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栄養・食料

「ところで食べ物はどこで買えるのか、食料を補充したいのだが。」

コーディネーター「とりあえず、このパンと干し肉、大麦だ。」

「硬い…これが食べ物なのか。パンというよりナンじゃないかな」

コーディネーター「あとは、町に行ってからなら買うことができる。」

コーディネーター「そのまま食べてもいいけど、スープにつけて柔らかくして食べるものだよ。」

 用意していた保存食があるがそれだけで賄うのは心配なので、現地で調達する必要があった。ただ、安全を考えると干し肉、ミューズリーのようなものしか食べれない。野菜と言うか野草は苦味が多く、現代のものより毒性が多くありそうで、食べれるのかが疑わしい。



 食器はあるが手づかみで食べているようだ。

「フォークとナイフはないのだろうか」

コーディネーター「あるが、使わないのがマナー」

「……」

 手づかみで食べるのは衛生が気になるが木出できたものもいいとは思えない。ステンレスのナイフやフォークがないので手の方が洗ったらマシだ。箸やスプーンフォークを使って食うものだろう。手で直に掴むなら石鹸で手を洗うか、アルコール消毒したい。

 干し肉もビーフジャーキーをさらに固くして、塩だけの味付けにしたものを思えばいい。噛めば噛むほど味が出てくるが素材だけの味でなのだ。肉があるということは刃物で加工しているはずだし、包丁はあるだろう。おもむろに包丁を取り出し硬い食べ物小さくスライスしてから食べる。それでもまだ固い。これらの食べ物は、現代の食事になれている人間には固すぎて顎が疲れてなかなか食べることができない。食べものは保存のために干しているので固く、塩で保存性を高めているので塩辛く、糖分がなく、香辛料もないので味けない。


 諦めて元の世界から持ってきた保存食を食べる。食べたものを勧めてみたが。

 「このビスケットを食べてみますか」

コーディネーター「普通のビスケットですね。」

 これは保存用に作られたためにそれほど甘くないが、栄養のバランスを考えて作られている栄養ビスケット。パンが駄目ならビスケットを食べればいいじゃないという感じで食べている。というのも現地の食べ物だけでは栄養バランスを得られないだろう。

手づかみで食べていたという歴史はあるが、大抵はそう書かないものが多い。

生活の部分に拘って、話の進みが遅くなっているのでサクッと飛ばしたい。

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