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温泉街探索

「まず、旅館を探索して使えそうな物を探すか」

 そう言うと零は旅館内を探索することにした


 45分後

「結構色々と見つかったな」

 旅館内を探索して見つかった物は


 ・包帯や絆創膏などの外傷治療品

 ・解熱剤や鎮痛剤なとの内傷治療品

 ・2ヶ月分の保存の利く飲食料

 ・2週間分の保存の利かない食料

              等だ

「ここまであるとは運が良いな。 後は」

 そう言うと零は朝飯のおにぎりを食べながら温泉街の地図を広げた

(俺が今いる旅館は温泉街から少し北の場所だ。温泉街に行くまで、200メートル、、、温泉街にモンスターが集まってると思うけど、注意は必要だな。 そして肝心の温泉街だが一周2キロのドーナツ状の構成だ。 お土産店や飲食店がほとんどだがどちらもこれから必要な物を得られる、、、問題は硫黄の匂いに毒が付与されてないかとどこまでモンスターがいるかどのレベルのモンスターがいるかだな)

 零は温泉街探索の目標と問題点を洗い出した そして

「ひとまず、1回ステータス確認後するか、、、ステータスオープン」


 月詠零

 物理攻撃 35+45

 魔法攻撃 30

 物理防御 35

 魔法防御 9

 俊敏   20

 魔力量 25/25

 スキル

 鑑定

 思考加速 レベル2


「かなりステータス上がったな、、、」

 零のステータスは昨晩の命懸けの戦闘でかなり上がっていた

 ちなみに思考加速のレベルが上がっているのは寝ようとしたときに上がった


「さて、行くか」

 ガラガラガラ

 零は旅館の玄関口から一歩ニ歩と歩みを進めた しかし三歩目を歩んだ瞬間突如旅館に振り返り

「安らかに寝てください」

 そう言って静かに黙祷した

「さて、行くか」

そうして零は再び歩みを始めた


「今のところ大丈夫そうだな」

(やっぱり、モンスターは温泉街に貯まってるのか)

温泉街に繋がる一本道を半分ほど歩い見たがモンスターとのエンカウントどころか気配すら感じない

「どんだけいるんだろ

ガサァ

「っ!」

零の右前から突如草が揺れる音がした

(何かいるな、、、ゴブリンにしては音も草の揺れも大きすぎるな、、、何だ)

零が音のした草の場所に目を向け、道に落ちてた小石を掴み

「おら!」

投げつけた

ボコ

「グゥエ!」

草むらに落ちた石に当たったモンスターが声を上げた そして

「グゥエ」

草むらから一匹の大型犬のようなモンスターが現れた

「狼、、、というよりは犬だな。 だとしても体長70cm近くあるとかやばすぎるだろ」

(思考加速、、、レベル上がって4倍になったんだから対応は出来るだろうけど、初見は怖いな)

零が思考加速を使いそう考え終わると同時に

「グゥア!」

モンスターが突っ込んできた

「よし、、、っ!」

シュ

(早!?)

進化した思考加速ですら犬型のモンスターの速度に初見で追いつけず紙一重で躱すのが限界だった

(犬型だし、早いとは思っていたが、、、ここまで早いとはな)

零は体勢を立て直しながらそう考えた

「だが、次は躱しざまに一太刀浴びせる」

そうして刺身包丁を構えた

同時に犬型のモンスターも体勢を低くして構えた そして

「ギャ!」

モンスターが突進してきた

「、、、そこだ!」

ズパン

「ギャ!」

突進を避けすれ違いざまに腹に一太刀浴びせた

「よし!これで終わりだ」

そしてトドメを刺すために体勢を崩したモンスターに突撃をした

(あの傷だ避けられたいだろうし、避けられても追撃できる! 反撃も牙か爪のどちらか。 防げる!)

そう考え零は刺身包丁を振り上げた

だか次の瞬間とんでもない技が零を襲った なんと

「グゥア!」

モンスターが口から炎を吹き出したのだ

「な!」

零は即座に回避行動を取るが

「グゥ!」

右足のズボンに引火してしまった

「熱!」

(火を吐いてきただと!)

零は持っていたペットボトルの水を振りかけて鎮火した しかし

「グゥア!」

その隙を突いてモンスターが飛びかかってきた

(不味い!だか!)

零はモンスターの爪を皮一枚で避け

「そこだ!」

モンスターの顎に思いっきりアッパーを食らわした

「グゥア!」

腹の傷もあったモンスターはその攻撃で絶命した


「はー、火を吐いてくる犬とかさしずめヘルハウンドだな」

零はそう言いながら自身の右足に目を移した

(問題はなさそうだな)

そう考え絆創膏を足に貼って再び歩みを進めた


だか零は知らなかった この先に絶望があるということを



温泉街

「、、、嘘だろ」

零の視線の先には

100体は優に超えるモンスターが温泉街を闊歩していた

「ゴブリンにヘルハウンド、、、あれはオークか。二足歩行で槍を持った爬虫類はリザードマンか?」

零は絶望的な光景に現実逃避していた

だかそこでとあることに気がついた

「ん? 各種族、別の種族を襲い合ってる?」

各種族、別の種族を襲い合っているということに気がついた

「ラッキー! あれなら行け、、、違う!」

零は一瞬笑みを浮かべたが次の瞬間絶望した 何故ならば

「各種族、長みたいなのがいる、、、ということはかなりの個体差があるってことだ。恐らく、モンスター同士でやり合って強化されて入ってるぞ」

というさらなる絶望を味わったからだ

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