表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
杖つくりのハイリンヒ  作者: 若月 幸仁
ニュメラスの泉
13/16

忍び寄る影

 枝を持ち帰ったハイリンヒの手元を見て、ヒルデガルドが言う。

「へえ、素人目にもわかる、素晴らしい枝だね?」

 金色に輝くそれを、しげしげと見るヒルデガルドの目は好奇に光っていた。

「はい、早速・・・・」

「テストだね?」

「ご名答です」

 そんなふうに言い合い、笑いながら、二人は枝を握った。

 そして、魔力を注ぎ込む。

 眩いばかりの光が放たれた。

「すごい!」

「ああ!」

 その光は、凄絶なまでにその場を埋め尽くした。

 

 それを影で見ている者がいた。

 その影は、小さく舌打ちをし、その場を去り、走り出した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ