旅は続くよ何処までも。
カズト「今日は鹿でも獲ろうか」
草で身を包み、見えにくくする。モシンナガンに弾を装填しうつ伏せで待つ。
獣道は昨日見つけたからそこを狙う。
ドオォン…鹿は倒れた。
とりあえず肉をそぎ落として一部干し肉にする。
塩を少々ふりかけ焼く。
カズト「おいしそ~」
(´~`)モグモグ…美味しい。
これ以上は食べれない、干し肉も十分作れたし残りは売る。
その日はそのまま寝た。
朝起きたら何かがおかしい、そして少し経った時異変に気付いた。
カズト「モーゼルC96が無い!」
カズト「どうしよう、お気に入りだったのに⁉」
幸いモシンナガンは盗まれていない、抱き着いて寝ていたから、盗れなかったんだろう。
比較的軽くて持ち運び安いハンドガンが欲しい。
武器屋のおじさんのお店で買おう。
おじさん「あん?そんなんタダでもってけ!」
カズト「そんなんじゃおじさんに悪いよ!この値段で買えるものを頂戴!」
おじさん「そうなると、こいつぐらいしかうれねぇぞ?いいのか?」
そうやって少し古そうな赤いリボルバーを取り出した。
おじさん「コルトSAAだ」
カズト「これにする!」
おじさん「本当にいいのか⁉じっくり考えたほうがいいぞ!」
カズト「これにするよ!」
おじさん「欲しいものあったらいつでも言えよ!」
カズト「早速撃って見よう!」
木の上にいる鳥を狙う。
ドオォン…外した、練習が必要そうだ。
鳥は逃げてしまったから木の実を撃つ事にする。
ドオォンドオォンドオォン
~数時間~
ドオォン…当たるようになってきた。
干し肉を焼いて葉トウガラシと一緒に食べてみる。
カズト「美味しい!」
パンが欲しいな。
そんな事考えた矢先。
?「グオォォ」
カズト「うあぁ⁉」
狼男だ!銀の弾丸を買っておいて良かった。コルトSAAを構える。
ドオォン…ドオォン…ドオォン
練習を重ねた僕の弾は大分当たるようになっていた。
狼男「グワアァ」
狼男は暴れ無差別に爪を振り回す。
ドオォン…4発目で動かなくなった。
今日は盗まれないようバックに入れて抱きしめて寝た。