第3話愛弟子テトラ
「よ〜し、飯代稼いで今日はゴロゴロするんだ〜い」
「貴方って人はね、その堕落した生活をもう少し直したらどうかしら」
俺はリーシャに向かって指をさし素晴らしい事を言った
「人はな、食べて寝る、これが真たる人の姿よ」
「いや、それは貴方だけよ」
ふと、後ろから何者かが叫んでる声が聞こえてきた
「お〜いリーシャ殿、師匠殿〜ここに居たでござるか」
俺たちの所へ駆けつけてきたのは、可愛い顔をした女の子なんとこの子は俺の愛弟子なのだ、ちなみに名前はテトラという
「ふっ我が愛弟子よ、良くぞ俺らがここに居る事を見破ったな」
「はい、さっきリン殿に聞いたでござるよ」
「・・・・・・ふっなるほど」
「貴方ってなんかカッコ悪いわね」
「とっところで師匠殿、リーシャ殿は今から依頼するのでござるか」
「そうだな、簡単な討伐系の依頼をこなそうかとおもってるところだ」
「拙者もお供してもいいでござるか」
「私は反対なんてしないわよ」
「俺も愛弟子を突き放すそんな行為はしない」
「ありがとうでござる、なんか依頼は見つけたのでござるか」
「いや、俺らも今から依頼を見ようとしてる所だ」
さてさていい依頼は無いかね〜ゴブリンあたりがいいな初心者向けだし、飯代稼げるし
「おっ師匠これなんかどうでござるか、ゴブリンの耳を10個入手せよでござる」
「おっ耳を10個ということわ、ゴブリン五匹討伐すればいいってことだなうんこれにしよう、流石我が愛弟子よ」
「私も異論はないわ、けどなんか張り合いがないというか」
何を言うかこの娘は、全くこんな簡単な依頼ほど他には無い、これなら昼寝出来そうだ
「馬鹿野郎、ゴブリンを馬鹿にするなあいつらを侮ってたら負けるぞ奴らはな」
「あーはいはいリンさんの所で受注しましょ」
「はいでござる、さぁ師匠殿行くでござるよ」
おっそんなに押すな愛弟子
「おうよ、さていざ行かん、ゴブリン討伐」