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肯定か否定か 1

会議室前

「あ、居た居た」

渡部たちを見つけた蓮花は渡部達に声を掛ける

「おかえりなさい、三人とも」

「「「え?」」」

声を掛けられた渡部たちは驚愕の声を上げる

「帰ってきてたんですか?!」

渡部は驚愕の声を上げる

「今日の昼にね、途中で零君にもあったのよ」

「おー!それはよかった。零のことで蓮花さんの意見を聞きたかったんですよ」

「え?私に?いいけど」

蓮花が困惑してると

「渡部たちに蓮花もおかえり!」

「おかえりなさい!」

階段から林田と宿木が現れそう言ってきた

「あ!林田さん。ひと月ぶりですね」

「元気そうでよかった。全員揃ってることだし幹部会議と行きますか」

そうして渡部たちは会議室に入った



「さて、まず東京のエリアボスとレギオンボスの情報だけど、これね」

そう言って蓮花はボスの情報が書かれたメモを机に置く


大田区  羽田空港      アークドラゴン  

品川区  品川駅       アークゴーレム

世田谷区 世田谷公園     アルラウネ

渋谷区  明治神宮      ホーリーナイト

新宿区  新宿駅       アイアンゴーレム

墨田区  東京スカイツリー  不明

台東区  浅草時       日ノ巫女

世田谷区 世田谷美術館    ファントム

目黒区  都立大学      ベノムアイ


「なるほど、、、どれもやばそうだな」

「アーク、、、つまり上位ってことだけど、自分達まだ普通のドラゴンもゴーレムも戦ったことどころか会ったこともないんだが」

「となると、川崎のエリアボスは差し詰めアークオーガって言ったところか」

「なるほど」

男三人組がそう話す

「そして」


レギオンボス 東京駅  黒龍


「レギオンボス、、、おそらくは最強クラスの」

「ヤバいわね」

立花姉妹が戦々恐々と言った様子でそう言う

「まー、それはまだ置いておこう。一先ず今は個々のエリアボスを倒さないと、、、それに必要なのは」

「「零(月詠)君」」

渡部の言葉に全員がそう言う

「そこで話したいのが零を信じれるかどうか、、、一応、蓮花さん以外は零と少しの間だが一緒に生活してみてどう思う?」

そう言って渡部は全員の顔を見る

「俺はあいつのことを信じる。あいつと一緒に遠征に出て戦って分かったが、あいつは裏切りをすることのできる力はあるが、あいつはそれができないほどに不器用だ。よって俺はあいつを信じる」

まず、林田が肯定の意見を述べた

「自分も肯定です。零君はとてもスパイであるように見えません。こないだのレアマーメイド戦でも先頭に立って戦っていたし、その行動に打算は考えられなかった」

続いて早坂が肯定の意見を述べる

「、、、私は完全には信じられないです。やっぱり、あんな力を持ってるのは怖いですし、、、どう考えても一人で武術も覚えてない未成年があそこまで強くなれるとは思えなくて」

次に月花が否定の意見を言う

「私も月花の意見と同じ。武術を少しでも何か習得してるならあの強さは納得できるけど、、、それがないとなると」

「私も同じく」

最後に陽花と宿木が否定の意見を言う

「なるほど、、、否定の意見の理由は武術を何も知らない零があそこまで強いのが理由だよな」

「「ええ(うん)」」

渡部の質問に立花姉妹は首を縦に振る

「では、専門家のご意見を。蓮花さんどうぞ!」

「雑な振りね」

渡部の雑な振りに蓮花はあきれた様子だ

「まずだけど、確かに武術を習得していないのにあのレベルは私としても少し考えずらいわね。でも戦いぶりを見るに零君は元々の才も少しあるけど、死線を潜った回数が違うのよ」

蓮花がそう言った

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