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第17話シルバーファング討伐?

 ーーーーーはじまりの出口付近ーーーーー


「ふっ俺が村にいる時は毎日訓練の毎日穴掘りなんて日常茶飯事だった」


  あの時は辛かった・・・自らを強くなるにはどうしたらいいのか、母に問いかけたところ我が母はこう言った、強くなるにはまずは穴掘りから始まるのよと、確かに筋力と体力を鍛えられるしかし母よ昨日川が濁流で村のゴミ捨てる穴が水で埋まったからなのでは無いですかと確かめたところ、無言のパンチを貰い泣く泣く穴掘りをやったあの日々、穴掘りが終わった事を母に伝えた時、母は無情こう答えた、村に井戸を何ヶ所作るから井戸の穴掘っておけと・・・


「今思い返せば、くぅぅ涙が出てくるぜ」


「貴方村にいる時どんな生活を送ってたのよ」


 リーシャは引きつった顔で俺にそう問いかけた


「見ておけ、これが穴掘りマスターの力うおおおおおおお」


「凄いでござる、あっという間に大きな穴を掘ったでござる」


「私まだ、魔法かけてないのに・・・なんてパワーなのかしら」


  ふっこれが穴掘りマスターと呼ばれ実力よ、よし、この辺りにヌルヌルくんをぶちまけてと・・・あっ全部出ちゃったってヤバいヤバイ全部ぶちまけちゃったよ⁉︎滑って立てない、俺出れない大ピンチ


「いやぁぁあたすけてぇええー滑って何もできない」


「うふふふ、これで岩とか落としたらもっと悲鳴をあげるかしら」


 なんかエリーカ凄い笑顔で恐ろしい事言ってるけどそんな事より助けてヌルヌルくんまみれになるぅうう立てない、くっ俺がした事がやっちゃったぜ


「師匠殿今からこのロープを投げるのでそこに捕まって欲しいでござる」


 おおここに本物天使がいたぞ、おおこのロープを身体に巻きつけてよしっ


「捕まったぞー上げてくれ」


「今上げるでござるよ師匠殿ー」


  たっ助かった・・・もう二度とヌルヌルくん使わない事を決心した


「テトラありがとうー」


  俺は感動のあまりテトラに抱きついた


「しっ師匠殿何を・・いやこれはこれで嬉しいでござる天国でござる」


 テトラは顔を真っ赤にしながらうっとりした表情を浮かべてた


「貴方はいつまで抱きついてるのよ‼︎」


  ドスッと言う音とともに脇腹に衝撃が走り、地面とキスをした


「ぐふっ・・・」


「師匠殿大丈夫でござるか⁉︎」


「おっ俺の事より早くルカをこちらに呼ぶんだ」


「あらっもう終わりなの・・・もう少しルカの悲鳴を聞きたかったけど仕方ないわ」


「なにまだ恐ろしい事言ってるの君は‼︎」


  エリーカよ・・・イジメ癖が強すぎる仲間想いなのか不安になってきたぞ


「ルカ殿こちらの穴にシルバーファングを落とすでござるよ」


「ひぃいぃい、今いくよーきゃぁあ危ない危ない」


  ルカが泣きながらこちらに走って、穴をジャンプし、シルバーファングも穴を避けようとジャンプしたところ


「ファングちゃん達はこの穴が家なのよ」


  そう言い、エリーカは杖を掲げ、シルバーファングに魔法をかけ、穴に落とした


「はぁ、はぁ、はぁこの穴にこの爆弾を入れるの?」


「よっしみんな、この爆弾を穴にぶちまけるんだ」


  シルバーファング達はキャイン、キャイン言いながら滑りコケてる、正直可愛いと思った俺は悪く無い

  ・・・・よしっ後はあの時間式爆弾をセットしと


「えーと五分までセットして今は1分だねこれをあっ・・・」


  ルカが時間をセットにしてる時、汗で爆弾を滑らせ、穴に入っていった・・・1分だよね・・・


「なにやってんのぉおおおあっ時間が1分だ・・・うん起動中だね」


「これやばく無いの」


  リーシャは不安そうな顔してこちらを見て来た


「うん、のこり数秒だから転送アイテム使う時間すらないよ」


  俺はできる限りの笑顔でリーシャに説明した


「にっ逃げるでござるよー」


  俺達は一心不乱に、その場を走りながら離れた

 後ろから爆発音と共に爆風が俺達を包み込んだ



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