裏話
「つまり、、、横須賀に神奈川県のレギオンモンスターがいる可能性が極めた高いってことだな」
渡部が確認するように聞く
「ああ。場所と大きさ、、、あとは、零が歯が立たなかったことを考えるとほぼ確実にレギオンモンスターだと思うぞ」
林田はそう答える
「なるほど、、、月詠はどう思う?」
「俺は、レギオンだと思う。川崎で戦った大鬼は恐怖を覚えなかったが、横須賀の竜には心の底からの恐怖を覚えた、、、次元が違う」
渡部の質問に零はそう答える
「、、、なるほどな。まー、レギオンどころかエリアモンスターすら倒せずにいるんだ、、、今は気にすることじゃないな。じゃー、ひとまず、少しの間は休んでいてくれ。何か用があったらこっちから出向くから」
渡部はそう結論を出し、零にそう言う
「了解。じゃー、またな」
そう言って零は会議室から出ていく
「月詠をボスタラテクトと闘わせるって、、、どうやって安全にする気なんだ?」
零が会議室から出たのを見て渡部がそう口火を切る
「蓮花に技術を叩き込んでもらう」
対して林田はそう答えた
「あー!そういうこと」
「確かにそれなら格段に戦闘力が上がるかもだし、月詠君の信用調査も一気にできますから一石二鳥ですね」
話を聞いていた立花姉妹が納得する
「月詠、戦闘技術低いのか?」
渡部が不思議そうにそう聞く
「いや、高いな。早坂と同等と俺は見てる」
「なら、蓮花さんが師事してもあまり意味ないんじゃ?」
「我流だからだよ。しっかりとした型を習得すれば格段に強くなると俺は考えてる」
渡部の疑問に林田はそう答える
「なるほど、、、てか、我流で早坂と同等の戦闘技術を身に着けてるって、マジで化け物だろ」
林田の説明に納得した渡部は同時に零のヤバさにあきれた様子だ
「味方になってくれればとんでもなく心強いけど、、、」
「敵になったら最悪なことに」
立花姉妹は恐怖を覚える
「そこは、もう俺たちじゃどうもできないだろ。そういえば、蓮花さんっていつ帰ってくるんだっけ?」
「えっと、、、今回の遠征は東京の調査で出たのは1か月前だから、、、そろそろ帰ってきそうですね」
渡部の質問に月花がそう返答する
「蓮花姉と月詠ってどっちが強いんだろ」
ふと陽花がそう言葉を漏らす
「ステータスは圧倒的に月詠のほうが上だけど、、、」
「蓮花お姉さんの戦闘技術もすごいから、、、どっちだろ?
渡部と月花も考え込む
「蓮花だな。蓮花の戦闘技術の差はステータス差を上回る」
林田はそう断言する
「どうなるんだろ?」
「まー、そろそろ帰ってくるだろうからそこで一回闘ってもらおうかな。にしても、零のバカみたいなステータスに蓮花さんのバカみたいな戦闘技術が付いたら無敵なんじゃないか?」
「最強になるだろうねー」
「間違いないと思います」
「だろうな」
「さーて、、、これからどうなるか」
渡部は笑みを浮かべてそうしめくくった




