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  作者: らいらい


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11/11

11

その日の夜 互いの家の晩餐では子供達の話で盛り上がっていた


「父上!とにかくフィーは凄いのです!」

「ほう?どう凄いのだ?」

「私が母上に花を摘んで手に持っていたら 色が少ないと言うのです」

「ふむ で?」

「あちらにあるから あの色を摘もうと

連れて行ってくれるのです」

「それで?」

「確かに連れて行ってもらった所の花は私は持っていなかったのです!」

「なるほど!凄いな」

「はい!」

「セドリックはフィーの事が気に入ったのか?」

「ええ!お気に入りです!私の顔に泥が付いていて 拭く前に拭いてもいいかと尋ねてくれるのです!」

「(そりゃ当たり前だと思うが)そうなのか」

「はい 許可を出したら優しく拭いてくれるのです」

「拭いてくれたからうれしかったのか?」

「いえ 先に尋ねてくれたのがうれしかったです!」


なかなか見込みのある息子に満足しながら


「ではフィーがセドリックのお嫁さんになったら嬉しいか?」


と 核心を突いた質問をした


「お嫁さんですか?」

「あぁそうだ」

「お嫁さんとは 父上のときは母上という事で間違いないですか?」

「そうだ よく分かったな」

「フィーなら 嬉しいです 優しいので」

「そうか!わかった!」

「でも父上 フィーは……えーと貴族ではないです それでも良いのですか?」

「いやフィーは貴族だと思う 父が調べてみるからな 待っていろ」

「はい!」


国王一家は久しぶりに全員揃った晩餐を楽しんでいた



一方はどうかと見てみると


「おとうしゃま!」


お昼寝をして起きたら父親がいたのにびっくり!でも驚きの後には 勿論喜びが…

マクシミリアンに飛びかかった


「おやおやうちのお姫様は元気が良いなぁ お母様を困らせたり マリアを怒らせたり ロナウドに我儘言ったりしていないかい?お姫様」

「ええっとぉ フィーは……」


そう言って3人を見ると


「大丈夫よフィーはお利口さんでしたよ」


母親にそう言われて照れて マクシミリアンの首に腕を回しギューッっとする


「こらこらフィー!苦しいよ!」

「あっおとうしゃま ごめんなしゃい」

「お利口さんだったらしいから 許してあげますよ お姫様」


アハハハとご機嫌でフィーを高い高いしたり ご機嫌だった


晩餐と言うには少し物足りないものではあるが 親子3人で夕飯を囲み幸せな時間


「フィーはお花畑であったお兄ちゃんの事は好きかい?」

「うん」

「お兄ちゃんと一緒にいたい?」

「うーん お花をまたつむの やくしょくしたよ」

「そうか 約束したのか」

「うん!」

「楽しかったんだね」

「たのしかった!」

「そうか 良かったなぁ」

「うん!」


婚約話は分からないだろうから とりあえずセドリックが好きか嫌いかの判断だけでもと思ったが どうやら好きな方らしい

明日にでもトラバスのアレックスに親書でも送って確認してみようと マクシミリアンは思う

食事が進み手を洗う水を用意するためにロナウドが外に出た

何かの気配を感じた気がしたが

特に音も無く 柵の外に出て周りを見回したが動く影も音も無かった


「気のせいだな」


水を汲んで食堂へ


ロナウドが行ったあとに 影が動いた

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