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蓮花班の実力

「あ、居た」

「オークにヘルハウンドと、、、それぞれ5体いますね」

デパートから出てきた二人は別れた遠征メンバーを見つけた

「ちょっと見てみるか」

「ふふ、結構強いわよみんな」

そうして二人は遠征隊の動きを見ることにした




「豚に犬か、、、緩急が付けられてていいな」

「野球少年らしい意見ね、、、それでどうします?」

丸坊主の中学男児とショートヘアの女子高生がそう言うと

「一先ず前衛は近接5人」

「「了解!」」

少年2人とアラサーぐらいの男性2人に20代の女性が指示を出す

「中衛は遠距離持ち3人」

「「はい!」」

続いて先ほどの女子高生含めて女子高生3人が元気よく返答する

「後衛はヒーラーの二人でお願い」

「はい!」

「任せてください!」

最後に小学生ぐらいに男の子と中学生ぐらいの女の子が返事をする



「おいおい、、、あの後ろの男の子、小学生じゃないか?」

零が顔をしかめてそう言う

「あー、、、あの子は回復魔法持ってる上に自己再生スキル持ってるし、自衛能力もあるからパーティーに入れてるのよ、、、まー、あんまり気のいいものではないけどいないと結構困るから仕方なくね」

蓮花も少し顔をしかめながらそう言う

「まー、見てて。個々の力尾高水準だけど連携能力もかなり高いから」



「さーってと」

坊主頭の少年は腰の重剣を構え前に飛び跳ねると

「グラウンド・インパクト」

ズバン

一体のオークを

「グジャー!」

頭から一刀両断した 

「グシャ!」

しかしヘルハウンドが下から襲い掛かる だが

「アイスショット」

キュイン

「グギャ!」

ショートヘアの女子高生が氷の鋭片でヘルハンドの腹を貫いた

「サンキュ、絵里」

坊主頭の少年は素早く後ろに下がると

「ほんと、気をつけなさいよバカ陸翔」

二人は言葉を掛けあう

「ヒュー、青春だな。俺たちも行くか、鷹君に羽倉さん行きますよ

「了解ー」

「わかりました」

続いて両手斧を持ったアラサーの男性と大鎌を背負った少年、一本鎗を持った男性が一斉にモンスターの海に突っ込み

「おら!」

斧を持った男は大きく横薙ぎでヘルハウンド3体を吹き飛ばす

「黒穴」

続いて大鎌を持った少年がそう唱えると鎌が黒く染まり

「「グォ?!」」

体勢を崩したヘルハウンド達が鎌に引き寄せられ

「黒狩り」

鎌を素早く横に振るってヘルハウンドを一掃した

「よし!雷の一槍よここに。雷槍」

そして目の前のオークにめがけて槍を持った男が雷を纏った槍でオークに襲い掛かり

ドン

「グォォ!」

オークの頭を吹き飛ばした



「おー!確かに連携力がすごいな」

戦闘を見ていた零はそう漏らす

「今回はモンスターの質も量も高くないからヒーラーは動いてないけど、本来はその連携もすごいわよ」

「そういえば、回復系の魔法持ちってどれくらいいるんですか?」

零はふとそう聞く

「7人ね。ここの班に2人、海岸防衛に2人、フリーが2人で最後に麗奈ちゃんね。フリーの子は遠征についていくこともあるわね」

「なるほど、、、回復魔法はかなり貴重なのか」

(となると、回復薬って結構重要なんじゃ?これ言わなくていいのか?)

そう考えていると

「終わったみたいね」

モンスターとの戦闘が終了したようだ

「じゃー、合流しましょ」

「あ、はい」

(まー、また今度でいいか)

そうして零は蓮花の後を追っていくのであった

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