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特訓の内容

「まずなんだけど、この一か月で零君に学んでもらうのは三つよ。

一つ目は全身の筋肉を100%使うことができるようなる技術。これを習得できれば物理攻撃と敏捷はもちろんのこと、防御にも使うことができる必須の技術よ」

「なるほど、、、確かにそれができれば一気にパワーアップできますね」

蓮花の説明に零は頷く

「二つ目は敏捷の増加。零君はすべてのステータスが高いけど、敏捷だけ他に比べて見劣りする。もちろん零君の敏捷の値も十分高いけど、どうせならほかのステータスと同等までもっていきたい」

「、、、攻撃ステータスは対応する攻撃をやれば上がる。防御ステータスは対応する攻撃を受ければ上がる、、、敏捷はどうすれば上がるんです?」

「走ったり俊敏な動きをすればいいのよ」

零の質問に蓮花はそう答える だが

「え?でも俺箱根からここまで来たのにこれですよ?」

箱根からここまで走ってきていた零はそう疑問を口にする

「多分それは戦闘じゃないからね。確定ではないんだけど戦闘でないといわゆる経験値が余り入らないのよ。それが原因ね。あと、元々のセンスもかかわるのよ」

「なるほど、、、確かにそれは納得ですね。ここまでくる道中でそこまで走りながらの戦闘や素早さでほんろうする先頭無かったですし、俺足遅いですから」

蓮花の説明に零は苦い顔をして頷く

「まー、それはこれから解決していくから問題ないわ。そして最後の三つ目は百花流の剣技をいくつか習得してもらうわ」

「おー!」

剣術を習得できると聞き零は興奮した様子だ

「今回習得してもらうのは、防御技の山茱萸サンシュユ・突き技の苧環オダマキ・斬撃技のカエデの三つよ」

「全部さっきの模擬戦で見せてくれた技ですね、、、どれも習得できれば一気に先頭の幅が広がりますね」

「ええ、今後の予定としてはまず筋肉を100%使う技術の特訓と敏捷のステータス上げをやっていくわ。そこでも3つの剣技は教えるけど本番はそれがある程度できたらね」

「了解、師匠!」

零は元気よくそう返答する

「じゃー、まずは敏捷上げと筋肉使用の技術上げのために私の攻撃を回避するか防御してもらうわ」

「、、、え?」

蓮花の言葉を聞いた零は固まる

「ん?どうしたの?」

「え?あの?もっと技術的に指導してくれるんじゃ?」

零がおずおずとそう言うと

「いや、そんなの無理よ。体で覚えてもらうわよ」

蓮花はないを言ってるんだといった様子でそう宣告する

「、、、これ、物理防御ものすごく上がりそうだな」

そうして零の特訓が始まるのであった

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