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機械少女
「起きろ・・・起きんかい!」
「へ?」
フェリックスは間抜けな声をあげながら意識がはっきりしてくる。目の前には緑色の団子? いや団子鼻があった。緑の炎に包まれた団子鼻の男の顔。輪郭は丸々しており、全身もあればきっと丸々としているんだろうと思わせる。実際にあるのは頭だけ。緑色の炎に包まれながら顔だけが浮かんでいた。
「うわぁぁ〜・・あ??」
なんとも中途半端な驚き方になったのは、人魂の後ろに美少女が見えたからだ。白い肌、銀色のショートカットに整えられた髪、銀色の瞳。頬や肩の一部、肋骨部分など、体の一部が銀色の金属に隠れている。衣服は一切身につけていない。
「・・・!!」
フェリックスは顔を真っ赤にしながら両手で目を覆い隠す。
「ふむ。小僧には刺激がきついか」
声の主は先ほどの人魂だろうとフェリックスは判断した。
「お、おま、、、あなたたちは誰なんですか?」
おまえらと言うところを可能な限りの敬語に切り替える。今のところ、敵意は感じていないが、自分はゴーストを倒す術もないし、目の前にいる美少女に対しては戦う気はない。
「わしか? わしは大天才であらゆる分野に精通する科学者、ヒロシ! そしてこっちの成長型機械少女は、リッカ!! わしの最高傑作じゃ」




