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三十一話

華琳SIDE


時間は遡り、その日の夜明け。


息を荒くして部屋に戻って門を開けると、夜明けに私の身支度を手伝うための侍女が盥を持って立っていた。おそらくいつものように訪れたはずなのに私が見えなくて驚いてるみたいだったけど今の私にはそういうことはどうでも良かった。


「そ、曹操さま、お湯を…うむっ」


突然私に口付けされた侍女は慌てて盥を落としてしまった。中に入ってたお湯は私が居ない間冷めていて熱くはなかったけど侍女の服と私の靴下が 完全に濡れてしまった。


「はぁ…曹操さま、これは…」

「…あら、大変。服が濡れてしまったわね」


口付けをやめた私はそう言って侍女を寝床に押し倒した。そして背中の結びを外して慣れた動作で侍女の服を脱がした。あっという間にその侍女は下着姿になった。


「いや、そ、曹操さま。やめてください」


あっという間に素肌を晒してしまった侍女は顔を赤くして手で顔を隠した。初めてされる娘は皆似たような反応だった。


「顔を隠しちゃダメよ。そのかわいい顔を私に見せなさい」


私は濡れた靴と靴下を脱いで素足で寝床に昇りながら言った。


「安心しなさい。直ぐに気持ちよくしてあげるから」

「曹操さ……まぁ!」


・・・


・・



「丞相…丞相、これ、曹丞相、起きぬか」

「んん……?」


何時の間にか寝てしまっていたみたいね。


…あれ、今何時なの?そろそろ朝議の時間なんじゃ…


「汝にもこの癖も困ったものだな。一体何人倒せば気が済むのだ」


私を起こしたのは皇帝陛下だった。

身を起こして見ると直ぐに陛下の言いたいことがわかった。そこには三人の侍女たちが裸体で時々体を震わせながら寝ていた。


「…これは一体」

「汝がやっておいて何をいうか」


私が?全く覚えていない。最初の一人は覚えているけど、他の二人は誰?


「朝余が朝議の前に会いたくて侍女に頼んで連れてくるようにと頼んで、それでも来ないからもう一度他の侍女に頼んでも来ないから来てみたらこの様だ。あともう一人はまたどこから狩ってきた」

「狩って来たとはなんですか」


どっちかというと皆自ら虎の穴に入ってきたものなのですが。


「噂で聞いていたが、こう直に見ると…なんというか、獣だな、丞相は。英雄、色好むとかそういう段階ではなく、ただの色魔だ」

「…そこまで仰るのですか」

「言うとも。思い出したくもないが、昔こんな場面を見たことがあるぞ。宦官の中ででは生殖機能は無くとも性欲は溢れる連中も多かったからな。…汝のせいで嫌な場面を思い出したではないか。どうしてくれるのだ」

「私は自分を宦官と同じ扱いなさった陛下に少なからず怒りを覚えるのですが」


だけど、私が陛下に怒ってる本当の理由は他にあった。


「しかも陛下が昨夜あんなこと仰りますからこうなったのではありませんか」

「何のことだ。指輪のことか?」

「……」


昨夜、陛下から指輪の意味を説明された時、なんか頭の中でぐちゃぐちゃになった。


結婚?


私何時の間に一刀と婚約の契りなんて結んだの。


私はこの状況に一体どう反応すればいいの?


ただの約束のつもりが何時の間にか結婚することになってるってどういうことなの?


そもそもあいつにそんな気なんてあったの?あいつが結婚なんて言うわけないでしょう?


いや、あるかもしれない。だってあの頃は、丁度前妻だったレベッカに関しての話を終えたばかりだったから。


嫌だ。


こんなのずるい。


私そういうことだなんて知らなかったのに。


私はそれっきりで陛下を一人ぼっちにして城壁を降りてしまった。一刀の部屋に行ったけどそこに彼は居なくて、城のあらゆる場所を夜中見まわったけど、何の冗談か彼を探したのは城壁の上。しかも私が陛下といた場所とそんなの離れていなかった。


そして直接言うのが(そもそもなんと言えば良いのかも頭になかったけど)アレだったから遠回しに聞いてみた結果、


一刀にその気なんて毛頭なかった。




だから今この眼の前の陛下に対して少し怒ってもいいと思う。玉体だけど少しぐらい血を見てもいいと思う。私が一体どんな思いで彼にそれを聞いたのかこの方が分かるのかしら。


「…まさか、北郷一刀に話したのか」

「話したも何も、相手はその気なんて全くありませんでした。どうしてくださるんですか。もうすぐ朝議なのに彼の顔をどう見ろと?」

「はぁ…あの北郷一刀がそう従順と認めると思っているのか。なんと聞いたかは知らないが、『一刀、私と結婚したかったの?』とか聞いたら北郷一刀が『ずっとお前の側にいたかったんだ』とか言うと思ったか。恋愛小説の見過ぎではないか」


陳留に帰ったらこの方のお邸を捜索しよう。三流恋愛小説の本が出てきそう。


でも、確かに陛下が言うことも一理あった。彼がそう簡単に認めるはずがない。私だって彼からそんなこと聞かれたらそんな直接肯定なんてしない。というか彼に直接結婚しようだなんて聞かれて直ぐに良いと返す自分が想像できなかった。


だからと言って彼と結婚するのが嫌かというと、


むしろ大歓迎に決まってる。


もちろん重鎮たちの同意を得るとかそういう内部の問題はあるけど、結婚自体は嫌なわけがない。むしろ今まで思いつかなかった自分が嘆かわしかった。


彼とあんな約束までしておいてなんだけど、正直彼をはっきり、完全に私の側に縛っておく方法として結婚以上に良い方法はないはずだった。現に彼を結んだ誓いも結婚紛いなもの。いっそ公式に婚姻してしまえば万が一も他の所から彼を取っていこうとする(主に劉備)恐れも減るし、彼をもっとはっきり縛っておくことも出来るはずだった。


でも、なんだろう。今日一刀と話した時の一刀の反応は本音を誤魔化してるようには見えなかった。純粋に結婚について私が言うことに呆れているみたいだった。もちろん彼が言いたいことも判らなくはない。私としてもちょっと夢見過ぎたと思う。増してや相手が一刀だったにもかかわらずね。


でも単にそういう一般的な視覚を批判するだけではなかったような気がする。謂わば「お前が言うな」みたいな感じ。私がそれを言うのがまずかったというの。もちろん覇王なのだからそういう考えは控えた方が良いと思うのは分かるけどそんな蔑むことはないでしょう?


「それで否定されてふてて目に見える女は全部食べたってわけか」

「……そ、そういうことになるのでしょうか」


陛下は何も言わず無言でまだ寝床に寝ている私を見下していた。その目線は違えどその瞳から感じ取れる軽蔑感は一刀の時とあまり変わらない気がした。


「何か仰りたいことでも?」

「…いや、ない。どうせ言っても治らないし、心配してやるだけ余の損だ」


そして何か諦念したような顔になられた。


前にもこんな顔を見たことがある。実は割りとたくさん見た。主に政務中や報告中に桂花や春蘭を弄んでいた時の……


一刀の顔……。


…あれ?


もしかして、


『英雄の嗜みと言ったらいい話みたいに聞こえるかも知れないが』


それって単に「お前が言うな」ではなくて、


『夜な夜な女の嬌声が絶たないお前の部屋だ。そんなお前が田舎の生娘みたいなこと言うとは…自分で言って恥ずかしくないのか』


「お前みたいなのと誰が結婚するか」って意味だったの?


『社長が一番嫌いな人柄なんですよ。曹操さんみたいに性生活に見境のない人って』


……詰んだ。


重鎮の調律とか、外交とかそういうこと考えてる以前私が私である時点でこの話は詰んでいた。


チョイが言った通りだと性的な問題において私は一刀に完全に蔑まれてるはずだった。そんな私の方から結婚の話なんて持ち込んだらそりゃ鼻で笑うでしょうよ。仮に一刀があの夜チョイと一晩一緒に過ごしてるのを私が見た後彼がその指輪渡したら私でも受取らわないわ。


「!!今なんか寒気がしたのだが…丞相がいつまでも裸でいるから余まで寒くなるではないか。早く服を着て準備せぬか。朝議に行かないつもりか」

「……陛下、今日の会議、陛下だけで行ってください」

「何?」

「私は他に行くべきどころがあります」


私はそう言って寝床から出た。部屋に予備としてある新しい服に着替えた私は、陛下を置いてチョイを探しに向かったのだった。


<pf>


チョイからも聞いた話もあまり希望が持てる内容ではなかった。


彼が私の性癖が嫌いにもかかわらず私と一緒にいる理由は何なのか。もしかしたら私への興味がそれを打ち消してくれてるのかと期待していたが、チョイの判断は『単に我慢してるだけ』だった。


謂わば天下、つまり『仕事』関連だと私に興味があるから他の点はただ我慢してあげてるだけであって、もし私的な結婚なんて話になったら今回のように蔑んだ目で見られるのが当然というわけだった。


これはもう絶望的なまでにダメだった。思えば一刀の世界にいる時、私は一刀についていろんなことを知ったけれど、結局のところ私のことを一刀に話したことはなかった。だから彼が私に対してこれはどう思うか、あれはどう思ってるか聞く機会もなかった。というかそんなこと気にしてなかった。


彼のことを大切に思っていたつもりだったけど、結局のところ、それも仕事以外になるとそんなに親しくなかったのかもしれない。実際私たちが仕事以外に話す機会なんてそうなかった。なんとか私的な時間を作っても結局話す内容は仕事関連だった。私的な話があったとするなら長安でした喧嘩…それも元は長安に誰が残るかの問題から発展したことだった。


本当に私的な理由、例えば単に一緒に昼食を食べに行って仕事とは何の関係もない話なんてしたこともない。彼がいつも皮肉交じりな言い方をするのを言い訳にしたら良いが結局それでも私的な関係はあの一刀の世界に行った時以外に全無だったと言っても良い。


「私と一刀、驚くぐらい接点がなかったわ」


ただ仕事関係で支えてくれるだけなら今まででも全然構わない。仕事だけならむしろ彼は誰も否定出来な、私が最も信頼する親友だった。でも結婚するとなると話はまるで変わってくるのだった。気付くのが遅かったというべきだろうか。そういうこと今まで全く考えてなかったから仕方ないというべきなのか。そもそも何故結婚しなければいけない前提に私の思考は動いているのだろうか。


とにかく調整が必要だった。今までの一刀との関係とは違う、更に上の段階に行くためには。


そうと決まれば一刀に会いに行きましょう。まだ朝議が終わっていないはず。今からでも参加して終わった後直ぐに彼を呼び出して今後の計画とかはっきりと話そう。


そう思った私は会議場に向かったのであった。


そしてそこで偶然一刀が衛兵をまたぶち倒そうとするのを阻止した後、会議場の中に入ると、


「安心するが良い、丞相。余が皆の者の意見を合わせていた所だ。そろそろ結論が出る所だから…」

「華琳さま!こいつと婚姻とは一体どういうことですか。この夏侯元譲、いくら華琳さまがこいつのことを重用してるとは言え、婚姻は全く別の問題です!」


これであった。


どこから突っ込めばいいのだろう。


とりあえず、良くもやらかしてくれましたね、陛下。何故これを皆の前に話すのが正しい判断だと思ったのか判りませんが、例え一刀の同意を得た後でもこの話はまだまだ先の話であって、今話すと当然皆反対にするに決まってます。


そして春蘭、もちろん反対するだろうとは判ってたけどそんな私に怒りながら言ってくるとは思わなかったわ。そこまで一刀が私と結婚するという話がダメな話だったの?


誰が一人ぐらいは良しとしてくれる娘が居てくれても良いんじゃないの?現在一刀と一番親しい愛理も反対するし、他にも積極的に賛同してくれそうな娘は居なさそうだった。季衣と秋蘭は春蘭が反対してるから賛同するわけがない。特に秋蘭は一刀のことがあまり好きではないし。沙和、真桜の場合は凪のことがあるから全面的に賛同してくれるはずはない。稟は言うまでもないし風は……寝てるわね。


「ちっ、弾切れか」

「ひぃぃ…あぁ…助け…」


ふと気がつくと一刀が空になった銃に弾を入れ替えていて、陛下は穴だらけで上半分がなくなった玉座の下でしゃがみ込んでガタブルと震えていた。どうやら陛下が本当の死の恐怖に目覚めたらしい。


ところで私はいつあの鎌を投げたのかしら。


「一刀、その辺にしておきなさい」

「離せ、華琳。あいつまだ死んでない」

「馬鹿なこと言ってないで早く銃を納めなさい」


そういえば、何故霞はなんで私たちを止めなかったの?


「霞、陛下の様子を…」

「………」

「…霞?」

「…あ…へ、陛下!」


霞は私が何度か呼んだ後やっと気を取り戻して陛下の元へゆっくりと向かい始めた。


なんだったの?


「も、申し訳ありません、華琳さま」


その時突然春蘭がその場で跪いて私に許しを乞った。


「万が一も華琳さまがあんな奴をご結婚なさるなんて、とんでもない嘘を信じた私が愚かでした。ですからどうかお許しを…」

「え、春蘭…何を言ってるの。良いから立ちなさい」

「申し訳ありません、華琳さま…今は無理です」

「へ?」


良く見ると春蘭は跪いているわけではなかった。彼女は膝でやっと立っていて、それも腿に完全に力が抜けて震えていた。


「わわーっ、大変です!早く軍医官を…!」


その時後ろからチョイが現れて近くに居た愛理を肩を支えた。愛理は全身を震わせていて、私が言って様子を見ると目を閉じていた。


「どういうこと?もしかして皆会議中に飲んでたお茶に毒でも…」

「お前が全部ぶっ倒しておいて何言ってるんだ」

「は?」


一刀の無愛想な言葉に私は周囲を見た。会議場に居た人のほぼ全員膝をついてるか、倒れていて、立っていたのは陛下の方に近かった霞と稟ぐらいだった。他は私の近くに居た春蘭は膝をついていて、秋蘭も気絶した季衣を支えながら膝をついていて、他は皆倒れていた。風もアレ寝てるんじゃなかったのね。


「お前が殺気立てたおかげで全部ぶっ倒れたよ。おかげで俺も打ち損ねたじゃねえか」


一刀は震えている手を見せながら言った。やけに外すからわざとかと思いきや本人は本気だったのに手が震えて打ち損ねたの。というか私は知らぬうちにどれだけ殺気を立てていたの。普段皆を鎮めるために覇気出す時もここまで惨事を作った時はないわよ。


「はぁ…起きてる連中だけ聞いておけ。皇帝が言ったことは全部忘れろ。今後この話は二度と話題に出すな。俺と華琳が結婚するという話なんて最初からなかった。良いな?」


皆気絶してるか力尽きて返事なんて出来なかったけど、一刀は目で私にも何か言えと伝えてきた。


「……一刀の言うとおり、私と彼が結婚するなんて事は…ないわ」


今の所は…少なくともしばらくはこの話をまた持ち出すのは無理でしょうね。誰かのおかげで……。


「霞、陛下の様子はどう?ちょっと陛下と話したいことがあるのだけれど」

「…悪いけど、しばらく休ませてくれへん?あまり調子が良くないんや」


陛下を見ると、近くに来た霞の袴を握りしめて一向に離そうとしなかった。本当に陛下なりには背中押してやるつもりだったようだけど、結果は最悪だった。結果的に一刀本人にも否定された上に、皆もこれだけ反対してると判ればもう二度とこの話を持ち込むことは難しかった。


もうお終いだった。


「朝議はこれで終わりとするわ。大丈夫な娘たちは倒れた娘たちの面倒を見て上げてちょうだい」


そう言い放って私はイライラする気持ちでこれ以上場の空気を凍らせないため急いで会議場を出た。


・・・


・・



部屋に戻ると侍女たちはも跡形もなく、一人で寝床の上に座り込んでいたら扉をのっくする音が聞こえた。


「入って良いわ」


一刀だろうと思って私は即答えたけど、部屋に入ったのはチョイだった。


「曹操さん、大丈夫ですか」

「…チョイ、あなただったのね」


自然とため息が出てきて私は頭を俯いた。


「社長は元直さんの様子を見ています。他に倒れた方たちも皆部屋に寝かせました」

「そう。一刀は何か言った?」

「いえ、特には…ただ、結婚に関しての話は以後口にしないように言われました」

「でしょうね」


そういえば一刀はこの騒ぎをどんな風に受け取ったのだろうか。一刀が陛下に銃を乱射したのは私みたいに状況を悪化させた陛下への怒りだったのだろうか、それとも私との結婚の話題が出る自体嫌悪感を覚えたせいなのだろうか。少なくとも私が夜明けに見た一刀は結婚に関して肯定的ではなかった。


「ボクは社長と曹操さんがこれよりはもっと近い関係だろうと思っていました。でも今日それが勘違いだったと判りました」

「…そうね」


私も今までそうだと思っていたわ。でも今日全然そうではないと判った。彼ととても近づきになったと思ってたけど実際は私は思っていたほど彼との距離感はずっと遠かった。まるで初めて彼が私の

元を離れた時のような感覚だった。彼を一番良く知っていたと思っていた瞬間、彼はまた今までで一番遠くに離れていった。


「でも、やっぱり今の社長にとって一番気になる人は曹操さんなのは変わりません」


チョイの言葉に私は彼を見つめた。


「だから、ボクはこれからも社長と曹操さんのことを応援しようと思います」


一刀を最初から見て来た娘たちも一刀と私の間の関係は良く見る娘は少ない。結婚に至っては全反対。実際私と一刀の仲を応援してくれると言ったのはチョイが初めてだった。


「ありがとう、チョイ」

「それじゃあ、ボクは三姉妹の練習があるのでこれで…」


チョイは礼をして部屋を出て行った。


結局この結婚騒ぎは寸劇で終わったけど、少なくとも今までの一刀と関係に満足している場合ではないということははっきりと判った。それは発展と言うべきでしょうね。


一刀は私の側にいてくれると約束してくれて、私はそれだと全部良しと思っていた。でも、そうではなかった。単に彼を側に置くことが目的ではなかったのだ。それもまた一つの手段なのだった。


「知れば知るほど、あなたって人は難しいわ」


何で私はよりにもよってあなたのような男を…好きになったのかしら。

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