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海岸防衛 1

スパン

「よし!次は?!」

そう言うと右から手を上げる女性が居た

「了解!」

ビュン

それを見た零は即座にそちらに向かう

スパン

「ヒュー!」

遠征から一夜明け零は

「これが海岸防衛か、、、地獄とは言わないが、重労働だな」

海に面する北拠点の防衛に参加していた

「中々にキツイな」

そう言いながら零はモンスターを狩っていく


なぜ零が北拠点の防衛に参加しているかというかと、それは今日の朝までさかのぼる



朝 食堂

「今日何しようかな?」

朝起きた零は食堂でそうつぶやいた

(特訓しようにも、現状できることはモンスター狩りぐらいなんだよなー)

そんなことを考えながら朝飯を食べるいると

「あ、居た居た」

後ろから声がかかった

「ん?早坂さん?」

その声の主は早坂だった

「おはよう」

「おはようございます、、、何か用でも?」

零が首をかしげそう聞く

「ああ。まずは昨日の遠征お疲れ様。エリアボスとも戦闘したと聞いたが、、、さすがだな」

「ありがとうございます、、、俺としては横須賀で接敵した竜がレギオンの可能性がほぼ確実だってことのほうが驚きでしたけどね」

早坂のねぎらいに零は苦笑いしてそう答える

「それで要件なんだが、林田さんから聞いたが他者との連携を鍛えたいんだってな」

「え?はい」

「そこでなんだが、北拠点の防衛に参加しないか?あそこの防衛は連携が大事だから、鍛えることができるはずだ。だから1週間来ないか」

早坂はそう言って軽く笑みを浮かべた

「なるほど!確かに北の拠点防衛は相当な激戦になるだろうから鍛えるにはいい環境ですね!でも、セイレーン来たらまずくないですか?出現頻度は低いとは言っても出てきて俺が洗脳されたらトンデモに事になりますよね。俺、ここで最強クラスですから、、、いくら洗脳されて判断力とか失ったとしても、、、」

対して零は納得しながらも心配そうにそう言う

「それは自分も思ったから、対策を用意した」

そう言って早坂は服のポケットからあるものを取り出した それは

「耳栓?」

耳栓だった

「セイレーンの精神支配は歌声さえ聞かなければうこうかできるんだよ。耳栓つけて戦えば問題ないんだよ」

早坂は少し得意げにそう説明する

「、、、いや、それでどう連携取れと?というか、音聞こえないって俺に死ねと?」

それを聞いた零は嘘だろといった様子でそう言う

「大丈夫でしょ、エリアボスと差しでやってるんだし。個人戦じゃないから背中を守る仲間もいるし、問題ないよ」

「そう、、、ですか、、、」

早坂の言葉を聞いて零は少し考えこむ

(さすがにやばいか?いや、今の俺なら問題ないか。それにもっとやばいことやってるし)

そう結論を出した

「じゃー、お願いします」

「了解!じゃー、ご飯食べ終わったら北の左拠点に来てくれ」

そう言って早坂は去っていった


「さーて、、、個人戦はやめて集団戦のお勉強と行きますか」

そう言って零は笑みを浮かべた

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