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第七話 名付け親になりました!

間違って六話より先に投稿してしまいました。直し方がわからないのでちょっと放置します。これ、どうなるんだろう。前後してごめんなさい。


それから一週間ほどした頃、子狼は家の中を走り回れるほど回復した。

傷口も完全にふさがり、太い尻尾をぶんぶん振り回して、私の後を付いて回るようになった。


これはもう完全に仲間と認識されてるよね?

うちの子だよね?


子狼は最初は白いモフモフという認識だったが、よく見ると白っぽい毛並みにわずかに灰色の毛が混じってい、一部模様になっている。


額には星のような模様があって、なんかかっこいい。

中二病が誘発されそうになる。


まぁ、雪山でもないし、自然界で真っ白な毛並みなんて目立ちすぎて、狙ってくれと言っているようなもんだよね。

もしかしたら、これから成長の過程で毛が生え替わっていくのかも。


私は白いモフモフいいと思います。


家族の一員になれたことだし、子狼に名前をつけることにした。


雄なので、強そうな名前がいいな!


うーん、タイガーとか?

いやいや、あれはネコ科か。


ウルフ・・・。

安直すぎ。


昴・・・。

かっこいいけど、強そうかどうか微妙・・・。


「・・・疾風。ハヤテはどうかな?」


この世界のセンス的にどうなのかわからないけど、強そうだし、なかなかかっこいい名前だ。


子狼くんを見ると、ぶんぶん尻尾を振り回して飛び跳ねているので、嫌ではないみたい。


「よぉーし、今日から君はハヤテだよ! 私はメイナ! よろしくね!!」

「ガウッ!」


ハヤテの前足を握り、シェイクハンドする。


「じゃあ、早速ご飯にしようか! 今日はポトフだよ~。ハヤテは一応、玉ねぎ抜きにしてあるからね!」


イヌ科っぽいので用心のため玉ねぎは与えない。

それ以外は肉中心に、わりと雑食で何でも食べている。調理したものも、ハヤテ用に薄味にしてあるけど、好き嫌いなくよく食べる。

庭になったリンゴもがふがぶ丸かじりしていた。


トイレは教えなくてもちゃんと敷地から離れた外でしている。


もしまた怪我をするようなことがあったら大変なので、ハヤテにも結界魔法をかけているので、安心だ。


私が完全に引きこもり生活なので、運動不足にならないよう、たまに外に出すようにしている。

たまに森に入って、鳥やウサギのような小動物を捕まえて帰ってきて、私にくれようとするけど、沢山ほめてから、丁重に返すようにしている。


いや、まだ生暖かい死骸(たまにまだ息がある)の処理の仕方なんか知らないし。

生き物捌くとか無理。

田舎育ちなので、おばあちゃんが目の前で鶏しめたりするの見たことあるけど、あれはトラウマになったわ・・・。



その後、獲物はハヤテが美味しく頂きました。





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