記憶の交差
表道りを歩いたカフェに
向かっていた
明日は二人とも仕事は休日で夕方仕事が
終り待ち合わせをしていて
それから少し歩いていた
途中で智人は自分の見つけていたカフェが
何処だったか分からなくなってしまい
月夜に「確か表道りから、だからだったからもう少し歩いたらあると思う」
「そうなの?せっかく探してくれたのだから
もう少し歩くね」
しばらく歩いていると「ここから裏道りはいってあと少し」
月夜は歩きながら携帯を見ていた
「そうなのね」
人混みは、まばらだ
男女のカップルも見かけられる
街並みのスターダムに見られるように
目に映るカップルは手を、つないでいる
のが分かる。
智人は月夜の手を繋ごうと思うが手には携帯を持っていて握れない周りのカップルは
鮮やかに写っていた。
そうして、いると
「あっ、ここだよ見つけたカフェ」
中に入ると、照明が琥珀色の、ほんわりとしていたテーブルの席に座り
「いいお店ね、よく見つけたね!
いい感じ」
「自分もこのカフェに入ったのは
初めてだけどいい感じだよな」
2人はお店に来る前の事を少し話した
「あのね、ここに来る時カップルが居たでしょう何組か歩いていたよね手を繋いでいたじゃない」やはりお互いにきにしていたことはわかる「うんそうだね」何気なくそう言うと「私たち手を握りなかったね」それはやはり言いたい事があるお互いに「そうだけど、
歩いている時、月夜はずっと携帯持っていたから」
その時の状況をお互い思い出していた
「あっ私そうだよねそうだったね、ごめん」
言いたい事の主張が分かり互いに目をそらした
智人は写真コンテストの話しがあり
「あのさぁコンテストの写真が送り返されて来たんだ」
どうしてかは間違えて2つ写真を出してしまったのか慌てて出したので紛れ込んで2枚を送ったみたいだった
「返信用の封筒が入いるんだ」
その写真の1枚は少年と少女が写っている写真だった
少年は智人だと自分でわかっていたが
少女が誰か分からないと月夜に言った
そして
再検討するため写真のタイトルのコンプセントを付けなくては行けない事も
「そうなの見せてその写真」
動物園の写真だった
そこに少年と少女が写っている
その写真に写って居るのは
月夜の少女の頃の写真だった
「この少女は私じゃない私よ!」
智人は少しわからない様子で
月夜を見る
説明すると小さい頃家族で動物園に行った時に
ある少年が話しかけてきて来たの
その時私は白いワンピースを来ていて帽子を被ってその時の写真だった
智人は考えている
「この少年は貴方よね隣りには、私よ私わ知っていたよこの頃貴方を」
そう言う月夜確かに智人も動物園に家族で行った記憶がある6歳ぐらい動物園の時
「その時智人が私に寄ってきて結婚しようよと言ったのよ」
6歳の時の動物園のベンチの休憩所の風景だった
智人の記憶が重ねられる
白いワンピースの少女と頭の中で光景と写真の
風景がたぶるその時の幼い時の記憶
しばらく2人で写真をみて話し
その時の動物園での事を
そして
写真のコンプセントを一緒に付けたタイトルが決まり一応2枚とも1次予選に通過していたので2枚のうちの1枚をどうするかという事で戻ってきた写真を決めた。
月夜は智人の言う通り写真は
証拠になると言うことの、
自論が少しわかった事を、
伝えた二人の会話、
幼い頃の記憶の中で会話の感覚が無い幼少期の頃の記憶、
智人は自分だとわかる少年、
月夜は少女と自分がわかる
写真の中の自分達だった。
コンテストの写真のタイトルは2人の履歴と決めた結果が楽しみだった2人はお互いに記憶と記憶の交差ですれ違いを修正した出来事だった。