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初めての遠征 4

「鬼、、、ですよね」

零が信じられないといった様子でそう漏らす

「鬼、、、だな」

林田も信じられないといった様子でそう返す

「あれがエリアボス、、、じゃないな!複数体いる!」

「嘘だろ、、、赤に青に黒と、、、種類が豊富すぎるだろ」

広場には赤い鬼だけでなく青い鬼と黒い鬼も存在していた

「各色、10体は居ない感じですね、、、エリアボスは居ないな」

「、、、横浜のエリアボスが蜘蛛って話はしたよな」

「え?はい」

突然林田がそういってきたのに零は反射的に返答する

「そこの眷属は主にエリアボスの蜘蛛にバフや回復をしたり、敵に毒を掛けてきたりっている感じなんだよ。あの鬼たちもそんな感じかもな」

そして林田はそう説明した

「、、、あの鬼たちもそんな感じかもと、、、マジか」

「ひとまず、エリアボスがどこにいるかだな、、、ん?」

林田はおもむろに双眼鏡を取り出した そして

「なるほどな」

そうつぶやいた

「どうしたんですか?」

零がそう聞くと

「これ使って広場のステージを見てみな」

そういって林田は零に双眼鏡を手渡す

「ん?」

手渡された双眼鏡を使ってステージを見る

(えっと、、、ん?)

そこには

「魔法陣?あれってモンスターの召喚の魔法陣だよな?」

箱根でも見たモンスターの召喚陣に酷似しているものが広場のステージ上にあった

(箱根のは青色だったけど、あれは赤いな)

「ああ。ただ、あれは通常のものじゃない、、、強力なモンスターが出てくるタイプの魔法陣だ。昔宝箱の前にいきなりあの魔方陣が出てきて危うく全滅しかけたという経験があるんだよな」

林田は苦虫を噛み潰したような顔でそう言う

「となると、、、あれがエリアボスの召喚陣とか、、、」

「あるな、、、というか確実にそうだろうな」

「「、、、」」

二人の間に沈黙が訪れる

「、、、俺が広場に突っ込んできましょうか?」

零がそう言って沈黙を破る

「っ!さすがにやばいだろ」

林田はそう言って止める しかし

「情報、必要でしょ」

そう言って零はショッピングモールそばの建物から飛び降りる

「お、おい!」

林田はそう言って止めようとするがすでに時遅し、零は地面に着地した

「くっ!生きて帰って来いよ!」


バタッ

「よし!竜の次は鬼が相手か、、、ああ、言ったが正直バカ怖いな」

零は恐怖に震えながらも進んでいく

(まー、鬼なんだ、物理攻撃は馬鹿みたいに高いだろう。となると、回避が絶対だな)

そう考え零は

「エアリアル」

風をまとった そして

「さて!行くぞ!」

ビュン

広場に突入した

「「グォ?!」」

鬼たちは突然の襲撃に驚愕の声を上げる

その隙を付いて

「居合・白蘭」

零は刀を鞘から一瞬のうちに引き抜き風をまとった刀筋を鬼の首を切り落とした

「よし!」

(練習した甲斐が合った!)

「ぐぉ!!」

零の近くにいた青鬼が零に殴りかかってくる しかし

「よっと」

ビュン

零は閃光のようなバックステップでその攻撃をかわす そして

「おら!」

ザシュ

「グォォ!」

素早く青鬼に一太刀浴びせた

「一撃は無理だったか、、、まー、良い」

ビュン

零は一気に加速してステージに向かう

「「グォオ!!」

オークが次々に攻撃してくるが

「遅い遅い!」

零はあっさりとかわしていく

(火力は高いが、速度はそこまで早くない、、、一気に抜ける)

零は鬼の速度が遅いと考えているがステータスに表したら200以上はあるので十分早いのである。

ちなみにこのステータスは箱根で零が戦ったエリートリザードマンと同等の敏捷である

「よし!そこだ」

そうこうしている内にステージまで残り30mまで迫っていた

「「グルォ!」」

だがステージの前に黒鬼二体が立ちはだかる

(あれは、避けれないな、、、しょうがないか)

零は刀を鞘に納めた そして

「居合・水蘭」

水斬・蘭と居合を組み合わせた新たな必殺技を放った 

そしてその一撃は

ザバン

「「グェェ!」」

黒鬼二体を切り裂き、吹き飛ばした

「よし!」

そして

「着いたぞ」

ステージ上についた

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