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蓮花と早坂

新港

「おー!一か月ぶりの拠点!」

拠点に入るための橋の前に着いた零はそう言う

「「やったー!!」」

メンバーも嬉しそうにそう言う

その声に気が付き

「「っ!蓮花さん!!」」

橋の防衛をしていた人が蓮花達の帰還に気が付いた

「ただいま」

蓮花は笑みを浮かべてそれに返答する

「今、渡部君居る?」

「あ、今日は夕飯まで帰ってこないと。陽花ちゃんと月花ちゃんもそれに付いていってますね」

蓮花の質問に防衛の人はそう返した

「成程ね、、、なら、私は早坂君に挨拶してくるから、みんなは零君の金と銀を、、、部屋でいいかしら?」

「大丈夫です!ありがとうございます」

零は嬉しそうにお礼を言う


そうして蓮花と零達は別れた


零の部屋

ドン

「ふー、、、これで全部だな」

「ありがとうございます、、、どれくらいあるんだ?」

零がそう漏らすと

ガチャ

羽倉は金の入ったカバンと銀の入ったカバンを持った  そして

「金が一つのカバンで8Kgで銀は3Kgだな」

そう言った

「よ、よくわかるな」

零が驚嘆の声を上げると

「建設で建材とか運ぶ時の経験で分かったんだ。金の入ったカバンは3個銀の入ったかばんは1個でそれで金は大体1立方センチの重さが19.5gだから金は大体1.2立法メートルで、銀は1立方の重さは10.5gだから0.29立法メートルだな」

「なるほど、、、ぶっちゃけ金はそんな要らないんだよな。銀が欲しい」

零がそう言うと

「いったい何に使いたいんですか?」

絵里がそう聞いてきた

「金は魔法系強化の効果狙いで、、、銀は魔殺しと再生阻害に使いたくて。特に銀はほしいんですよ」

「成程ね、、、ところで魔殺しっていうからには武器にしたいんですよね?」

「ええ」

「じゃー、どうやって銀を武器にするんですか?」

「え?」

絵里の質問に零は顔が固まる

「そういえば確かに」

「金はまだしも銀を溶かす設備もないし、、、何よりそれを武器にできない」

「あ、、、」

陸翔と炎と千鳥が気まずそうにそういう

「、、、ナイフぐらい作れないかな」

そう零はつぶやくのであった




海岸防衛基地

「あ、居た居た」

防衛基地を訪れた蓮花は早坂を発見し声を掛ける

「ん?っ!蓮花さん?!」

早坂は突然の蓮花の訪問に驚愕の声を上げる

「今帰ってきたのよ」

「お、おかえりです、、、」

そうして早坂と蓮花は談笑を始めた




「そういえば、少し前からとんでもなく強い少年がここに来たんですよ」

早坂はふと思い出した様子でそう言う

「それって零君のこと?」

「ん?知ってたんで、、、あー、帰り道で会いましたか?」

早坂は一瞬驚いたがそう考えた

「ええ。あの子ホントに強いわね、、、我流であそこまで戦えるのはほんとにすごいわね」

「、、、サシでやったらどっちが勝ちます」

早坂は少し沈黙してそう聞いた すると

「確実に私が勝つわね」

蓮花は即座に断言した

「断言できるんですか?零君、魔法も使えますし結構厳しいと思うんですけど?」

早坂は怪訝そうにそう聞く

「確かに魔法は厄介かもね、、、まー、それ自体は受け流せばいいし。近接戦になったらステータスの差はあっても見た感じ私の技術で軽く上回れるわ」

「なるほど、、、明日にでもやってみてくださいよ」

「いいわよ、、、技術教えるのに元々一度闘う気だったしね」

「あれ、教えるんですか?」

早坂は意外そうにそういう

「ええ、あの子ならしっかりと着いてけそうだからね。まー、地獄を見るだろうけど」

そう言って蓮花は笑みを浮かべた

「はは」

(零死んだな)

早坂が乾いた笑いをすると

「あ、蓮花さん!渡部君たちが帰った来ました」

防衛基地に一人の青年が走ってきてそう伝えた

「あー、もう夕暮れか。零のこともあるし俺も行くか」

「ありがと。じゃー、行きましょうか」

そうして蓮花と早坂は会議室に向かうことにした

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