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前編



ホラー企画参戦しました!!

短編って前後編という投稿の仕方が出来ないということを知りました。

再投稿です!!

恋の木。

 



 

 想い人の名前が書かれた紙を新品の封筒に入れ、ウチの近所の神社にある木に打ち付ける。この時気を付けるべきは、その姿を誰にも見られないようにすること。

 以上を守ると、見事その人と結ばれるという噂が私の通う小学校でまことしやかに囁かれている。

 「………………それで、兄さんは私にその話をして、どうして欲しいの?」

 「ふふん。聞いて驚け妹よ」

 いつになく自慢げな兄さんが自信満々に傷一つない綺麗な封筒を見せてきた。

 「………………何それ?これから打ち付けに行くの?」

 「馬鹿野郎、んなわけねーだろ!!というか、ウチは子どもだけでそういうの触っちゃダメってお父さんに言われてるだろ!!いいから中身見ろ」

 言われるがまま、封筒を開けると、中から兄の名前が書かれた紙が出てきた。

 思わぬ展開に私は思わず固まってしまう。

 残念ながら、私の兄はモテるような奴ではない。せっかく、足も速く、ドッチボールでもそこそこの活躍をするというのにそういう話を一切聞かない。

 「ついに俺にもモテ期が!!」

 露骨にテンションが上がっている兄。こういうところが原因なんだろうな……

 「それで、もう一度聞くけど、私に何をして欲しいの?」

 「この手紙の主を探してほしい!!」

 「………………なんて?」

 まさかの展開だった。

 「やっぱさ、こういう、告白って奴は、男からやるのが筋ってもんよ」

 「今日学校で男と女で分けるのは良くないって道徳で学んだばっかだけど」

 「それ、お父さんの前で言ったら、『そんなのいくら学んだところで、どうせ男が奢るし、力仕事は男がやるし、男から告白しなきゃ、ロクでなしのレッテル張られて終わりだから、間違っても外でそんなこと言うなよ』って言われた」

 このご時世に全方向に喧嘩を売るわが父。

 「『でも、それを表で言うともめるから授業中は、先生が喜びそうなことを言うんだぞ。不安だったら、俺と予習しよう』って続けて言われた」

 そしていたいけな小学生に世間体なんてことを教えないで欲しい。

 というか、道徳の授業の予習ってなんだよ。聞いたことないんだけど。

 ついでに言うなら、私にまでそんなこと伝えないで欲しかった。

 次の道徳の授業、絶対いらない視点をもって受ける羽目になる。

 「………………分かった。出来るだけやってみるけどあまり、期待しないでね」

 「おう!!あ、後、これ、お父さんたちには内緒な。なんか、恥ずかしいし」

 「私は?」

 「別にどうとも思わない」

 真っすぐな目で言いやがるクソ兄貴にとりあえず、一発決めたい衝動を抑えた。





 ◇◇◇◇




 「さて、どうしたものかしら………」

 兄さんとは三つ違い。

 三つも上の人間たちの人間関係何て早々把握できない。そんな状態でどうやってこの手紙の主を探せばいいのやら。

 「なにが?」

 そんな独り言をクラスの女子、椿ちゃんに聞かれてしまった。

 「悩んでることがあるなら、聞くよー?モモちゃん」

 モモちゃんというのは椿ちゃんの付けてくれたあだ名だ。割とかわいらしいし、気に入っている。因みに兄さんは、モーちゃんとか言ってきた。ずっこけそうなだった。

 さて、それはさておき、どうしたものかと考える。兄さんのプライバシーを守るなら、私一人でどうにかすべきだが、問題が問題である。

 (うん。無理ね)

 判断は早い方がいい。

 「恋の木の噂知ってる?」

 「うん。知ってるよー。好きな人を書いた紙を封筒に入れてあの神社の木に打つとその人と結ばれるって奴でしょー?何々?やってみたいのー?」

 「実は私の兄の名前が書かれた封筒が打ち付けられてあったらしいの」

 その私の発言に対し、椿ちゃんは信じられない顔になる。

 「嘘でしょ!!」

 迫真な上に断定だった。せめて疑問形であって欲しかった。というより、三つも下の女子からこの言われようって我が兄ながら恥ずかしい。

 「六年生にもなってアンパンマンを見てるようなお兄ちゃんでしょ?」

 因みにこの話をしたのは、私だ。

 うん。私のせいね。ごめん、兄さん。お小遣い溜まったら、アンパンマンカレー買ってあげる。

 「いや、まあ本当なのよ。実際封筒も見せてもらったし」

 「なんで、お兄さん封筒持ってるの?」

 「打ち付けられた封筒持ってきたから」

 「なんで持ってきちゃうの?」

 「それこそが、我が兄のクオリティなのよね」

 普通は持ってこない。

 「なんか、分かってきた。つまり、誰がやったのか、知りたいってことなんだね?」

 「そういうこと」

 「でも、確かに気になるけど、そういうのって気づかないフリしてあげるのがいいんじゃないのー?」

 椿ちゃんにあって我が兄にない、常識。

 小学校の最高学年ともいうのにこの情けなさ。

 「兄は、自分からちゃんと告白したいそうなの」

 「へぇ………傷つくからやめた方がいいと思うな~多分封筒打ち付けた子はバツゲームでやったんだと思うよ」

 あんまりにあんまりな言い方だ。

 「………………一応、ラインを越えた兄の悪口は他人に言われるとどう反応していいか分からないから控えて欲しいんだけど」

 「悪口?どこが?だって、お兄さんが泣くとこ見たくないでしょ?」

 純度百パーセントの優しさだった。椿ちゃん、本当にいい子だなぁ。

 「まあ、夢を覚ますのも妹の役目なの」

 「そんなものなんだー」

 「それで、早速なのだけれど、兄さんに告白しそうな女の子っていないかしら?」

 「うーん……………………」

 真剣に悩んでしまった。多分この場に兄さんがいたら号泣していただろう。

 「聞きに行った方が早くない?」

 どんどん兄さんの恥をさらす方向にシフトしていってしまう。しかし、現実その手しかない。そもそも、私にそんな無茶ぶりをする兄さんが悪い。

 「私、一人じゃ恥ずかしいから、椿ちゃんも来てくれない?」

 「いいよー」

 これでとりあえず、今日の業間休みの予定は決まった。




◇◇◇◇




 「すいません」

 「あれ、ターの妹じゃん」

 椿ちゃんと教室に行くと、兄の友達が私に気付いてくれた。「ター」というのは兄のあだ名だ。

 あだ名の由来はよく知らない。まあ、知るだけ無駄だろう。

 「どうした?あいつなら、ここ最近休み時間は、図書館でブラックジャック読んでるぜ?」

 ああ。だから最近庭の草取り喜んでやるようになったのか。そんな機会でもないと、あの薄手のビニール手袋すること出来ないものね。

 「いや、兄に用があるわけではなくて、恋の木に兄の名前の入った封筒を打ち付けた人を探しているんです」

 「そんな奴、この世に存在すんの?」

 悲しいかな、通常の兄さんを知っている身とすれば反論が出来ない。

 「うーん………女子たちの方が分かるかもな…………」

 そう言うと、近くにいた女子を呼ぶ。

 「なあ、恋の木にターの名前を打ち込んだ奴知らない?」

 「え?冗談?」

 「いや、ガチガチ。このターの妹が知りたいんだと」

 「え?こんな可愛い子があいつの妹?」

 かわいいと言われて悪い気はしない。もっと言って欲しいが、そのためには兄さんの悲しい評価を聞かなければならない。

 「まあ、絶対いないとまでは言わないけど、あまり考えられないな~」

 「それはどうしてですか~」

 椿ちゃんがいいパスを出す。ナイス。

 「妹ちゃんの前で言い辛いけど、給食の時間で話すことが、アンパンマンしかないんだよ?こっちは、ドラマの話とかお笑い番組の話をしようとしてんのに『いや、見てないな~それより、この前見たアンパンマンがよ~』とか話すんだよ」

 妹の私でもフォロー出来ないエピソードがわんさか出てくる。

 「後、女の子にモテたいって話を熱く語るからな~」

 恥ずかしい。本当に恥ずかしい。なんでクラスで話しちゃうのよ。

 「短距離走は、女子にアピールできるいいチャンスとか歌ってたからなぁ………あいつ」

 麦わら帽子の海賊が私の頭の中で出航していた。

 私のクラスの中でもモテたいと豪語することは恥ずかしい行為だ。

 更に言うなら、クラスの中で誰が誰を好きというのは、もう国家機密に匹敵する情報だ。

 それを持ってるやつは文字通りクラス事態を支配する。そんな秘密を暴くことを今回私はやっているわけだが…………

 「というか、本当に見てるのアンパンマン?」

 「ええ、まあ、私と一緒に」

 そう、私も一緒に見ることになるのだ。

 「妹ちゃんが見ようっていってるんじゃないの?」

 「私だって怒りますよ?兄さんが一緒に見ようって言ってくるんです」

 失礼にもほどがある。

 プライドを傷つけたと気付いたのだろう。ごめんねと謝られてしまった。

 「でも、そっか」

 「え?なんで納得するような反応なんですか?」

 「多分だけど、妹ちゃん。保育園の頃とか幼稚園のころアンパンマン見てなかった?」

 「見てましたけど」

 「多分、あいつ、妹ちゃんが喜ぶものが、今でもアンパンマンなんだと思ってるんじゃない?それで、一緒に何か見ようって時の選択肢がアンパンマンになってる気がする」

 私の事いくつだと思ってるんだ。もう九歳だぞ。

 「で、結局自分も楽しんでるって話なんだろうなぁ」

 やめて欲しい。私も責任の一端を担ってるとか嫌すぎる。

 渋い顔をしてしまった私の肩に、椿ちゃんが手を置く。

 「じゃあ、こんどは、こっちからこれ見ようって言ってみようよ」

 「なんで、私から……」

 「だって、どうせ、いつも誘うのお兄さんからでしょ?」

 その通りだ。ぐうの音も出ない。仕方ない、たまには私から、言ってみるか……

 そんなことを考えていると、女子の方がポンと手を叩いた、

 「そう言えば最近女子たちがなんか恋の木について話してたなあ」

 「お前も女子だろ」

 兄の友達がツッコむと首を横に振る。

 「あ、ごめん。言葉足りなかった。私とは違うグループの女子たち」

 「ああ、あの、ちょっと、………にぎやかな」

 「大分言葉を選んでるね」

 数年後知ることになるのだが、俗にいう一軍と言われるグループらしい。

 「しっかしまあ、あいつらも好きだねー。そういう恋愛関係でいつも仲たがいしてるってのに」

 聞きたくないグループの裏事情が出てきた。

 「でもいつもみたいに馬鹿笑いしてたから、多分もっと楽しい話のはずだよ」

 そんなグループの誰かが兄のことを?

 いや、ないな。ないない。

 となると、本当に誰なんだろうか?

 考え込んでしまった私を見てちょっと収まりが悪そうな三人。

 「あのよ、ターの事別に嫌ってるわけじゃないんだぜ?確かにちょっとガキくさいけど、運動会とかも盛り上げ役をやってくれるし、音楽会の時も出来るようになるまでリコーダー練習したりしてるし。給食で残飯が出そうなときは、人気のなさそうなものを先人切って食べてくれたりすんだよ」

 どうやら、あまりにも兄のことを悪く言い過ぎて私が怒っていると勘違いをしてしまったそうだ。

 「まあ、ムードメーカーって奴なんだよ」

 「でも、女子からは人気がないんですね」

 「そりゃあ、声のデカイ男子なんて、女子としては…………」

 嘘のつけない人だ。

 「男子からは人気だぜ。あいつがいるだけで色んなことが楽しいからな」

 流石兄さんの友達だ。

 「ま、俺も転校初日に話しかけてもらって助けてもらった口だからな」

 まあ、性格が悪いわけではない。多分、合わない奴とはとことんそりが合わないのでしょうね。

 「一個聞いてもいいですか?」

 そんな話を遮るように椿ちゃんが手を上げる。

 「そのにぎやかな女子のグループって運動会を真剣にやるタイプなんですか?」

 「いいや」

 椿ちゃんの質問に兄さんの友達ではなく、女子が即答した。

 「これが悩みどころなんだよね…………まあ、中学行くと男子の方が冷めるらしいけど」

 「今年の運動会も大変だったしな………後、あれだよ自分の住んでる地域の歴史を調べましょうって授業の時、あいつら、だいたいあのにぎやか女子グループの誰がかいる班は本当に大変そうだったな………基本的にめんどくさい、やりたい人がやればの一点張りだったからな………」

 一点張りを二つも出すとか私なら関わりたくないな。

因みに教室の壁には、そのグループ研究の成果が張り出されている。

 兄さんの班のものを探しだす。

 あった。

 文末には兄さんの名前が書いてあった。

 この学習の文章を兄さんは一生懸命頑張って書いたのだろう。苦手なことに四苦八苦しながらやっている姿が目に浮かぶ。

 惜しいのは、下書きの鉛筆の字が残っているところね。

 それと、自分の名前に何故かある修正液の跡。

 どうやら、最後の最後で自分の名前を間違えたようだ。

 もう六年生なんだからちゃんとして欲しい。

 「あんまり、参考にならなくて悪かったな」

 「いえ、その」

 他の人にも聞いてくれというのは、兄のことを考えると避けるべきな気がするが……

 「その話、他の人に聞いてみてください」

 迷ってる間に椿ちゃんがお願いしてしまった。

 「いや、でも………まあ、そうかターなら気にしないな」

 確かに兄さんなら気にしないだろう。

 「じゃあ、よろしくお願いします」

 「おう、分かった」

 ちらりと時計を見る。まあまあいい時間だ。

 「そろそろ、教室戻ろう、椿ちゃん」

 「うん。いいけど、ちょっと図書室よりたいな」

 「んいいよ。それじゃあ、ありがとうございました」

 「こちらこそ」

 とりあえず、そう言って教室を後にし、私たちは図書室へ向かった。

 図書室につくと、椿ちゃんは、本を探しに行ってしまった。何となく手持ち無沙汰になった私はあたりを見回すと確かに読んでいる兄さんを見つけた。気のせいでなければ目頭を抑えてる。

 (もしかして、泣いてる?)

 じっと見ていたら、兄さんは私に気付いて手を軽く上げる。

 「よ!何してんだ、こんなところで」

 「椿ちゃんの付き添い」

 「そっか。ところで順調か?」

 「あまり。兄さんのクラスメイトに聞いたけど、あまり心当たりなさそうだった」

 「そっか………まあ、そこまでやってくれればいいや。無理すんなよ」

 「ええ」

 ちらりと兄さんが読んでいる個所を見るとちょうど心臓の手術シーンだった。

 中々私の年には大分インパクトが強い。

 「いやならとっとと目を反らした方がいいぞ」

 「べ、別に」

 そんな会話をしていると椿ちゃんがやってきた。手には、レストランシリーズと見慣れない本を持っている。

 「何それ?」

 その謎の本を指さすと、椿ちゃんが表紙を見せてくれた。

 どうやら、私たちの地区の史跡や歴史が書かれた本のようだ。

 「なんかね、お父さんが読みたいんだって」

 「なんで、またそんな本を」

 「父さんがこれを作るのにかかわってたんだって。でも、本がどっか行っちゃったらしくて………」

 「え?お父さん、そんなこと出来るの?凄いわね?」

 「地区の言い伝えをとりまとめて出版社に依頼しただけって言ってたよ」

 だけ、と言われればそれまでだけれど、それだって大変な作業なんじゃ……。

 「地区のお年寄りから全然関係ない野球の話を三時間ぐらい聞いてから言い伝えの話に行ったことが一番つらかったみたい」

 全然関係ないところで苦労していた。そんな会話をしていると、椿ちゃんも兄さんに気付いた。

 「あれモモちゃんのお兄さん、本当にここにいた」

 「なにその言い方、もしかして」

 「ええ。椿ちゃんといっしょに兄さんのクラスに行ったわ。そして、今協力してもらっているの」

 「おお。そっか。二人ともさんきゅな」

 とても嬉しそうに笑顔だ。

クラスの女子からの散々な評価を知っている私たちは何とも言えない表情になる。

 「じ、じゃあ、そろそろ教室戻るわね」

 「ん、おお。またな」

 私たちは図書室を後にした。

 「お兄さん、良い人だよね」 

 「まあ、それはそうよ」

 そこは否定しない。




◇◇◇




 やっぱり分からない。

 クラスメイトの中で兄さんへ恋のおまじないをするやつなんかとても思いつかない。特ににぎやか女子たちに嫌われているというのが、良くない。

 小学校という中で誰が誰を好きというのは、本当に死活問題だ。バレたら最後、一生弱みを握られる。

 ここまでは、まだ通常の最悪。

 そこについてくる問題はクラス内でそこそこ発言力のある、にぎやか女子たちに嫌われているという点だ。

 かなり可能性の低い仮定の話をしなければならないが、兄さんのことが好きな女子がいたとしよう。その女子がこのにぎやかグループの誰かにバレた場合、どうなるだろうか?イジリがやがていじめへと発展するだろう。タチの悪いことにこのおまじないは、今回の兄さんにされたように中身が見られる可能性がある。リスクが高すぎる。

 

 「なあ、アンパンマン見ねー?」

 家に帰ってチラシ裏にそんなことを書き出して唸っていると、兄さんからいつものお誘いがきた。

 お前のせいでここまで悩んでいるんだよ、というのをなんとか飲み込む。

 兄さんとのすれ違いを修正するチャンスだ。

 ちゃんと言わねば。




 『多分、あいつ、妹ちゃんが喜ぶものが、今でもアンパンマンなんだと思ってるんじゃない?それで、一緒に何か見ようって時の選択肢がアンパンマンになってる気がする』

 

 今日の出来事が脳裏をよぎる。



 『じゃあ、こんどは、こっちからこれ見ようって言ってみようよ』



 



 (よし!!)

 男子が好きそうなアニメは、把握済みだ。

 「いや、見ないわ。それ————」

 「そうか、じゃあ、おれ一人で見るわ~」

 提案しようとした瞬間に即答されてしまった。





大人になってアンパンマーチ聞くと泣きそうになる

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