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通路の先に

通路は一本道のようだ。床に矢印があることに気づくフェリックス。大人しく矢印の指し示す方向に向かって歩く。矢印は一定間隔に用意されている。金属質の壁床天井の景色はずっと変わらない。


10分ほど歩くと行き止まりが見えてきた。



「行き止まり? いや扉か?」


扉?なのはフェリックスは自動扉など見たことがなく、壁に入った長方形の切れ目と雰囲気から扉らしきものと判断したからだ。


いきなり手を伸ばすのは危ないかもしれないと思い、忍び足で近づいていく。



プシュ〜


!!!!


扉?が勝手に横にずれて開いた。かろうじてフェリックスは声を上げずに耐えてみせた。扉の先には椅子に座る少女が見える。椅子は金属ができており無数な管が少女のこめかみや手足に伸びて刺さっている。



「な、なんだよ?これ?」


混乱していると、不意にフェリックスの意識が遠くなる。



フェリックスには見えていなかったが、扉が開くと同時に中から緑色の人魂がフェリックスの前にやってきて、そのままフェリックスの体内へと入っていった。










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