第4話依頼
ーーーーーギルドーーーーー
「リンちゃんーこの依頼にするよー」
「あっルークさん達は何かいい依頼決まりましたか」
「ふっこれさ・・・」
リンちゃんの前に依頼状を差し出した、ちなみにこの依頼状のランクは最低級のEランクである、明らかにパーティランクの適正よりはるか下であるけど俺は、気にしない気にしない
「えっ・・・このEランクの依頼ですか」
「えっええそうよ、リンさんの言いたい事は分かるわ、けどのこの堕落万年野郎の決めた事だもの」
ふむふむ、堕落万年野郎とは・・・って俺かよなんだよ堕落万年野郎って初めて聞いた言葉だぞ
「おいこらリーシャ、なんだ堕落万年野郎って初めて言われたぞこのやろう」
「あら、なにか私はただ真実を述べただけよ」
「ぐぬぬぬぬぬ」
「師匠殿大丈夫でござる、堕落万年野郎でも拙者の師匠に変わりはないでござる」
なんて言う純粋な子なの逆に心が傷付くのわ何故だろう
「まっまぁ、リーダーのルークさんが決めたなら私からは何も言いませんけど、一つ言うなれば・・・ルークさん達のパーティAランクに近いですからもうちょっと上の方で行った方がいいかなーと」
「大丈夫です問題ないですはい、これでお願いします」
リンちゃんよ我がパーティの掲げてる事はいかに楽して金稼ぎするかだよ、上のランク挑んだら他の奴らがうるさいからね、というか面倒この上ないんだ
「はい、わかりましたルークスさんではゴブリンの耳10個入手お願いします」
「腕がなるでござるよ〜〜」
「えーと、確か場所ははじまりの森であってるよね」
はじまりの森それは冒険者が初めて討伐系の依頼をする時に訪れる場所だ、ゴブリンやコボルトなど極めてランクの低い魔物達が生息してる森、冒険者が初めて訪れる森だからはじまりの森と呼ばれるようになったそうだ
「ところで準備とかは大丈夫か、一応ゴブリンだけの予定だが、予定外のことを考えると他に準備とかした方がいいと思うが」
「貴方ってこういう事はリーダーらしいわよねいつもその通りにやってくれればいいのに、準備の方が私は大丈夫よ、前回誰かさんがやってくれたおかげで道具とかは消費しなかったわ」
「てへへへ、褒めるなよ、俺褒められるの苦手で」
「全然褒めてないわよね」
「拙者の方も大丈夫でござる、いつでも行けるでござる」
「よっしゃ、さあ早いとこ終わらして飯代稼いで昼寝するぞ」
「おーでござる」
「はあ・・・また何かやらかさなければいいけど」