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異世界勇者の人助け  作者: 鳥羽こたつ
プロローグ
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リスタート・プロローグ

プロローグです!読み飛ばして問題ありません!

同じような景色を、もうどれほど見ただろう。

地平線の彼方まで見渡せるほど整った大地。雲ひとつない青空。人類に恐怖を与えていた魔王を倒した私の前には、そんな景色がずっと広がっていた。

これが私の守りたかった世界だ。澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、一人で歩きながらこれからのことを考える。

まずは海にでも行ってみようか。もしかしたら魚がいるかもしれない。

そしたら森にも行ってみよう。何か動物がいるかもしれない。

最後に故郷へ行ってみよう。私の帰りを、誰かが喜んでくれるかもしれない。

そんなことを考えていると、自然に笑みが浮かんできた。もうこの世界は平和だ。これからはこの平穏を、静寂を楽しまなければならない。



──束の間の平和はそこで終わった。

気がつくと地面から淡い光。青白い魔方陣が私を包んでいた。

透き通るような色とは正反対に、どことなく感じる禍々しい空気。

いったい何が起きるのだろう。考えをまとめる前に、私の意識は途切れてしまった。

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