野宿
水車を設置する農村まで移動することになった、機材は牛車で運んでいるが基本的に歩きである。農村までの道程は2日ほどのようで野宿することになりそうだ。あれから充電はしていたのでスマホのバッテリーは満タンになった。水車がつかえなければ手回し式の充電することになる。
一行は移動の途中で停泊する場所を決めたようだ。
親方「ここで休むことにする」
長く歩いたところで開けた場所で野宿するようである。火をつけるために薪集めと、石集めをしていた。
かまどの場所を用意したりと薪と料理と有るが、おもむろにライターで火を付けるとなにかおどかれたがライターから薪に火がなかなか付かない。むしろ火打ち石でつける方に速さで負けてしまった。よくみると、繊維状のもの葉っぱ小枝と順番に火を大きくしていっている。それなら枯れ葉ならライターで火がつくかな。
「このライターを試してくれないか」
見習工「便利だけどもう火はついてますから」
「今度はこの包丁を試して」
見習工「ナイフはありますよ、ほら」
わりと昔からあるものは必要性を説得するのは難しかった。こうしてみると、100円ライターも火打ち石と火口を短縮して作られた物なんだなとしみじみと感じていた。ガスが無くなっても火打ち石の代わりぐらいにはなるか。安いステンレス包丁が鍛鉄で作られたナイフに見劣りしている反面錆びないという説明ができずにいた。
この世界の技術レベルはどのくらいか、うまくハマるものはなにか。通信ができれば元の世界から送ってくることが可能なら商売が可能なのではないか。需要を考えていたがある程度完結している社会の必要性がわからずにいた。鉄はあるが金属で機械を作るのではなく、木材作ることが多い。金属は武器やナイフに使われることが多く金属も青銅、鉄が主である。馬車は大体の部品が木製で、ギシギシ音を立てながら進むので効率が悪そうだ。
農村についたら必要なものが見つかるだろうと思っていた。私の服装は浮いているはずなんだが、外国人と言われればそれだけで納得するようであった。また、コーディネーターがついているのでそのせいもあるのだろうか。
街道沿いに進むと、街から離れていくことがわかる。ある程度行ったところでナビによってマッピングされていることがわかった。方位磁針の機能も持っているようである。
町で一番に気になるのが町全体に余剰がなく、生活を回す分だけで回っている。そのため品物を売っても買わないだろうと言うのが予想できる。貿易としての機能のために外国の人間が多くいるために、目立つことはないだろう。公益の場としてみれば、税収を得るためにとられる税が多くなるが、公益の場として集めるための競争はある。
参考
エネルギーの人類史 バーツラフ・シュミル (著), 塩原 通緒 (翻訳)
正直休もうかと思っていたのだけど、書くことにしました。できればもっと文字数を増やすか頻度を上げたいと思う。




