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技の必要性

スパン スパン 

「ふんふっふふー」

零は鼻歌を歌いながらモンスターを狩っていく

(正直普通のモンスターならもはや敵じゃなくなってきたな)

零にはもはや普通のモンスターは敵ではなくなってきた

「エリアモンスターの恩恵を受けたモンスターってどれくらい強いのかはわからないが今の俺ならいけるかもな」

零がそんなことを考えながら進んでいく

(そういえば、早坂さんはフェンシングやってって言ってたな、、、俺も何かしら技術を取得できないかな?)

「現状俺ができる技といえるものって、、、草薙だけだよな」

零には炎や水などのような攻撃を刀などの刃で受け流すことのできる草薙ぐらいしか技が無いという状態なのだ

(居合でもやってみるか?エアリアルもあるしできそうだよな、、、ちょっとやってみるか)

そう言うと零は刀を鞘にしまい

「っ!」

刀から剣を一気に引き抜こうとする

だが

ガキ

「くそ!抜けねー」

多少刀を使っているだけの零では高速で刀を抜くことはできなかった

「さすがに練習しないと無理だな。練習は、、、林田さんに会ってからにするか」

そう言って零は歩みを再開する


「ここか」

数分歩いた零は林田が居るという倉庫群にたどり着いた

「にしても広いな」

倉庫群はかなりの大きさだ

(見た感じ基地と同等クラスの広さだよな)

「これは、林田さんを探し出すのは骨が折れそうだな」

そんなことを考え零が探そうとしたその時だった

ドカン

「あん?!」

倉庫群の奥から爆発音が聞こえた

(なんだ?煙とかは上がってないけど)

「一先ず行ってみるか」

零は爆発があった場所に向かう



「この辺だろうけど、、、」

爆発があったと思われる場所まで来た零は辺りを見回す すると

「ん?」

一つの人影が複数のオークと戦っていた その人影は

「居た!林田さん」

林田であった

(戦闘中に声をかけるのはまずいし見てるか)

零は戦闘が終わるのを待つことにした

「さてさて、幹部の実力見させてもらいますかね」

「「グォ!」」

オークが一斉に林田に襲い掛かる

対して林田は

「おら!」

持っていた大剣を一閃する

ズバン

「「グァ!」」

オークは一気に一刀両断された

「うぉ、、、すごい力だな」

(俺の通常攻撃よりも威力が上だな)

早坂のパワーに零は驚く

「早坂さん!」

零は物陰から出て林田のことを呼ぶ

「ん?おー!月読君じゃないか!」

林田は零に気が付きこちらに駆け寄ってくる

「どうしたんだ、こんなところまで?」

「今度の遠征で林田さんの班に配属になったんで、そのことでどうゆう流れなのかとか詳しいことを聞きたくて」

「なるほどな、、、まず、今回の遠征は小遠征という小規模、、、30キロくらいまでの距離で行われる。遠征での動きは指揮を執る人間によってさまざまだが、俺の場合は完全に殲滅役とサポート役を分けてるな」

「あー、なるほど、、、俺は、、、」

零が探るように聞くと

「もちろん、殲滅だ」

林田は笑顔でそういう

「ですよねー」

零はあきらめたようにそう言う

「そういえば、宿木から戦いぶりは聞いてるが、実際に見たことがないのは怖いな。少し戦ってみてくれないか」

「え?ああ、わかりました」

そうして零は1時間ほど倉庫群でモンスターとの戦闘を繰り広げた



「さて、、と」

「はい」

「バカクソ強いな、月読君」

零の圧倒的力を目の当たりにして林田はそう漏らす

「普通なら謙遜するべきなんでしょうけど、正直普通のモンスターならもはや敵なしですね」

「これなら、、、今度の遠征ちょっと月読君に負担かけてもいいか?」

「、、、いいですけど」

「、、、助かるわ。じゃー、俺はもう少しここにいるけど月読君は?」

「俺は帰って鍛えます。少し習得したい技ができたので」

そうして二人は別れることになった


「さて、、、1週間で覚えれるかだよな」

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