水車
水車の資料を見てからというもの新しいアイデアが浮かんだのか、新しい水車づくりに邁進している。もちろん私ではなく、親方とその職工たちのはなしである。もちろん図だけではなく意味を聞かれたが、ある程度は図面だけで作れるようだ。水車には下掛け水車、上掛け水車など水を掛ける位置により種類がある。上掛け水車の方が水の重さも利用できるので効率は高く出力は大きくなる。また、縦に回転するものと横に回転するものがある。
親方「まず、これを見てほしい。今まで使っていた水車では、回転軸が立っていた。それを横にして、水を上から受ける。」
職工「これはまたイチから作り方が変わってますね。」
親方「できなくてもいい、取りあえず動くものを作るぞ。」
職工「おぉ!!!」
図面のものを複製するにも、同じ材料が手に入らないことや精度の問題がある。いきなり動くものができたり、耐久性があるものが作れるとは限らない。知識だけ図面だけを持っている人間では作業に口出しができないというもどかしさがある。
水車は個人や会社の持ち物であることがなく、領主の資産であり自由に使うことが難しい。使いたいときに使えない、利用料を払うことで借りることができる。水車を粉引きに使い収穫量から税収を把握しているために警備が厳重である。それ以外の用途でも水車を利用して、あわよくば使える水車の量を増やしたい。
大型の水車では、専有することが難しく旅先でスマホを充電することができなくなりそうだった。持ち運びできる小型水車を作る必要があった。川に放り込んだら周りその回転で発電するだけではあった。
枕が変わったら寝られないという人がいるが、布団が全体的に違いすぎて寝られない経験をした人はあまりないかも。なぜか、全く知らない部屋で寝ることになっていた。虫がいるために、殺虫剤を撒いていて寝袋にくるまっている。
参考
中世ヨーロッパの農村の生活 F. ギース (著), J. ギース (著), 青島 淑子 (翻訳)
水力を脱して、蒸気機関に進めばもっと手軽に得られるし、風車といった方法もあるだろう。蒸気機関は材質が金属である。大量に金属が作るには燃料が必要、木材が枯渇、石炭への切り替えという手順が必要になる。
効率という現在の状態から理想的な状態で割った値である。
小麦の脱穀や製粉に使われる水車からエネルギーを利用して、通信を確立することが次の目的になる。
水車は水路に流れる水を動力として、水車を回転させて回転エネルギーを得る。そのエネルギーを転移装置と接続し、元の世界との通信を可能にする。内容としては、元の世界からはものを送れるが、逆にこっちからは送れないようである。送り出す側に注ぎ込むエネルギーによって転移可能な質量が決定される。つまりまだ帰還に必要なエネルギーが足りていない。
転移に使われた機械にエネルギーを注ぎ込むことで新しく機能が解放された。今まではちょっと進んだコンピューターと見ていたが、エネルギーをつぎ込むことで、物体に対する加工が可能になっている。
3Dプリンターの機能がある。ただ、知っている3Dプリンターと違うのは物体を原始レベルで分解して構築できるという点にある。加工にはエネルギーが必要なので、普通に加工した方がエネルギー消費が少ない。使いようによればこの時代の技術では作れないものまで作ることが可能になる。
2日分の食料を持って歩くのである。風呂に入りたくてもなく、着替えはないが装備によってある程度清潔に保たれている。
拠点への移動は60キロメートルほどの距離を徒歩で、2日ほどかかる予定である。そのために、野宿を二回ほどしなければならない。持ってきた電気で動くものは充電しなければ動かなくなりそう。手で漕いで充電する方法、太陽光で充電する方法など、数々ある。この転移使われた装置も元の世界とのもののやり取りや通信が可能なほどのエネルギーには足りないようである。
小麦の脱穀や製粉に使われる水車からエネルギーを利用して、通信を確立することが次の目的になる。




