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優しくて柔らかい  作者: 架日
1/1

彼との出会い

 日差しが照りつける朝。いつの間にか家を出る時間になっていた。今日も駅まで走る。吹きつけてくる風が心地よい。久しぶりに外に出たからか…どんなに暑くても爽やかな風が勝つから、気持ち良いと思ってしまうのは私だけだろうか。

 私たちは見知らぬウイルスの流行により、大学に入学してから大学に行けていない。ましては、入学式もなく、1年生の前期は授業が丸々なかった。強制的に9月入学にさせられたようなものである。それから1年…私たちはすっかりオンラインで授業を行うことが常識になり、パソコン上でコミュニケーションを取ることに慣れてしまった。


 そんな私たちはやっとパソコンの呪縛から解かれ、2年の後期から大学に行くことになった。9月ってこんなに暑かったっけ…?パソコンは季節感も鈍らせた。それだけではない。パソコンの中の人と実際に会う人は別人に見えて、話したことはあっても会ったことがないという現象が私を渦巻く。まるで、人見知りになった気分だ。

 大学2年の後期となると、憧れていた大学生活はもうそこにはなく、全てがハイフレックス制でパソコン上からも授業を受けられるようになっていた。つまり、学校に行くのは個人の自由になったのである。その影響でほとんどの人が家で授業を受けるため、教室はいつもスカスカだ。その分、人からの視線を強く感じる気がした。教室に入り、席に着く。前の方に行く気もなくて、とりあえず1人で真ん中の方に座る。

「あの…新井さん、新井真弥(あらいまや)さん…ですよね」

初めての対面授業で早々に見知らぬ男が近寄ってきた。なんか気持ち悪い。なんか怖い。高校までの自分はそんなことなかった。人格をも変えてしまうパソコンの呪縛の恐ろしさを私はこの時、思い知った。でも…なぜか逃げる気にはならなかった。

「そうですけど…なぜ私をご存知で?」

「授業、一緒だったんですよ!あの、資格を取るための講座です!」

見覚えがない。初対面なはずなのに、私の事を知ってるなんて、まるでストーカーみたいじゃないか。でも、パソコンの画面で『成瀬達也(なるせたつや)』という名前を目にしたことはある気がする。名前を聞けば確かにそうだったと思ったが、自分から話しかける気になるような出来事は何もなかったはず。覚えてなかったんだから。

「来週にでも勉強会しませんか?」

この時の私はまだ大学生の男がどんな奴なのかを知らない。パソコンと向き合う生活を1年間も続けていたのだから、情報伝達技術も発達していて、私の連絡先も学部伝いで成瀬に知られていた。プライバシーのかけらもない。あれ以来、成瀬からしつこく連絡が来る。口説こうとか、遊びに行こうとか…そういう内容は一切なく、全てが勉強に関する内容で、どんだけ大学の授業を真面目に受けてるんだ?と思わせるようなものだった。私は大学に入ってから、真面目に勉強するのをやめて、好きなことを好きなようにしようと心を改めた。周りの人もみんな不真面目な人だらけだ。それもあって、こんな真面目に勉強する人に会えたのはどこか新鮮なようにも感じる。適当に返信をするのを繰り返していたら、あっという間に1週間が過ぎてしまった。まあ、課題も溜まってきた頃だし、勉強会をするくらいなら時間の無駄にもならないと思って行くことを承諾した。


 食堂の角の席に座る。パソコンを広げ、課題を見つめる。いつも課題を溜めないからか、4つも5つも溜まっているとすごく嫌な気分になる。それだけこの学期、忙しい。教科書を出して、課題を消化する準備を始めていた。

「おはようございます。新井さん。」

「…おはよう。」

上から見下ろされる鋭い眼差し。さらに深くお辞儀をされる。これほど圧のある挨拶をされたのは今までで初めてだ。成瀬は私を不安にさせた。しかも、午前中の会話はほぼこの挨拶だけ。私たちは3時間、真面目に勉強した。無言でひたすら課題を解く。時々、わからないことを成瀬が聞いて来る時もあったかもしれない。でも、そんなこと覚えてないくらいに少なかった。この人は私に何か話しかけたいから勉強会に誘ったのではなく、本当に勉強がしたくて私を呼んだのだと思った。

「お昼食べに行く?」

「了解です、行きましょう。」

成瀬と私の会話はいつもこんな感じ。どんなに会話をしても一向に距離が縮まらない。同期で同い年なのに敬語が抜けない謎な関係性。この成瀬ってやつは何を考えているのか、私には理解できない。

「新井さんは何か食べたいものはありますか?」

「特にないから…学食でいいんじゃない?」

「仰せのままに」

こんな返事されたことない。私が怖い人だから逆らえないと言われるような…そんな雰囲気。彼は何か私に気を遣っているのか?一応、敬語はやめていいよと言っておく。


 昼ごはんを食べて、午後も勉強。会話はほぼない。同じ学部なだけあって、必修も多い2年の秋は成瀬と同じ授業ばかりだった。溜まってた課題を8割ほど終えると、なんだかんだで日が暮れていた。初めての勉強会だというのに、私は成瀬と12時間も一緒にいたのか。ここまで人と一緒にいるのはいつぶりだろう。

「もう夜ご飯の時間なんで、一緒に食べてから帰りませんか?」

やっぱり敬語。こいつは私の話を聞いていたのか?まあ、いつか敬語は治るだろう。断る理由もなくて、とりあえずご飯を食べに行った。本日2回目。


「彼氏いますか?」

危うくお茶を吹き出すところだった。

「いやいないけど」

「今までいたことはありましたか?」

出会ってほぼ初日で彼氏の有無を聞く…これが大学の男か。結局、大学の男なんてこんなものか。これが目的かよ…。この時、私は断ればよかったと後悔した。何か嫌な方向に行きそうな予感。鳥肌が立つ…何かを拒絶するような、そんな感じがする。とにかく、これまでにないような危険を察知した。

「…私さ、その…。誰にも言わないで欲しいんだけど、『彼女』がいたんだよね」

こんな大事なことを何でこんな早く、しかもこんな男に…信頼できると思った人にしか言えない大事な秘密をこんなに早く言ってしまったのは初めてだった。それだけ危険だと思った証拠でもある。逆に、これさえ言えば男はもう寄ってこない…はずだ。

「そうなんですね」

だいぶ前にも同じようなことがあったが、その時、とても驚かれたことを覚えている。でも、この人は特に驚く感じもなく、淡々と食事を続けた。この後も終始敬語ですごく盛り上がるわけでもなく、黙るわけでもなく、なぜかずっと一緒にいた。気づいたら、もう終電の時間。楽しかったわけではない。寧ろ気持ち悪い気もした。でも、なぜかこんな長時間も私は男と一緒にいでしまった…その理由を考えながら、誰もいない電車に乗った。

「じゃあ、また。」


 あの日から、私と成瀬は週3くらいは一緒に勉強するようになった。何でこうなったかはわからない。ただ、成瀬は一緒にいて、良い意味で何とも思わない…というか、どこかで会ったことがあるかのような感じがする。そのせいか、同じ日に同じ忘れ物をしたり、言おうとしたことを先に言われたり、共感が多過ぎて自分を見ているような気もした。こんな不思議な男と出会ったのは初めてだ。一向に治らない敬語ももう諦めた。それが成瀬にとって楽ならそれでいい。


 週の半分くらいを一緒に過ごしているからか、いろんな人から付き合っているんじゃないかと誤解されることが増えた。でも、私たちは別に付き合っている訳ではなく、一緒に勉強しているだけなのだから、と気にしなかった。成瀬も気にしていないようだった。今日も今日とて、夜まで一緒に勉強。やること早いし、大学生にしては珍しく勉強を真面目にやっている人だったから、疑問を解決し合えるし…パソコンと向き合う生活から一転して、すごく充実した毎日がとても楽しくなった。私は確かに不真面目に大学の授業は受けていて、ほとんど先生の話は聞かず、好きなことばかりやっている…けれど、提出物とかテストとかはそれなりに並みくらいの力量でやりたかったから、成瀬は丁度良いか、少し贅沢なくらいの存在だと感じていた。私はなんて傲慢なのだろう。


 プログラミングの授業。同じ学部の人が集まる唯一の授業だ。プログラミングが苦手な私はパソコンの前で黙り込む。でも5分も持たなかった。そんな考えても仕方ないと思い、成瀬に教えてもらう。この人、いつも黙って私のそばにいるし、勉強ならこの学部で1番早く終わっているし、時間の無駄になるくらいなら、聞いてしまった方が早い。30分が経ったあたりでふと気づいた。私と成瀬だけ孤立している…2人だけ切り離されて、近寄りがたい空間が漂っている。そして、女子からの冷たい目線…。そうだ、成瀬は学部内でもイケメンの部類に入っていたから女子からの人気も絶大なものだろうと、急に現実味のある妄想が頭をよぎる。とりあえず、さっさと教室を出た。


「今日この後どうします?お昼どっか行きません?」

この人は何もなかったかのように話しかけてくる。何を考えているんだか。こんなにも視線を浴びて、こいつは何にも思わないのか…

「あんまり私とばかり話してると変な風に思われるよ、今日はこれまでにしよう。」

「変な風に…って何でしょうか?自分なんか変なことしましたかね?」

ちょっと強く言ってしまったことが申し訳ないと思うくらい、何にも気づいてない…。驚異的な鈍感さにビビった。

「私たち、付き合ってるって思われてるかもよ。」

「あぁそうなんですね。別に自分は気にしないですよ。男女で仲良かったら付き合わないといけないなんてルール、ないですから。んで、ご飯どうします?」

締め付けられるようなこの感覚。普通なら自分は女として見られてないとか思って悲しくなる言葉なのかもしれない。でも、私にとっては最高の言葉だった。好きだ…この人の考え。一目惚れじゃないけど、似ているような気がするこの感覚。初めてだった。男の方からそうやって付き合う必要はないとか、良い意味で無関心な感じとか醸し出してくれたこと。男とは付き合いたくないけれど、こいつ…成瀬となら、ずっと曖昧な関係を続けてもいいかもしれない。恋人ではない、でも友達を越えて、親友を越えるような…家族に近いこの感覚。恋ではないけれど、それに近しいものをしているのかもしれない。


相変わらず私たちは一緒にいた。もう、何時にどこにいるか、大体わかる。

「ってか、近くない?」

「ん?あぁすいません。肩当たってましたね。」

パーソナルスペースに入ってこられても大丈夫になっていた。一緒に居てもときめかないし、手を繋ごうとか、キスをしようとか、それ以上のことは成瀬でも無理なことに変わりはないけれど、別に近くに居られる分にはいい。寧ろどこか安心する。本当にどこかで血が繋がっているんじゃないかと思えるような…そんな感じ。私たちは2人で昼食を食べて、夜まで勉強した。



 初めて会ってから4ヶ月が過ぎる頃。街は完全クリスマスムードでカップルがあちこちにいる。そんな中、成瀬は大きなため息をついた。あんなに熱心に勉強に取り組んでいた成瀬が最近、虚になることが増えた。時には頭を抱えて悩み、高校時代の友達に相談に乗ってもらっている姿を多く見る。それより、私を頼ってくれないことに何か引っ掛かる。

「最近、何かあった?」

「別に、新井さんには関係ないことですよ。」

「そうやってソワソワされると、私も困るんだよ。」

「あぁ。そうですよね。すいません。実は…」

成瀬からそんな言葉が出るとは思わなかった…

「自分も女の人、好きになれないんですよ。あぁ、無関心ってわけじゃないんですけどね。」

私も異性を好きになれなくて悩んできた。周りとは違うことが、どこか孤独に感じていた。でも、今この瞬間、急に心が軽くなった気がした。

「別に手を繋ごうとか思わないし、一緒に寝るとか…たまったもんじゃない。そもそも、女の人との連絡を続けるのが苦手なんです。」

すごくわかる。ここまで同じ感覚の人に会えるなんて、思ってもいなかった。この人、運命の人なんじゃないかって思うくらい、本当に貴重な出会いだと心から思った。

「でも、なんか最近、身近な女の人がすごくしつこいんです。それがキツくて…悩んでいます。もはや携帯の電源を切ってしまおうかと思っていた所です。」

大学生の男でもこんなこと思っている人っているんだな。なかなかいない、性的に惹かれない人。世には流通していないが、アセクシャルとかノンセクシャルとか…そういった部類の人なのだと思う。私もその類に近いと思っている。もう本当にこんな出会い、ないかもしれない。大切にしないと、この人を。

「そうなのね。私と同じじゃん。同性に手を出そうとは思わなかったの?」

「はい。同性は友達として仲良いってだけで、別にそういう関係になりたいとは思ったことはありません。」

私よりましだ。

「ならいいじゃない。恋愛は知らないままの方がいいこともある。」

「いや、彼女は一回だけいましたから、恋愛は知っていますが…知らないままがいいってのも分かります。相手が一方的過ぎて疲れたんです。結局振り回されて終わりましたが…もう同じ失敗はしたくないですね。」

私がずっと隣にいてあげる!そんな風に振り回すやつらを近寄せない!恥ずかしくて言えないけど。

「そっか…。それなりに大変な思いしたことあるのね。んで、今言い寄られてるのはどんな人なの?」

「言い寄られてる…んですかね…?これ見てください。」

通知は1時間に1回ペースで増えていっているようだった。確かにしつこい。その内容は成瀬といつ会えるのかを問うものだった。ん?何かがおかしい…。会話は続いているはずなのに、なぜここまで問い詰められる?

「え、この文面…この子、成瀬に告白してんじゃん!なのに、答えを出さないでいるから通知が多いんじゃない。」

「そんなことありました?自分にはそんな文面を見た覚えはないんですけど…」

こいつの鈍感さには驚かされる。

「ちゃんと、会って話しておいで」

「仰せのままに」

呆れる気持ちと焦る気持ちがぐちゃぐちゃになって、送り出した自分を責める。でも、感情は表に出してはいけない。でも…やっぱり我慢できない。

「もし、告白されたらどうするの?」

「あー、確かに大切な人ですけど、そういう感じではないので、振るつもりですよ。」

そう言いながら、付き合ってしまうのが成瀬だ。でも、成瀬は私の近くにいてくれる気がした…いや、そう信じたかった。それだけで、今後も頑張ろうと思えるから。私はあなたに離れてほしくないんだ。

「私、成瀬のこと…人として大好きだ。別に付き合いたいとかは思わないけど。女として見てほしいとかもないけれど。あなたといる時間は有意義だったんだよね。これからも成長していける気がするから…その、行かないでほしい。」

「自分もですよ。自分も新井さんが必要なんです。自分たちは考え方が同じなんですよ。人として、新井さんのことは好きです。だから、ずっと新井さんの気持ちは分かっていました。」

初めて語り合えた気がして嬉しかった。ある意味私たちは両想い。だから、きっと大丈夫。そう言い聞かせて…私はあなたを信じることにする。


 翌日。彼はきっと、例の女の子に会ったんだろうな…。信じていたはずなのに、どこか不安を抱えながらいつもの場所へ向かう。成瀬がいた。いつも通り、パソコンからカタカタと音が鳴っている。

「おはようございます」

いつもは立って頭を下げて挨拶する彼が、今日は立たなかった。しばらく黙って勉強する。

「あの…1つご報告がありまして。」

どうせ、どうでもいい報告だ、と思いたかった。初めて彼の話を聞きたくない気がした。そんな気持ちと裏腹に彼を信じたい自分もいる。

「何?」

これ以上…言わないで欲しい…

「彼女…できました。」

言葉を失った。怒りと呆れと悲しさが渦巻いて何を言ったらいいのかわからなかったのが正確なところか。

「なんか、そんな気…してたわ。」

「なので、もう2人で会うのは辞めましょう。」

「え、何で?別に私は成瀬と付き合いたいとか、そういう風には思ってないのに…」

「自分の方がダメなんです。」

「え、私のこと女としてみてるってこと?」

「いや、そういうわけじゃ…」

「でもダメってことはそういうことじゃん。」

「…」

私はパソコンの上でうつ伏せになって寝た。この事実を認めたくなかった…



何だ、あいつ。裏切り者…裏切り者だ。

ーー女の人と連絡を続けるのが苦手なんです。

でも、私にはしつこく連絡してきたじゃないか。

ーーもう同じ失敗はしたくないですね。

それって自分が好きじゃない人とは付き合わないってことだろ。

ーー自分も新井さんが必要なんです。

だったらそう簡単に手放さないだろ…馬鹿。

記憶が一気に蘇ってくる。やっぱり私は恋愛に向いていない。どれだけ人を好きになっても、ときめかない私は不可抗力に立ち向かえないのだから。



「彼女のこと、好きなの?」

「今は…好き…です。」

何だ?今って。そもそも、この人は好きという気持ちをわかっているのか?

もう考えるのは辞めた。私は同性である女をそういう目で見てしまうのが嫌で、男と一緒に過ごしたいと思ってきた。やっと、やっと仲良い人ができたと思えば…やっぱりこれ。私は友達すら、作らせてもらえないのか…。運命って、何て残酷なのだろう。

「…次授業だから行くわ。」

パソコンを勢いよく閉じる。私はその場から立ち去った。もう2人で会えないなんて…向こうからそんなこと言われると思ってなかった。だから、成瀬の連絡先も消した。私の記憶の中でコイツを抹消したかった。最初から出会わなければ良かった。うざい。うざい。うざい…。もう私の前に現れるな!そう念じて、アイツとは会わないようにした。私は強く目を擦った。


 全ての信号が赤になる時間はあるのに、青になる時間って存在しない。夜道を歩く私を照らす赤い光が、今日はやけに鋭く感じた。


**************************

ーーー僕はあの日、ちゃんと断った…つもりだった。

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