[やめませんか]ツイフェミでみる異性蔑視主義者[異性蔑視]
初めましての方は初めまして。
以前はフェミニストを自称していたのに、最近はちょっと自称しづらい歌池詠野です。
そもそも『ツイフェミ』とは、ツイッター上に存在するフェミニストの皮を被った何か、です。
何が言いたいのかと言えば、私はツイフェミをフェミニストとして認めていない、ということです。
私が一番衝撃を受けたツイフェミの発言をご紹介します。
ツイッター上でツイフェミを諌める主旨の発言をした女性に対する暴言(?)
「子供産むの好きそう」
……余りにも色々な所を馬鹿にしてますよね。
最近、なろうでもツイフェミに関するエッセイを見かけたので、少し私見を述べてみようかなと思います。
・1.日本人の0.1%の意見、それツイッターには何人いるの?
・2.その名も『サイバーカスケード』
・3.ツイフェミの特徴って何?
・4.やめませんか『異性蔑視』
この四本立てでお送りいたします。
・1.日本人の0.1%の意見、それツイッターには何人いるの?
皆さんは日本人の0.1%の意見、つまり日本人の千人に一人の意見と同じ意見の持ち主がツイッターには何人いるか予想がつきますか?
日本の人口は2020年の調査によると、1億2580万人だそうです。
それを千で割ると、日本には12万5800人、その意見を主張する人がいる事になります。
ではその内何%がツイッターのアカウントを所持しているのでしょうか。
TwitterJAPANの2017年10月のツイート(注1)によると日本の月間アクティブユーザー数は4500万人に登るようです。
単純計算で4500万÷1億2580万=0.3577,,,
ここでは少なめに見積もって30%としておきますが、そうすると12万5800×0.3=37740
つまりツイッター上には千人に一人の比較的マイノリティな主張でも4万人近い仲間がいることがわかりました。
予想より多かったですか? それとも少なかったですか?
でも、こんなに自分と同じ意見の人がいると思うと、自分の意見に自信を持ってしまいますよね。
……お察しかもしれませんが、ネット上にいる極端な主張をする人たちの正体はこれです。
・2.その名も『サイバーカスケード』
こういう極端な主張をする人が出現する現象についても、きちんと名前がついています。
総務省の白書(注2)の文章をお借りしますが、(以下引用)
「米国の法学者サンスティーン(2001)はネット上の情報収集において、インターネットの持つ、同じ思考や主義を持つ者同士をつなげやすいという特徴から、『集団極性化』を引き起こしやすくなる『サイバーカスケード』という現象があると指摘した。
集団極性化とは、例えば集団で討議を行うと討議後に人々の意見が特定方向に先鋭化するような事象を指す。討議の場には自分と異なる意見の人がいるはずなので、討議することで自分とは反対の意見も取り入れられるだろうと思われるが、実際に実験を行ってみると逆に先鋭化する例が多くみられた。
『カスケード』とは、階段状に水が流れ落ちていく滝のことであり、人々がインターネット上のある一つの意見に流されていき、それが最終的には大きな流れとなることを『サイバーカスケード』と称している。
こうしたもともとある人間の傾向とネットメディアの特性の相互作用による現象と言われているものとして、『エコーチェンバー』と『フィルターバブル』が挙げられる。
『エコーチェンバー』とは、ソーシャルメディアを利用する際、自分と似た興味関心をもつユーザーをフォローする結果、意見をSNSで発信すると自分と似た意見が返ってくるという状況を、閉じた小部屋で音が反響する物理現象にたとえたものである。
サンスティーン(2001)は、集団分極化はインターネット上で発生しており、インターネットには個人や集団が様々な選択をする際に、多くの人々を自作のエコーチェンバーに閉じ込めてしまうシステムが存在するとしたうえで、過激な意見に繰り返し触れる一方で、多数の人が同じ意見を支持していると聞かされれば、信じ込む人が出てくると指摘した。
『フィルターバブル』とは、アルゴリズムがネット利用者個人の検索履歴やクリック履歴を分析し学習することで、個々のユーザーにとっては望むと望まざるとにかかわらず見たい情報が優先的に表示され、利用者の観点に合わない情報からは隔離され、自身の考え方や価値観の『バブル(泡)』の中に孤立するという情報環境を指す。」
(引用ここまで)
引用が長くなってしまいましたが、私の説明したいことをとても論理的に述べているので引用させていただきました。
こういった人たちの特徴は、一見、感情的になってるようにしか見えない支離滅裂な主張でも感情的になっているわけではない、ということです。
彼らには彼らなりの論理があり、それに従って意見を主張しています。
ただ、一般人にはそのロジックが理解できないので感情的になっているように見えるだけです。
どういうことかと申しますと、意見がぶつかりあった際、ただ感情的になっただけならば落ち着けば妥協点が見つかる可能性があります。
しかし、彼らは彼らなりの論理に従っており、自分の意見が論理的に正しいと思っています。
そういった人たちと妥協点を探すことは現実では不可能に近いです。
悲しいですが一番の対処法はまともに相手をしないことでしょうね……。
・3.ツイフェミの特徴って何?
ツイフェミか、普通のフェミニストか、見分ける方法は極めて簡単です。
どれくらい『男性叩き』があるかを見ればいいだけです。
『男性叩き』が多ければツイフェミ、そうでなければ普通のフェミニストという認識で概ね間違っていないでしょう。
ツイフェミは『女性の権利拡張』という『目的』が、『男性叩き』の為の『手段』に成り下がっています。
男性を叩きたいがために、女性の権利拡張を唱えるのが一番都合がいいから主張しているに過ぎず、大体は確固たる信念を持ち合わせていないので、薄っぺらい主張にしかなりません。
私はツイフェミの多くがフェミニストを名乗っているのを見ると苦々しい思いを隠せません。
……女性のことばかり言いましたが、もちろん、男性にも似たような人たちは居ます。
某掲示板では、女性のことを女性器の名称で呼んで憚らず、一括りにして、これだから女は、と常々言っています(余談ですが、私は女性のことを女性器の名称で呼ぶことを極めて不快に思っています)。
こういった見下し合いが起こるのもネット社会の特徴です。
ちなみにですが、海外にも『インゼル』と呼ばれる女性蔑視主義の男性がおり、どこの国でもそんなに変わらないみたいです。
ではどういった人たちがツイフェミになりやすいのでしょうか。
・4.やめませんか『異性蔑視』
話は変わりますが、上記の『エコーチェンバー現象』に陥らないために一番重要な物。
それは『他者の尊重』です。
ではどうして他者を尊重しない人間になってしまうのでしょうか。
恐らくそういった人たちは他者から蔑ろにされた経験があるのでしょう。
……ツイフェミの場合は特定の男性から蔑ろにされた経験があり、そういった人たちがツイフェミになっている。
そう考えると辻褄が合いませんか?
理由もなく他者に対して攻撃的になる人は少ないでしょう。
男性から蔑ろにされ、防衛機制の『合理化』が働いた結果だんだんと、
男性から蔑ろにされた→そんな男から好かれてもしょうがない→男はクソばっかり。
といった風にどんどん変遷していったのではないか、という推測です。
たまにいる既婚者のツイフェミはほぼ間違いなく配偶者である男性から蔑ろにされた経験がありそうなことから当たっているのではと思っています。
…話が逸れました。
そろそろ締めに入ります。
やめませんか主語を大きくするのは。
あなたの身近にいた特定の異性が酷かっただけであり、それを異性全体に当てはめるのは暴論です。
やめませんか異性を色眼鏡で見るのは。
人間男女関わらず良いところと悪いところがあります。色眼鏡を外さなければ悪いところばかりが強調され、あなたの目に「まともな異性」が映ることはありません。
やめませんか異性を尊重しないのは。
男性にも多いですが異性を尊重していないのに、異性から尊重されようとするのは都合が良すぎるとは思いませんか?
やめませんか『異性蔑視』
ここまでお読みくださりありがとうございました!
感想、高評価低評価、お待ちしております。
よろしければ処女作である
[必見]大学での異性との会話術とヤリチ○のクズがモテる理由について!!
https://ncode.syosetu.com/n5892ho/
こちらもお読みください。
異性との会話術、女性の生態、クズがモテる理由について炎上覚悟で述べたエッセイです。
(注1)
ツイッタージャパンのツイート
ttps://twitter.com/twitterjp/status/923671036758958080
(注2)
総務省の情報通信白書令和元年版
ttps://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd114210.html