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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

幼馴染がヤンデレにジョブチェンジしたようです!

作者: 嗟宵

ノリと勢いでね…

でも、こんな百合が描きたかったんだ。


そして、誰でも良いから私に文章力を恵んで欲しい。

※R15は保険だけど、気にする程でもないです。

どうも!

えっと、今有頂天をここに極める私は茶発条瑠( ちゃばね るり)って言いまして!

苗字に違わず、茶髪で活発な女子高生でして。まあ、このテンションには理由があるよ?いつも落ち着きが無いわけじゃあ無いのさっ!

いやあ、もう、最高だね。


で、本当だよね!?父さん!?


「本っ当に帰れるんだね!?父さん!」

「おうよ!…まあ、父は左遷だけどな…泣きそう…」


父さんが窓際族としての業務をこなさず左遷、本格的に貯金が底をつく家庭で、唯一私はハッピーです。

転勤族一家の私は、生まれ故郷の小さな町に!ようやく!帰ることが決定したから!

いやっほうやったぜっ!最高!

父さんには悪いけど、私は嬉しくて舞い上がりそうなんだなぁ。



何故かって?


8年ぶりに幼馴染に会えるからね!


Lyneというアプリで会話はしてたけど、もーうこの日を何度夢見たことかぁ…


因みに、私の幼馴染は黒川雫(くろかわ しずく)。最後に会った頃の印象は、大和撫子を体現したかの様な女の子。うん。勉学も運動も出来て、お淑やかで、優等生の鑑。人の気も遣うし、あと何より可愛い。…いや、美しい…?黒髪ロングが艶やかに光る、正しく清楚系な親友なのです!


懐かしいなぁ…

揶揄い甲斐があったし、可愛いし。

あといい匂いもしたっけ…

昔は良く遊んだし、お泊まりもしたね。

一時は雫ちゃんが癒着が過ぎるって雫ちゃんのご両親が心配してたなぁ…なんだっけ?『瑠ちゃん離れ』だっけ?親離れみたいな単語で今でも懐かしいな…

別れ際なんて、泣いてたっけ?


そんな愛しの彼女に会える…父の左遷に感謝してもし足りないね!



…ち、因みに、この”愛し〜”の下は恋愛的なやつとかじゃなくて、ゆ、友人としてだから、誤解しないでよね!?フリでもフラグでも無いから!


ーーーーーーーーーーー


っっっと言うわけで!

やって来ました転校先!


どうやら一学年二クラスはあるようだね。

雫ちゃんはどこに居るんだろうなぁ?

う〜〜んっ楽しみ!


まあ、流石に教室に向かう際には会えなかったね。

残念。


木造2階建の校舎を先生と歩く。

なんでも、先生も赴任したばかりなんだって。

あと、美人。

私、美人でロリっぽい先生はもう犯罪だと思うのです。

話しも合うなぁ、この先生。

担任だったら良いんだけど…


なんて考えてる間に、教室に着いた。


「茶発条瑠さん。ここが今日から貴女の過ごす教室です。さあ、どうぞ」

ありがとうございます、美人でちょっと犯罪臭のする良い先生。


さぁてっ。いつも以上に気合い入れて行きますか!

ガラガラガラァっと!


「初めまして!父が左遷されて8年ぶりに帰って来ました!私、茶発条瑠って言います!」


ガタッ

「瑠…ちゃん?」

タタタタタタタタ

ダンッッッ


「え?」

っと、ちょっと待ってっ!

これは一体?

黒板に押し付けられて、超至近距離に美少女の顔があって、てかちょっと上気した顔がエッチいよ!?

ってこれ壁ドンってやつかな!?


「嘘……本物…なんで、転校…私の瑠ちゃん…瑠ちゃん…瑠ちゃんだ…本物絶対そう本物本物帰ってきた瑠ちゃん瑠ちゃん夢じゃない私だけの瑠ちゃん…嬉しい…嬉しいよ…………ねえもう消えたりしないよねもう私の前からいなくなったりしないって言ってよお願いだからねぇっ瑠ちゃん瑠ちゃん」

「ヒィアッ!?!?!?!?!?!」


こ、この黒髪ロングにこの匂い!まさか雫ちゃんなのか!?目から光が消えて恍惚そうな表情を浮かべる美少女が!?

って驚いて変な声出ちゃったよ!あでも顔が前以上に可愛く進化してる…だと!?


私を押し付けていた手が、慌てた様に離れる。


「あっ…ご、ごめんなさいっ。ちょっと、その、取り乱してしまって…」

と、取り繕った!

なんか色々もう遅いけど!

恥じらってるその表情は反則だと思うな!?


なんかもう、私もよくわからないけど、兎に角こうして私達は再会したのです!



==============


私の瑠ちゃんは、ある日唐突に私の前から姿を消しました。

車に乗せられ、私の手の届かない場所へ、消えてしまったのです。

唯一残った繋がりは、連絡先だけ。

()()愛しの瑠ちゃんを明確に意識したのは、これがきっかけでした。




ピロリロリンっ

私は電光石火の如くスマホを手に取ります。

この通知音は、私の瑠ちゃん関連の時のみーー例えば、瑠ちゃんがSNSで呟いた時とか、私にLyneを送った時とかーー鳴るもの。

誰よりも早く新たな瑠ちゃんを知るべく、私はスマホに目を通します。


これは…Twytterですね。どうやら、また()()()()()の転勤が決定した様です。

しかし、また引っ越すんですか…

折角住所を特定したのに、優位性が一つ失われてしまいます。


でも、こういった事を呟いたり、安易に写真を送ってくる瑠ちゃんは可愛いですね…私の元へ帰って来た時には、ちゃんと教えてあげないと。


では、早速記録しなくてはですね…


えっと、

『No.18790 23/4/23 21:32:04 瑠ちゃんが今回で5回目の引越しを行う事をTwytterで表明。それ以外の情報は無し。投稿時間は普段瑠ちゃんが補修を受けている時間だが、これは保護者参観により補修が中止となっている為。』



これくらいで良いでしょう。今回のは重要な情報です。

明日から、瑠ちゃんの身の回りに危険な人がいないか、調べなければいけませんね…

それと、このノートも書くスペースが無くなってきましたね。そろそろデジタル化を考えたほうが良さそうです。



学校は、好きではありません。

あまり行きたくもありませんでしたが、それでも私は行きました。

そこには、瑠ちゃんが居て、私が優秀であればあるほど認めてくれる。

私が勉強すれば、瑠ちゃんに勉強も教えることができる。

将来、一緒の学校に進んで、一緒に暮らす事を夢見た私は、純粋に、愛しの瑠璃ちゃんの為に、ひたすら努力しました。


今、私の隣に瑠ちゃんは居ません。

でも、いつかまた会えた日に、瑠ちゃんと肩を並べるため、私は今日も家を出るのです。





教室に着いた時、いつもより教室が騒がしい事を疑問に思った私は、生徒の会話に耳を傾けます。

「転校生来るってマジかよ」

「美人だといいな…ゲヘヘ」


…どうやら、転校生が来る様ですね。男子共は何やら妄想しているのでしょうか。最も、毎晩()()()瑠ちゃんにお世話になっているので、正直人のことは言えませんが…

しかし、この田舎に来るとは、田舎好きか、この時期だと…赴任でしょうか?

前者だとすれば、中々物好きな方m

「ひゃ!?」

ど、ドアが開いたんですね?あまりの唐突さに、思わず声…が……



誰よりも綺麗で明るい茶髪。活発そうに煌めく優しい瞳。淀みない笑顔。健康的な容姿。



…幻覚、でしょうか?

いや、でしょうね。ここに居るはずが…私の妄想もここまで来ましたか……


「初めまして!父が左遷されて8年ぶりに帰って来ました!私、茶発条瑠って言います!」



え?


茶発条瑠。

ちゃばね るり。

………………瑠ちゃん。



え、いや、そんなはず、幻聴…

嘘。

瑠ちゃんが帰ってきてる。




そこからの事は覚えていません。

もう嬉しさと興奮と懐かしさと…また消えてしまうんじゃないかという寂しさと。色々なものが混ざり、気がつけば黒板まで瑠ちゃんを押し込んでいました。


こうして、私達は再会しました。





でも、どうしよう。


もし、また転勤する事になったら。

折角瑠ちゃんから帰って来たのだから、絶対に離すわけにはいかない。いや、絶対に離さない。だって、瑠ちゃんは私の物で、かわいい瑠ちゃんは、私だけの物。


なら、いっその事監禁して…

うん。その方がいいと、私も思うのです。

瑠ちゃんを私で染め上げて、私も瑠ちゃんに染まってしまおう。その方が良い。穢れた虫も付かないし、正しく一石二鳥。




そうですね…


私の部屋のベットに、瑠ちゃんを括りつけよう。手錠も良い。手首も、足首も。全部縛って、もう私なしじゃ生きていけないようにしたい。私の、私だけの瑠ちゃんにしたい。あの健康的で、私から見ればあまりに艶やかなあの肢体を少しずつ、少しずつ汚したい。瑠ちゃんの心に近づくたびに、私の印を、私の物だという証明を、あの白い肌に刻んでいきたい。少しずつ、本当の意味で心を開かせたい。

そしたらどうしよう?私だけを見てくれる瑠ちゃんと、瑠ちゃんだけを想う私がいれば、他に何が必要だろう。

要らないものはいくらでもある。

私の部屋には鍵を付けよう。

瑠ちゃんが誰にも会わない様に。

食事は全部私が作ろう。

瑠ちゃんの体を、私が作り替えるために。

窓に鎧戸を付けよう。

瑠ちゃんが外の事を気にしない様に。



考えるだけで、私の体は熱を帯び始める。あられも無い姿で、抵抗したくても出来なくて、困惑して、怖くて、それでも私に向き合おうとする瑠ちゃん。

私を受け入れる事が怖くて、自分の変化を理解できなくて、不安で、私に縋るようになっていく瑠ちゃん。


考えるだけでゾクリと、背筋に快感が走る。

ああ、だめだ。

私はただ、()()()()()()()()()()()



席に、座る。

やるべきことは、いくらでもある。

私と瑠ちゃんが幸せになる為には、今のままでは余りに不自由だ。




考えをまとめている内に、瑠ちゃんの席が決まったらしい。

私の、斜め後ろ。


振り返る。

瑠ちゃんが、嬉しそうに手を振っていた。


ああ。

本当に可愛い。

純粋な笑顔に、思わず赤面しながら、小さく呟く。






「貴女が悪いんですよ?瑠ちゃん♡」

お読み頂きありがとうございました。

初心者且つ文章力皆無の駄文刷り機ですが、もし宜しければ☆やコメントで評価とか、アドバイスください。

喜びの舞を狂い舞って、怪死を遂げてご覧に見せます。

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