第1話魔物達と追いかけっこ
ーーーーはじまりの森ーーーー
俺の名前はルーク、一応いるじゃないとお金が無いしね、その為にはギルドに行って依頼書があるからそれを受注するんだけど、依頼書って言っても色々ある、街の人たちが困ってる事を解決したり、討伐したり、新しいダンジョンの調査したり、種類は様々なんだけど・・・俺の場合は主に討伐系がメインかな?おっと今はそんなこと考えてる暇はないんだよね
ルーク走りながら後ろを見ると魔物達がルークに向かって追いかけている。もちろん殺意を撒き散らしながら
「いや〜まさか適当に投げた爆発弾が魔物の巣に直撃するとは・・・」
「何を馬鹿なこと言ってるの⁉︎早くこの状況をどうにかしなさい‼︎」
そう言って一緒に走ってる女の子はリーシャさっき一緒にパーティを組んだ子だ。
「うーんとりあえず今は逃げる?」
今の所は何にも案が出て来ないから逃げるの一択だね。
「もー頼りにならないと男ね全く」
そう言ってリーシャは怒りながら言ってきた
「まーこれもまたいい思い出でしょ?けど・・・今気がついたんだけど」
「何よ?」
「転移アイテムここにあるんだけど・・・」
そう言って俺は転移アイテム、クリスタル型のワープ装置を手に持ちリーシャに向かって見せつけた
「それを早く言いなさいよ‼︎どんだけ走ったと思うの‼︎」
リーシャは転移アイテムを奪い取り転移アイテムを使った、そして眩ゆい光に包まれた、そして目を開けると見慣れた街、そして目の前にはギルドがあった
「も〜災難だったわよ・・・本当あなたといるといつも災難に遭うわ貴方強い癖にこういう悪運も強いわね」
「いや〜流石に森のダンジョン内であの数を討伐するにも大きな魔力使うし何より、ダンジョン内がめちゃくちゃになっちゃうからねぇ」
「そういう事軽々しく出来るのは貴方ぐらいしかいないわよ・・・本当なんでS級にならないのよ」
「とりあえずそんな面倒くさい事したく無いし、食ってければいいかなーと」
まぁ俺は自分にでも言うのもあれなんだけどものすごい強い分類なんだよね・・・なんか村で鍛えまくったらいつの間にか力がついたというかそんな所かな、そうそうギルドの階級制度があってE〜Sまであってそれで階級クエストでその条件をクリアすれば、階級が上がるんだけど、俺はそんな面倒くさいことしたく無いし、俺の階級はCクラスなんだ
「まぁそんなことよりまずはギルドに入ってクリア報告しないと」
「それもそうねなら早く行きましょ」
主人公の一人称を僕から俺に修正しました