夢まで削除しないで！
おぼえていてほしい
ここに登録したときの
こころ弾ける感覚を
評価とかいいねとか
貰えたらうれしいね
感想はもっと
もーっとうれしいね
それはどうしてだったろう
考えてみる
これと言った答えが出せないや
でも……、
周りは沢山反応をもらって
うらやましいな
なんだか寂しいよー
いつしかそんな気持ちに変わってゆく
そんなとき、あるよね
そこに付け込む
アコギな輩があらわれた
孤独なんかじゃないのに
誘い文句に乗っちゃった人が居る
「書籍化させてやろう！」
それは甘い罠
全ての罪が明るみになったとき
審判が下された
それは重いものだった
周りには魂を売ったとか
ぼろくそ言われ
その人が愛した物語は
たった一秒で消えちゃうのだろう
私はその場を見たくない
見たくない
今まで費やされた時間
産み出されたキャラクター
いったい何のために
作者は書き続けたのか
想うと胸が痛む
作品が消えてしまうこと
作者が意気消沈してしまうこと
筆をおいて退会してしまうこと
このサイトにとって
最もかなしいこと
私はこのサイトに何度も助けられた
一方的な恩を感じている
だから
物語を通じて
沢山の人と繋がったり
沢山の挑戦をしたい
画面越しの人たちの姿を浮かべて
いろんなことを知れる
いろんな言葉を貰える
それが凄く心地いい
ときには
置いて行かれているって思うこともある
けれど頑張っている人を見て
「負けないぞ」って頑張れた
おぼえていてほしい
ここに登録したときの
こころ弾ける感覚を
初めての感想
初めてのレビュー
あれもこれもそれもどれも……、
ほわほわっとして嬉しくて
返信したあの日
思い出せたなら
大丈夫
必ず再び輝くよ
いっしょに小説家になろう
夢まで削除しないで
いっしょに追いかけよう
見えない読者が居るのも忘れないで。私も忘れない。
