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朝食と次の指針

食堂

「もう大丈夫かな?」

北の基地から戻ってきた零は食堂に入った零はあたりを見回す

「うん、大丈夫そうだな」

食堂にはまだらながら人が朝食を取っている

「俺も貰うか」

そう言って零は食堂に入り

「すいません、朝ごはんって?」

食堂の担当にそう聞く

「あら、君は、、、あ、ごめんなさいね。今日の朝ごはんどうぞ」

そう言って米と焼き魚とみそ汁をお盆にのせて零に渡した

「ありがとうございます」

そうして零は近くの席に座り

「いただきます」

朝食を取り始めた

(うまいな)

そんなことを考えながらどんどん朝飯を食べていく


数分後

「ふーっ!美味かった。ごちそうさまでした」

朝飯を食べ終わった零はお盆を返そうと立ち上がろうとする しかし

「あ、やっぱりここにいた」

零の背後から声がかかる 声の主は

「ん?あ、宿木!おはよう」

「おはよう。昨日はよく眠れた?」

「おかげさまで」

「よかったわ。朝ごはん食べ終わったようだしちょっといいかしら」

「ああ、全然いいけど」

そうして二人は会議室に向かって行く


会議室

会議室には二人しかいない そして

「さて、呼んだ理由なんだけど、一週間後に遠征があるの」

宿木はそう切り出した

「なるほど」

零がうなずく

「月読君にはそれに参加してもらうことになったわ」

「っ!マジか」

零は宿木の発言に零の顔がゆがむ

「ん?そんな顔をしかめるほど?月読君ほどの戦闘力なら問題ないよ」

宿木が不思議そうにそう聞くと

「モンスターの戦闘って問題じゃなくて、連携が取れるかの心配がなー」

零はそう返す

「あー、そこは安心していいよ。月読君が入る班は林田さんのところだから」

「林田さんというと、、、あの、陽気な男の人か。確かに安心感はあるな」

林田という安心感のある名前が出てきて零の顔のこわばりが消える

「それに、林田さんの班は連携というよりは個々の実力を振るってそれをサポート役が軽く支援する感じだから問題ないよ」

宿木もそう言う

「今回の要件はそれの通達と説明なんだけど、最後に質問ってある?」

「特にないかな、、、あ!林田さんって普段どこにいるんだ?あって詳しい話を聞きたいんだけど」

「あー、林田さんなら、、、今日は昼から外でモンスター狩るって言ってたっけなー。多分南西の橋から出ると思うよ」

零の質問に宿木は少し考え、答える

「そうか、ありがと」

「じゃー、話も終わりだし、あとは好きにして大丈夫だよ」

「OK!じゃ、また今度」

そう言って零は会議室から出ていった



南西の橋

「ここで待ってれば会えるよな」

宿木から分かれた零は武装していたのでその足で南西の橋まで来ていた

(具体的な遠征の情報を貰わないと)

そんなことを考えていると

「あれ?君は確か、、、月読君か。元気そうだね」

「ここでの暮らしはどうかしら?」

橋の防衛をしていた男女が話しかけてきた

「はい、今まで一人で過ごしてきたのでゆっくり出来て過ごしやすいです」

零はそう答える

「よかったわ!それでそんな武装して一体どうしたの?」

「少し、林田さんに用があって、林田さん今日この橋通って戦闘に出ると聞いたのでここで待ってるんです。ついでに俺も外で鍛えようかなって」

女の質問に零はそう答える

「あー、なるほどな。ならちょうどさっき出ていったな。確かここから東に2キロの倉庫群辺りに行くって言ってたな」

「そうですか!じゃー、行ってきます」

男の話を聞いた零は駆け出していく

「「ちょ!」」

二人が止める声も聞こえず零は橋を渡っていくのであった

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