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幕間1 稟 風√

拠点:稟、風 題名「嵌められた面接戦」


稟SIDE


やってしまいました。


「もうダメです。オシマイです」


面接を始めて四半刻も経たずに倒れてしまうなんて。しかも只倒れたわけでもなく鼻血をぶっ放しながら…。


「まあ、そんなに凹むことはないですよ」

「あなたはどうして暢気なのですか!後何穏やかな顔でお茶なんて啜ってるのです!」

「お茶飲みに来たのではなかったのですか?」


というか何故あの時助けてくれなかったのです!


「あまりの惨事に目も当てられなかったものでして…」

「くぅ…!」


このままでは華琳さまの側に居るどころか、恥ずかしくて陳留に残っていることさえも出来ません。


<んで、これからどうするんだい?全力で失踪するかい?それとももう一度突撃するかい?>

「…取り敢えず待ちましょう。近いうちにまた呼ばれるだろうと思いますから」

「呆れられて呼ばない可能性もありますけどね」

「その時は本当に浪人として従軍してでも実力を見せる場面を探すしかありません」


少なくとも華琳さまの元へ仕えないという選択肢は私にはありませんから。


軍で再び私たちを探したのは、あの事件が起きて三日後の事でした。


・・・


・・



「あ」

「「あ」」


案内された場所に行くと、そこには藍色の服を着た女の子が席に座っていました。


「あ、あの…おはようございましゅ」

「おはようなのですよ」

「おはようございます…さてはあなたが徐庶元直ですか」


前の面接には出ていなかったのに今回は来たんですね。


「違いますよ、稟ちゃん。元直ちゃんはこの前遅れたけどちゃんと来てたのです。稟ちゃんが鼻血吹いて倒れたのを見て驚いて気絶してましたけど」

「そ、そうだったのですか。なんというか、ごめんなさい」

「あうあう…いえ…私こそ、勝手に死んだと思ったりしてごめんなさい」

「え」


不吉なことを言い放った元直はもじもじと落ち着かない様子で周りをキョロキョロしていた。


今回呼ばれた場所は3つの小さな卓用意されていて、元直はそのうち一つの卓の前に座っていた。


「これは私たちも一つずつ占めていればいいんですかね?」

「一応それで問題なさそうですね。」


私と風は元直のように卓の前に座りました。弧を描いてる3つの卓に私が真ん中、私の左に風、そして右に元直という形になりました。弧形に配置された卓のその側で座った私たち三人の視線は自然と向こう側の一つ残った席へ行きました。


相席がひとつということは、つまり面接官が一人であること。しかし、何故わざわざ卓3つを合わせた形にしたのか。


その疑問は直ぐに解けた。


直ぐ侍女たちは重そうな碁盤3つに石を持ってくるのが見えた。


「囲碁盤?」

「これは、これは…」

「あうあう、やっぱり…」

「やっぱり?」


元直はこの面接内容に知っていたようでした。


「元直殿は私たちが囲碁の勝負を持ちかけられると知っていたのですか?」

「は、はい…あの、不正のつもりはなかったんですけど、多分そうだろうって聞かされまして…」

「聞かされたって一体誰に…」

「今回は全員揃ったようね」


私が詳しく問い詰めようとした所、荀彧殿が一人で現れました。


「曹操さまは今回は来られないのですか」

「前にあんな真似をしておいて華琳さまがまた来られると思ったの。寧ろこの面接場にまた現れたのが厚かましいわ」

「うっ、そ、それは…」

「私に任されればあなたなんて実力は関係なく陳留から追い出してるけど、華琳さまが情けをかけて許されたのよ。今回もあなたのことを考えて来られないと仰ったのだから感謝しなさい」


くっ、心遣いは感謝いたしますが、会えないことが残念で血の涙流しそうです!


「というわけで、今回の試験は私一人で行うわ。見ての通り内容は囲碁よ」

「……あの、もしかして荀彧さま一人で私たち三人を相手するのですか?」

「そうよ。何か問題でもあるの?」

「なっ!」


多面打ちなど…仮にもこの三人は軍師候補者です。既に軍師である荀彧殿が地位としては古参である以上上かもしれませんが、実力に関してはそれほどの差はありません。同級の相手3人に対して多面打ちなどと相手に対しての冒涜です。


「不満そうね」

「当たり前です。少なくとも自分の実力が誰かに劣ると思って挑んだことはありません」

「じゃあ今度からは覚えておきなさい。自分より強い相手にどう対処すればいいかをね」

「っ!」


荀彧殿の自信溢れる態度に私は頭にきました。


「今日はこの試験のためにわざわざ一日仕事を空いておいたのだから、別に考える時間は気にしなくても良いわ。ただ今日のうちに終わるようにはして頂戴」


両側の二人の顔を窺うと、二人とも私と同じ反応をしているようでした。風がああやって目を半分開けて飴で口を塞いでいるのは不満の表わせでした。元直に至っては口を尖らせて子供のように不満を素で出していました。


「それじゃあ、始めましょう。言いたいことがあるなら盤上ですると良いわ」


いいでしょう。盤上でこの鬱憤を晴らします。多面打ちだから負けたなどと言い訳は言わせません。


<pf>


朝始まった囲碁は、昼が過ぎてやっと中盤に入り始めてました。


「まだやってたわね」

「華琳さま?」


私たち四人が一斉に盤から目を上げるとそこには曹操さまと一刀殿が来ていました。


「あんた、私の代わりに仕事を任せたはずでしょう?」

「…今日官庁は臨時休業に入った」

「はあ?」

「彼の説教を食らった今回新しく文官の一人が辞職書を出す騒動があったから今日はもう駄目だと思って私が街に直接関わる日常系の仕事と大至急な案を持ってない者は全て退庁させたの」


それを聞いた候補側の三人は呆れて声も出ませんでした。


「…あんたなんてことをしたのよ。まだ雇って十日経っていないわよ」

「相手が情弱なことに俺が責任をとれってか?実力もないのに心も脆い奴なんて必要な…」

「私には必要なの!」


曹操さまが横の一刀殿の脚を蹴る一刀殿は悲鳴は上げず唸りながらその場に膝をつきました。


「……」

「ということだから参観に来たわ」

「私は構わないのですが…」


荀彧殿は私の顔をちらっと見ました。


「せ、先日は大変見苦しい姿をお見せしてしまって申し訳ありませんでした」

「構わないわ。あの日は私もやりすぎたわ。もっとあなたがどんな人が知っておくべきだった」

「そ、それは…」

「安心しなさい。あなたを受け入れないって意味ではないわ。でも、私の軍師になるつもりなら、直してもらわないと困るわね」

「は、はい…」


この前は曹操さまに会えるという気持ちでいつもより舞い上がっていたせいで直ぐに爆発してしまいましたけど、今回は碁に集中している限りは大丈夫……なはず。


「さて、どんな風に行ってたのかしらね」


ああ、曹操がこちらに来られます。このまま囲碁盤を見ることを言い訳にして私にお肌を密着させられながら…。


「稟ちゃーん?我慢する気はあるんですか?」

「はっ!」


曹操さまは私たち三人の盤をざっと見られた。その中で曹操さまの目が止まったのは…。


「…これは……何なの?」


風の盤でした。


奇策好きな風の性格は囲碁でも如実にその色を出していました。先ず目に入るのは盤の真ん中である天元に置いてある風の黒石です。そしてそれを中心に広がるは天元を中心に対称されている布石。これは何故こうなったのか。先ず風が第一手を中央の天元に置きます。その後は白がどこにおいても天元から点対称される場所に石を置くことで白の動きを真似するのえす。最終的は中央にある黒の一手の分だけ黒が必ず有利なるという策です。


「面白いことをするのね」

「いえいえ、それほどでも…」


風は暢気に飴を舐めていたけど、こういう無論相手側からすると盤をひっくり返したくなるぐらい無礼な打ち方です。もちろんそういう打ち方がいけないという規則もありませんが。でも正しく碁を学んだ者であればこんな打ち方を良しとするはずはないので、実に図々しい策と言えましょう。普通こんな打ち方思い出しもしませんし思い出しても打てません。風ぐらいなものです。


「これからどう展開されるかに期待ね」


曹操さまが意味ありげな笑みで荀彧殿の方を見ながら仰りました。


「郭嘉、あなたは随分と戦好きのようね」


次に私の盤だが、既にあっちこっちで戦闘が勃発していました。散発的に黒と白が譲歩のない戦いを繰り広げていました。こういうのが私の本来の囲碁かと言うと違います。だけど、


「売られた喧嘩は買います」

「どういう意味かしら」

「荀彧殿が幾らこの軍の軍師と云えど、実力で劣るとはこの三人の中誰も思わないはずです。そんな三人を相手に多面打ちなどと…」


多面打ちというのは本来高手が下手に教える時一気に盤を開いて多数を教えるためにするもの。それを同級と見るべき相手に対してするなど無礼極まりないことでした。


私がわざわざ戦闘が多くなる打ち方をしたのもそのためでした。戦闘が多くなると考えることも増えます。他の盤以上にこちらに神経を向けざるを得なくするのです。


「実力で自分が上だと古参として示したいのかしれませんが、私の鬼謀を侮っては痛い目に合います」

「……は」


は、鼻笑い!?


「さっきも言ったわよね。言いたいことがあるなら盤上ですること。口だけでは素手で虎とも殴り合えるわ。ここにいながら三寸の舌ではこの世が我のものかのようにしてる連中なんて腐るほど見て来た。そんなにすごいのなら見せてみると良いわ」

「……良いでしょう」


あなたがなんでもあなたの思惑通りに出来ると思っていられるのなら、先ずそのふざけた幻想をぶち壊して差し上げます。


「…元直」

「は、はい」

「お前は囲碁の打ち方も控えめなのか」

「あうぅ…実利重視って言ってください」


何時の間に復活していた一刀殿が言ったように元直殿の黒石は度が過ぎると思えるぐらい隅や辺に固まっていました。そのせいで中央の白の勢力は恐ろしく広がって目も当てられません。


「…このままだとつまらないから…元直。提案だ」

「ふえ?」

「ここから桂花に勝ったらお菓子食べ放題な所に連れて行ってやる」

「お菓子!」


うお!なんですか!突然隣でもじもじしていた娘からすごい勢いを感じるのですが…。


「…あんた…何仕事増やしてくれてるのよ」

「これなら少しマシになるだろう。相手の真面目な所を見るのが目的だからしっかりやれ」

「…手伝う気はないわけ?」

「荀文若さまのご指導ご鞭撻を受けてるのに俺なんかが手伝えるか。それに俺は華琳の軍師でもないぞ」

「ふえ?一刀様って曹操さまの軍師じゃないんですか?」

「彼は私の軍師じゃないわ」

「ではいったい…」


私も一刀殿は荀彧殿のような軍師枠と思っていたので問いました。


「…俺の今この軍での役割ってなんだ?」

「……さあ、居候?」

「それは役じゃない」

「じゃあ働きなさい」

「俺は働くぞ。今日もすごく頑張って働いた」

「あなたが頑張るといつも大規模な被害が出るからやめてほしいわ」

「せめてあれだ。諮問役と言え」

「諮問?あなたに私がいつ諮問なんて求めたの?いつもあなたが勝手に言っていただけでしょう」

「受け入れたのだから諮問で問題ないだろう」

「諮問というのは聞く側聞きに行くのよ。あなたは自分がこっちが聞きたくなくても勝手にくるのでしょう?」


しばらく沈黙…。


「どうやら決着を付けなければいけないようだな」

「ええ」

「「ここにもうひとつ盤を用意なさい(しろ)」」


なんかお二人で勝負を始めました。


<pf>


三つの盤の勝負がついたのは日が丁度西側に消えていく頃でした。


結果は…


荀彧殿の二勝一敗。


「おやおや…追いつかれてしましましたね」


最初に投げたのは風。


物真似囲碁というのはいつまでも真似てるわけではありません。十分に利を得たと思えばそこからはその勝機を守りつつ普通の囲碁に移ります。中央に相手の石が行くようになったら適度な時期に物真似をやめるのです。が、風はその後どんどん荀彧殿に追いつかれて結局整地まで行かず投了。


反対側の元直殿はお菓子に釣られて中央へ飛び込んで削減を鑑みるも実はもう大分勝負がついてる盤でしたので覆すことができずに投了。


「ふええ…お菓子……」

「…はぁ…」


そして唯一整地まで行った私だけが五目差で勝ってました。


空中戦になって各所の戦いがひとつに繋がったり妥協したりして結局の所大きく石が盤から取り上げられることはありませんでした。でもおかげでお互い目はほぼなかったのでそこまで差はありませんでした。


「……」


荀彧殿は盤を見ながら沈黙しました。あれだけ大口叩いておいて負けたら悔しくもなるでしょう。


…それでも多面打ち相手に勝ったのだから勝ったとも言えません。多面打ちでこれだったらもし一対一だったら負けてたかもしれないという考えが浮かぶことは仕方ないのないことでした。


「あなた、元はこういう打ち方じゃないわよね?」

「へ?」


咄嗟にそう言われて私は面食らいました。


「所々攻めが甘かったし…普段こんな打ち方をいつもしているのならもっと厳しい攻め方も出来てたでしょうに、普段先ず身近を堅実にしてから責める癖が出て勢いが落ちてたわ。ほら、こことか…ここでこっち広げてきたらもっと厄介だったはずよ」

「あ…」


手を置いた後一瞬後悔していた所を突かれて私は顔をしかめました。確かにそこに置く方が、今回の戦略にもっと相応しかったのです。


「それ以外は…まあそんなにおかしな所はなかったわね。楽しかったわ」


こっちは必死に打った結果なのに余裕そうに楽しかったって言われると腹が立ちます。盤上では勝ったのに、勝負には負けた気分です。


「…次一対一で打つ機会があれば必ず勝ちます」

「今回もほぼ一対一だったわ。途中から元直が勢い増してたけどもう勝負ついてたし」

「あうあう…」

「そんな風に言われると風はまるで空気だったみたいに聞こえますね」

「そんなことはなかったけど…程昱は…」

「…まさかと思いましたけど、やっぱり前に風のような打ち方を見たことがあるんですね」

「まあね…」


あんなふざけた打ち方をする人がこの世に二人も居たのですか。


「見たというかやってたけどね」

「は?」

「なるほど…通りで……」


儒生出身の荀彧殿がこんな卑劣とも言える打ち方を思い出しただけでは足らず実際に打ったことまであるとは…。


「そこまでして一体誰に勝ちたかったんでしょうね?」

「色々試してみただけよ。あっさり見破られたけど」

「それはそれは…風が三日三晩考えた秘策があっさり破られたなんて…悲しいのです」

「あの時やってみてなければ今回負けてたけどね。いえ、寧ろ盤をひっくり返してたわ」

「良かったですね」

「ええ、不本意ながらそう思うわ」


最初から囲碁という競技で面接の代わりにしたのは私たちの打ち方でその基質を見るためのもの。勝負自体が合格するか否かを決めるわけではないはずですが…これは勝っても負けても悪い味が残りますね。


「不満って顔ね」

「…負けたら負けたで悔しいですし、勝っても多面打ちだったという言い訳があるのですから、あなたには不満がないかもしれませんが…」

「なんで遊戯の勝ち負け悔しがらなくちゃいけないのかしら」

「はい?」

「自分と違う相手と碁を打つことは勝負自体を追い越して相手から学ぶという意味よ。戦場では相手に負けたら全てを失う時だってある。勝ち負け兵家の常事とも言うけど、そう行かない時だってあるわ。本来なら模擬戦でもしようと思ったけど、それだとあまり大事になるし代わりに囲碁にしたのよ」

「模擬戦の代わりに囲碁に?」

「そう。囲碁の盤はこの世の縮小版とも言うからね。その中でどんな風に動くか、それを見るをその人の性質を見極めることが出きるのよ」


荀彧殿はそう言って私と風の二人を見た。


「一人は負けず嫌いで状況に沿った判断も自在。もう一人は場に合わない奇策を平然と仕える強心臓…。今回は運が良かった所もあるけど、所詮私は儒生出身だし先ず伝統と気品ある戦略ぐらいしか頭に浮かばないのよ。時によって攻撃的だったり、奇策を咄嗟に持ち込める人たちが華琳さまの側に居るならきっとこれからの覇業に頼りになるでしょうね」

「……」

「二人とも私からは合格よ。後は華琳さまに説明して正式に華琳さまに忠義を誓えば……」


その時、碁石が地面落ちてざぁっとする音が聞こえました。


そしてその音がした方を向くとパチッと大きな音を立てながら一刀殿の頬を打っている曹操さまの姿が見えました。


私たちは皆驚いて何も言えずに曹操さまと椅子から倒れた一刀殿を注目しました。


「……っ」


肩を震えながら無言で一刀殿を睨んでおられた華琳さまはしばらくして早足でその場を去りました。


「…あんた、何をしたのよ」


何も言えず動けずに居る候補の三人の代わりに荀彧殿が倒れた一刀殿の方に行きました。


「……大丈夫だ」

「誰もあんたの心配なんかしてないわよ。華琳さまに何をしたのか言ってるのよ」

「何もやってねえ…普通に打ってただけだ」

「どんな打ち方してたのよ……」


盤はひっくり返されて既にどんな棋譜だったかは判りませんでした。


結局その日も気まずいまま後日また曹操さまに会う日を改めるしかありませんでした。



日本では太閤碁?って呼ぶそうな?韓国では『物真似碁』って言います。

ヒ○ルの碁にでるアレは仕掛けた奴が阿呆です。実際そんな風にやるまで続ける馬鹿があってたまりますか。


p.s.桂花√って題名書いてた。何故誰も間違ってると言ってくれないんだ(涙)

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