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箱根

「さて、、、出るか」

死線を何度も潜り抜けた昨日から一夜明け、零は歩き出すことにした のだが

「もともと熱海に行く予定だったんだが」

(箱根の山を軽く通る自動車道を使ってそのまま東京に行ったほうがよさそうなんだよねー、、、自動車道なら奇襲されることはほとんどないからものすごく安全なんだよな)

零はもともとの予定であった市街地を通って熱海に行く予定から自動車道を使って一気に東京まで行くルートを新たに考えた

(熱海クラスの都市だととんでもないレベルのモンスターが出てきかねないうえ数も多い上に行くまでにもなかなかのリスクがある、、、その点自動車道を使うなら行くまでのリスクは相当低いだろうし、東京まで行けば誰かに会えるだろ、4か月も誰とも話さないのきついし、、、)

「よし! 自動車道ルートで行くか」

自動車道を使うことを決めた

「じゃ、行くか!」

そうして零は歩みを進めていった


「いやー、、、モンスターが少ないおかげで観光できるな。芦ノ湖きれいだなー」

零は芦ノ湖に沿って移動しているのだがたまに(結構出てる)出てくるモンスターもあっさりと倒して、もはや観光気分だった

(なんで俺こんな世紀末な世界で観光してんだろ)

そんなことを考えながら零はふとあることに気が付いた

「世紀末状態になったら自衛隊とか動きそうなものだけど、ヘリですら見ないんだよな、、、なんでだ」

4か月間で一度もヘリを見ていなかったのだ

(自衛隊とかが機能してないということがありうるのか? いや、空を飛べない理由、、、例えばドラゴンとか、、、いや、そんなもの見たことないな)

「これ、東京に行く前に横須賀の海軍基地にでも行ってみるか」

そういうと零はカバンから地図を出した

(うーん、横須賀に行くとなると自動車道を使っていくとかなり回り道になるな、、、一先ず今は進むとするか)

零は道を見て一先ず進むことにした

「にしても、そろそろまともな武器が欲しいものだな。 刺身包丁は確かに悪くはないんだが、せめて日本刀ぐらい手に入らないかな」

いくらマグロなどを解体できる刺身包丁といえどさすがに零もまともな武器が欲しくなってきた 結果

(通り道にある箱根神社に一本ぐらいないかな)

神聖な神社からパクるという結構罰当たりなことを考えてしまった 

結果この後零は神罰を食らう羽目になるのだった


「よし! ここが箱根神社だな」

時速100キロ近くでで走れるようになった零は町を出て30分ほどで箱根神社に着くことができた

「さーて、失礼します」

零は宝物殿に入った(侵入) のだが

「使えそうなもの弓だけしかないな、、、いや、遠距離手に入ったのはうれしいんだが」

(矢ほとんどない上にかさばるよなー、、、弓とか学校行けば弓道部からパクれるしやめておくか)

現状使えそうなものは宝物殿には全くなかったのだった そして


「何もない!!」

神社を一周して探してもなにも見当たらないのであった

「神頼みはまずかったか」

神社でパクろうとしている時点で神頼みもくそもない

「はー、せめて平和の鳥居だっけ湖に刺さってる鳥居でも見に行くか」

(てか、冷静に考えてたら日本刀なんてものが神社にあるわけないか)

鳥居に向かいながらそんなことを考えいると鳥居が見えてきた

「おー! きれいだな」

零は鳥居に向かって走っていった 

そして鳥居の先端に到達したときだった

ザバン

「は?」

湖からリザードマンが飛び出てきた




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