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農地の改良


 土壌(どじょう)改良材を入れたりしてやっとのこと草も生えない農地に雑草が生えた。雑草では作物を育てるという目標からはほど遠いが、すくなくとも植物が育つ土地になったといえる。この事を代官に報告しにいくと、評価が二つに別れた。雑草しか生えないのかと(さげす)む意見と土壌(どじょう)の再生してきているという意見であった。

 評価しない側の人間は新しく農地を切り開く作業をしている。ただ、木を切り(たお)すのに私が(わた)したのこぎりと(おの)を使っているのであまり強くは言えない。元々木を切り開くのにノコギリを使っていたが重労働のためにあまり進んでいなかった。木が大きかったので余り切れないノコギリでは難しかった。この世界ではないところから持ってきたノコギリの性能が高かったのも有る。

 農地開拓(かいたく)派と農地の改良派に意見が分かれることになった。農地の改良派では肥料を使ってみたいという申し出があった。ただ、慎重(しんちょう)を期すために(ほか)(はな)れた小さい農地での実験のようだった。肥料に書いてある説明を伝えたがちゃんと伝わっているかは疑わしい。


 代官に(たの)まれた商品の()(わた)しが日課になりつつある。以前のナイフ、ランプ、鏡からノコギリ、(おの)に数量が移ってきている。金額は以前と同じ10金貨になるように調整している。2金貨の費用で仕入れて10金貨で売るので収益率は高い、その分だけ手持ちの金貨が増えいる。


 その金で毛髪(もうはつ)を買い取って見ることにする。(かみ)数本を一人(ひとり)に付き銀貨一枚で直接()っこ()いた。かなりの悪趣味(あくしゅみ)のような気がするが、銀貨の影響(えいきょう)か好評であった。こうやって金に物を言わせて、遺伝子サンプルを集めるというクエストをやり()げた。


 次の目標

○元の世界の植物の栽培(さいばい)

○金属の精錬(せいれん)

○金属加工の機械の導入



 食料では原性植物では、肥料を増やしても栄養が見ではないところに行き、食物生産が増えない。買った農地の土壌(どじょう)改良にはもう少し時間がかかるようで、それまで鉢植(はちう)えによる育てることにした。元の世界の土の()()みは細菌(さいきん)の問題から禁止された。(はち)肥沃(ひよく)な土地をとって植物の種を植える。


 農地の改良派の肥料を買いたいと申し出に答えるために肥料を集めたが、肥料の価格の問題が出てくる。肥料自体は安いが、重量が重い割りに高く売れそうにないということ。農地面積が広いために大量の肥料が必要だった。この世界で肥料自体を作れないかという考える。マメ科植物による窒素(ちっそ)の固定、酸性度の調整などできそうなことは有るがどうしても時間がかかりそうなことばかりであった。


自作の自動ルビ振りマクロで、ふりがなを付けてみた。

https://github.com/kyukyunyorituryo/add_ruby

次は金属の精錬について書こうと思う。

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