目にもたくさんあうけどそれでもいいのかってたくさん言われたんだ。そのときぼくはかみさまのおはなしをちゃんときいてなくて、げんこつをされておおきな声でおこられたりして、いまよりもいたいことやこわいおもいもするけどいいのかきかれたんだ。いたいのもこわいのもやだったけど二人とあえなくなることがもっとやだったから、それでもおねがいしますって言っておねがいごとをかなえてもらったみたいだった。

 そのあとはかみさまのおねがいごとにはたいりょくがいるらしくて、おそとであそぶように言われてからこのときのことをかみさまにまたあうまでわすれるっておしえてもらってたみたいで、いままたかみさまにあってそのことをおもいだしたみたいなんだ。


◆◇◆◇◆◇◆◇


 かみさまがあたまにおいていたてをどかしてぼくにはなしかけようとしたみたいだけどそれよりもまえに言いたいことがあってぼくはおはなしをする。


「かみさまありがとうございます!!かみさまがおねがいごとをきいてくれたから、つぐちゃんとゆきちゃんの二人とまいにちあそべてるんだ!」


 それから二人とどんなことをしてあそんだかやようちえんのおはなしをしたんだ。かみさまはぼくのおはなしをとうちゃんたちみたいにきいてくれてうれしかった。


「それでね、それでね、このまえのうんどうかいでぼくがいちばんはやかったんだ!」

「そうか。足が速いのはいいことだ。これからする俺のお願いにも関係するからな」

「おねがい?そうだった!かみさま、ぼくはなにをすればいいの?」


 そう言ってぼくはかみさまがおはなしするのをまったんだ。


「ふむ、時に童よ。お主は今の世の中がどうなっているかは何か聞いておるのか?」

「なんかおそとがあぶないからおうちにいなさいって言われたよ。あとこうえんとかにまっくろいなにかがきゅうにできたって」

「そうか……童に説明するのはいいが親にも説明だけはするか。童よ起きて朝の色々な準備が済んだら親と玄関にまで行け、そこに童が言う黒いのがある。それに触れば俺のいる所に来ることができる。そこで俺の願い事を話すことにする」

「ここでおはなししないの?」

「童の親にも同じことを話そうと思ってな。だから一緒に聞きに来い」

「わかった!ところでかみさまわらべってなに?」

「お主のことだ」


 そう言ってぼくを見るかみさまにふしぎにおもってぼくのなまえを言う


「ぼくにはたかみっておなまえがあるよ?」

「そうか、今初めて聞いたわ」


 そのことにぼくはおどろいた。そうしてぼくのなまえをおしえてないのをおもいだした。


「ああ!かみさまごめんなさい!ぼくのおなまえ言うのわすれてた」

「気にするな。名前を教えてもらっても童としか言うつもりはない」

「どうして?」

「ふむそうだな……俺の名前も童に言うつもりがないからだな」

「?よくわかんないけどわかった!じゃあこれからかみさまのことはかみさまって言うね」

「いいぞ。さてと童よそろそろ起きる時間だ」

「ぼくおきてるよ?」

「伝わらんか。今日はこれでお別れということだ」

「おわかれ?……ああ!かみさままたね!」


 おわかれのあいさつをして立ち上がろうとしたらかみさまもあいさつをしてくれた。


「またな」


 その声をきいてきがつくとぼくはおふとんの中にいた。




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