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海岸防衛 4

「ふー、今日で一週間か」

海岸防衛に零が参加して一週間が経った

(連携力、、、特に、援護する技術が上がったな)

零はこの一週間で連携力を大きく上げた。特に他者が戦っているときの援護に至ってはすでに連携と呼べるものまでになった

「シーサーペントは俺が水斬で遠距離から大ダメージ与えてほかのみんなで処理できる。マーメイドは早坂さんが狙撃するから問題ないと」

零がそう漏らすと

トントン

零の肩が叩かれた

「ん?」

零は耳栓を取りながら後ろを振り向く

「今日で一週間だが調子はどう?」

後ろには早坂がおり、そう話しかけてきた

「目的の連携力を鍛えることができました」

零は嬉しそうにそう言う

「それはよかった、、、今日でひとまず海上防衛に参加するのは最後になるな」

「ええ。一週間お世話になりました」

「、、、少し相談なんだが、月詠君の戦闘スタイルは近接主体だよな」

早坂は空気を入れ替えてそう聞いた

「え?そうですね。一応魔法での遠距離もできますけど、基本的には近接ですね」

零はそう返す

「なら、ガンカタやってみないか?」

そして早坂はそう零に告げた

「え?ガンカタ?」

零は目を点にした

「あ、ガンカタって言うのは

早坂は零がガンカタを知らないと思い説明しようする

「いや!ガンカタ走ってますよ。銃と武術を混ぜたやつですよね」

「お!知ってたんだ」

「知ってますけど、、、え?俺にガンカタをやれと?」

「どうせなら、やってみてもいいかなって思ってな」

そう言って早坂はなんと

「は?!け、拳銃?!」

拳銃を手渡した

「警察の拳銃だ。これ使ってガンカタやってみたらどうだ?」

早坂は零にそう勧める

「なるほど、、、」

零は深く考え込む

(拳銃は火力も利点だが、それ以上に攻撃速度の点が大きすぎる。物によるが秒速340mの攻撃はとんでもなく強い。だけどなー)

「俺のスタイルに合ってると思えないし、将来的に使うことないだろうし、、、うん。やめておきます」

そうして零はそう答え拳銃を早坂に返した

「なるほどな、、、確かに、将来的に拳銃が聞かない相手が出てくるだろうな。それは自分も気になっていたんだよな、、、自分は当分の間は有用だからと割り切っているが、、、ま、ほしかったら言ってくれ」

そう言って早坂は苦笑いした

その時だった

「「マーメイドだ!!」」

桟橋の奥からそう叫び声が聞こえた

「マジか!」

「行くよ!」

「はい!」

ビュン

零は一瞬のうちに桟橋の奥にたどり着く

「よし、、、ん?」

そして零は海を見たのだが

「あれ?」

零は首を傾げた 同時に

「とんでもない速さだな」

早坂も桟橋の奥に到着した

「あの、、、あれって」

零はマーメイドを指さしてそう言う

「ん?どうした、、、ん?」

早坂がマーメイドを見ると

「なんか普通のと違う?」

普通のマーメイドよりも二回り体形が大きく、どこか覇気のあるマーメイドだった

「レアモンスターだな」

「噓だろ、、、まずくないですか」

早坂の言葉に零は唖然とした

「マーメイドのレアはダメだろ」

早坂はそう言うと

「耳栓つけな」

ガチャ

零にそう指示を出して拳銃を構え

ドン

発砲した

「うぉ!」

耳元で爆音が鳴った零は悲鳴を上げる

「あ、ごめん」

「いえ、、、効いてるみたいですね」

銃弾はマーメイドの頭部に当たり出血した

「よし」

「一撃で、、、すごいな」

早坂の腕前に零が驚嘆の声を上げる だが

(レアモンスターがあんなあっさりと討伐できるか?)

零はそう考えた だからこそ

「!、水斬」

ドカン

その攻撃に対応することができた

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