鑑定結果
代官に商品を引き渡したので価格を言い渡されるようで公会堂にやってきた。
代官「商品の価格なのだが、わからないのである。調べさせたが同じものを作れるものが居なかった。作り方もわからなかったので価値がわからない。」
「・・・。送料に金貨が2枚ほどかかるのでそれ以下だと困ります。」
代官「もちろん最低金貨10枚は渡す。価格がわからないので、上の者への上納品とする。送られた者が価値を決めてくれるだろう。」
帰ってきた返答が価格がわからないというものであった。というのも国内で同じものがない、同じものを作れるものが居ない。そういった理由から価格を決定できなかったというわけ。価格がわからないものはとりあえず、上の者への上納品となった。つまりこんな珍しい物がありましたと、上位の貴族王族へと贈答した。そして気にいるかどうかによって価値が決まるようである。まぁ贈答に使われるのだから、相応の価格なのだろう。一個数百円のものが、十万円へと化けたのであった。
もちろん大量に売り出すと価値が下がってしまうのだろうが、数が少なすぎると逆に価値が決まらないということになる。そういったことから数個と限定して流通することになった。
とりあえず金貨十枚を渡されたが、何円になるのかは決定していない。流通させたが、これが新しい技術開発につながるかというと疑問である。なぜなら、平らなガラス、透明なガラス、鏡というのは近代に作られたもの。ステンレスとなるクロームの元素の同定もままならないだろう。当面にあたって、こちらの技術ではまだまだ作れそうにない。
通貨価値の換算のために、金の重さで測り、元の世界で換金する額を計算する。
金貨一枚 約2g で一万円
銀貨一枚 約14g で千円
転送に必要なもの
1kgものを転送するのに1GWが必要で
700ワットで1MW分充電するのにの23分48秒
700ワットで1GW分充電するのに16日間と12時間49分31秒。
元の世界での所持金、20-2で18万円
こっちの世界での所持金金貨10枚と銀貨数枚。
20グラムのものを転送するのに7時間56分11秒かかるという計算に成るが、金貨4枚を転送することにした。そして残りの資金で水車の改良に取り掛かることになる。
その他に注文をしていた工具であるが、親方に渡したいものがあった。そう、のこぎりである水車大工であるため木材の加工にどうかと思って頼んでいた。親方の反応が楽しみである。日本の鋸刃は西洋ののこぎりと違い引いて切るのと違いが有る。また刃が薄いために細かく加工がしやすいと思われる。
「プレゼントをもってきました。」
親方「ほう殊勝なことで」
「これです、木材があれば使っているところを見せたい」
のこぎりを取り出す。
親方「おい、用意しろ」
見習い「はい、ただいま」
「このように引くときに力を入れて木を切ります。」
親方「木工ができないと言っていたができるではないか。」
「こののこぎりがないとできない。使ってみますか。」
親方「これは楽だな、そんなに力がいらない。」
「これで、水車を作り直して欲しいんです。今のだともっと出力をあげようとすると、ばらばらになりそうで。」
とまぁ、こんな感じで工作の精度を上げながら出力アップを目指している。
次は肥料について書こう。




