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A2:洗脳密令  作者: HasumiChouji
第一章:毒戦寒流
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(4)

「あのさ……立ち食い蕎麦だよね、ここ……」

 晩飯を食ってからでも指定の時間に間に合う……筈だった。

 しかし……。

「普通、立ち食い蕎麦屋で、注文ごとに天麩羅揚げる?」

 このせいで、ざっと、予想してたより5分は時間ロス。

「えっと……だから美味いんですよ」

「ああ、くそ……どこかに目立たない……」

「ここで借りますか?」

「えっ?」

「店員と顔見知りなんで……」

「ま……待って……」

 その時、店員から……。

「食券の番号、三六と三七の方〜」

 私達だった。

 カウンターまで行って注文したモノを受け取り席に戻る。

「たしかに美味いね……」

「でしょ」

 私も相棒も黙々と食事を続ける。

 店の中を見渡すと……幸い、それっぽいヤツは居ない。

 蕎麦を食い終った相棒は食器を返却棚に持って行くと、店員に警察手帳を見せて……。

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